バナナジャムの日持ち・保存期限|黒く変色は腐ってる?冷凍できる?

バナナは人気のフルーツですが、手作りジャムにすると長期保存することができます。そのまま食べるのが一般的なバナナは、加熱してジャムにすると濃厚な甘さが出て美味しいのです。自家製したバナナジャムは、どのくらい日持ちするのでしょうか?今回は、

  • バナナジャムの日持ち
  • バナナの栄養と効果・効能
  • バナナジャムは腐るとどうなる?
  • バナナジャムを長持ちさせる保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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バナナジャムとは?

“バナナジャム”は、バナナの果肉と砂糖を煮詰めて作ります。バナナはマレー半島が原産であるとされ、日本には明治時代に初めてバナナが輸入されました。その後バナナの輸入が自由になったのは1963年のことで、台湾から沢山のバナナが輸入されました。

ジャムは砂糖が水分を蓄えて腐敗を遅らせることを利用した保存の効く食材でもあります。ジャムは別名で”コンフィチュールとも呼ばれています。

ジャムの歴史・起源

日本で初めてジャムが製造されたのは明治10年のことで、東京・新宿の勧農局によってイチゴジャムが試作されました。その4年後に長野県が缶詰のイチゴジャムを企業として販売し、そこからジャムが徐々に普及するようになりました

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バナナの栄養

バナナは食べるとすぐにエネルギーに変わるので、スポーツ選手が試合前に食べる食材としても人気です。ビタミンB群が豊富で、エネルギー代謝を円滑にする働きがあります。

また、食物繊維は100gあたり26g含まれており、お通じにも効果的です。マグネシウムは果物の中でもトップクラスの含有量で、体の代謝作用全般で大きな役割を持っています。

  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ナイアシン:ナイアシンは、糖代謝、脂質代謝の補酵素としての働きで、エネルギー生成のサポートします。ナイアシン一つで複数の代謝工程をサポートするのが大きな特徴です。他にも肝臓におけるアルコール代謝の二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの分解を助けます。
  • マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。

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バナナジャムの日持ち

手作りバナナジャムの日持ちは、未開封か開封後かによって異なります。ジャムを作る際は、熱い状態でガラス製の瓶に入れ、熱いうちに蓋をすることで密閉状態にさせます。密閉状態が保たれている方が日持ちが良く、開封後は早めに食べるのが基本です。

バナナジャムの日持ち
  • 未開封…約半年
  • 開封後…約2週間
  • 冷凍……約1年

バナナジャムの日持ちは、未開封の密閉状態であれば常温保存で約半年開封後は冷蔵庫で約2週間、冷凍すれば約1年となっています。

開封後は空気に触れることで瓶の中に雑菌が入ることもあり、 冷蔵庫で保存していても腐る ことがあります。一度開けたらできるだけ早く消費しましょう。

バナナジャムは腐るとどうなる?

バナナジャムは腐るとどうなるのでしょうか?未開封でしっかり密閉できていれば腐ることはありませんが、未開封でも蓋の閉めが甘く隙間から空気が侵入している場合は腐ることもあります。腐ったジャムの見分け方はこちらです。

  • 白カビ・緑カビ・黒カビが生えている
  • 水分が分離して水っぽくなっている
  • バナナが黒く変色している
  • 変な臭いがする

ジャムは腐るとカビが生えやすく、白や緑・黒色といったカビがジャムや容器に生えてしまいます。カビが生える原因は、空気中に存在している菌が繁殖したことや、水分・温度などがあります。

ジャムの一部にカビが生えている場合、目に見えない菌がジャム中に付着している可能性があるので、カビた部分を取り除いても食べることはできません。

バナナジャムは変色しやすい!

バナナジャムはは煮詰めると茶色く変色することがありますが、バナナの性質によるものです。生のバナナをそのまま置いておくと、断面が茶色くなるのと同じです。

バナナに含まれる ポリフェノールが酸化したことが原因 で、腐っているわけではないので食べることができます。

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バナナジャムを長持ちさせる保存方法

手作りバナナジャムをできるだけ長持ちさせる保存方法についてご紹介します。上手く保存できれば半年〜1年も日持ちするので、バナナの大量消費にもオススメですよ。バナナジャム保存のコツはこちらです。

バナナジャム保存のコツ
  • 瓶の容器を煮沸消毒しておく
  • 熱いうちに瓶に入れ逆さにして冷ます
  • 開封後は必ず冷蔵庫に入れる
  • ジャムをすくう時は綺麗で乾いたスプーンを使う

ジャムを保存する上で大切なのは“煮沸消毒”“密閉保存”です。瓶などガラス製の容器でないと煮沸消毒できないので、タッパーはオススメしません。

また、 熱いうちに瓶に入れ逆さまにすることで空気の侵入を防ぎ、密閉することができます◎  開封後は綺麗なスプーンですくい、冬場でも必ず冷蔵庫で保存しましょう。

冷凍保存

ジャムを更に長持ちさせたい時は、冷凍保存もオススメです。ガラス製は冷凍できないので、冷凍保存する場合はジップロックなどの密閉袋かプラスチック製の容器に入れます。

プラスチック容器だと密閉できないので、密閉袋に入れて空気をしっかり抜く方をオススメします。冷凍保存の日持ちは約1年で、解凍後の日持ちは約2週間です。

注意

一度解凍した冷凍バナナジャムは、もう一度冷凍しない!小分けに冷凍しておくのが便利◎

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まとめ

この記事をまとめると

  • バナナジャムの日持ちは、未開封:約半年 / 開封後:約2週間 / 冷凍:約1年
  • バナナジャムを長持ちさせるコツは、①煮沸消毒 ②密閉保存
  • バナナジャムは腐ると、カビが生える・臭い・水っぽくなる

バナナジャムは家庭でも簡単に作ることができるので、是非旬の季節に作り置きしてみましょう♩安くて手頃なフルーツなのでオススメですよ。

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