スプラウトは小さいながらも栄養価の高い野菜の一つで、安価なところも魅力です。その栄養成分による効果には、どんなものがあるのでしょうか?また、スプラウトは家庭でも簡単に栽培することができます。今回は、
- スプラウトの栄養成分 / 味
- 家庭栽培のコツ!
- オススメの食べ方はコレ!
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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スプラウトって何?その栄養成分は?
「スプラウト」とは、人工的に穀類・豆類・野菜類の種を発芽させたものを指します。スプラウトの歴史は新しく、1997年にアメリカの予防医学の権威が開発しました。
それから2年後の1999年には日本でも4種のスプラウトを開発し、ブロッコリースプラウトなど新しい野菜が加わました。
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「スプラウト」は植物の新芽のこと!
スプラウト=植物の新芽のことなので、どの植物の新芽でもスプラウトと言います。そのため、”スプラウト”として販売されている野菜は、大根やブロッコリーなど色々です。日本ではブロッコリースプラウトが特に人気となっています。
その栄養は?
スプラウトの栄養価は高く、ビタミン類に優れています。強い抗酸化作用を持つビタミンEや、ビタミンK・ビタミンB群も豊富で「野菜の王様」と言われるほどです。
また、スプラウトには“スルフォラファン”という成分が含まれており、体内の解毒酵素や抗酸化酵素の生成を促進する働きがあります。
珍しい栄養素としては“モリブデン”もあります。モリブデンは肝臓や腎臓に多く存在しており、体内での代謝や体の中に入った有害物質を分解する酵素の成分として必要なミネラルです。鉄分の働きを高め、造血に関わる作用もあります。
カビ臭いのは食べられる?
スプラウトを購入後、パックの中がカビ臭いことがあります。スプラウトはたいていスポンジにくっついた状態で販売されており、古くなっているとその水分によってカビが生えていることがあります。もしもカビが生えている場合は、残念ですが廃棄しましょう。
スプラウト栽培に挑戦しよう
スプラウトは1パック50円ほどで販売されている安価な野菜ですが、家庭で栽培することも可能なんです!育てた自家製スプラウトを、サラダなど料理に使ってみませんか?
スプラウト栽培において必要なものや種の蒔き方・育て方のコツをご紹介します。
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準備するもの
スプラウト栽培で必要なものは下記になります。
- スプラウトの種
- 容器(→100均容器やペットボトルの底でもOK!)
- キッチンペーパー
- アルミホイル
- 霧吹き
ほとんど家庭にあるもので揃えられるのがスプラウト栽培の魅力です。種はホームセンターやネットで購入することができます。
種の蒔き方
まずは種を発芽させることで最初のステップです。今回は土を使わず、プラスチック容器の中で発芽させる方法をご紹介します。
- 容器の底にキッチンペーパーを敷く
- 種を容器に入れ、浸る程度の水を入れる
- 1〜2日で発芽するので、アルミホイルを被せて遮光する
発芽までは光が当たっていてもOKですが、発芽後はホイルで包んで遮光します。こうすることで芽がよく伸びるのです。
育て方のポイント
ある程度芽が伸びてきたらホイルをはずし、太陽の光が当たる場所に置きます。ここまでは芽が黄色をしていますが、日光に当てることで一気に緑色に色づきます!発芽後は霧吹きで1日に2度水を与えてください。食べられそうな大きさにまで伸びたらいざ収穫です!
スプラウトってどんな味?オススメの食べ方をご紹介
スプラウトの味や魅力、オススメの食べ方を最後にご紹介したいと思います。
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ほとんど味なし?シャキシャキ食感が魅力!
スプラウトは細く小さな新芽ですが、ほのかに辛味があるのが特徴です。ですが、ほとんど味がなく辛味も弱いのでクセがなくて食べやすい野菜です。
シャキシャキしているので食感のアクセントとしても良く、サラダに散りばめるだけでも彩り・栄養価共にアップします♩
「生で食べる」がオススメ
スプラウトに含まれるビタミン類や、ちょっと珍しい”スルフォラファン”、”モリブデン”といった栄養成分を効果的に摂るには、生で食べるのがオススメです。
栄養素の中には加熱することで効果が薄れてしまうものがあるので、生食しましょう。スプラウトは水耕栽培で育てられたものが多く、汚れはほとんどありません。また、農薬も不使用のものがほとんどなので、そのまま食べても心配ありません。
まとめ
「スプラウトの栄養と栽培方法」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- スプラウトはビタミン類が豊富で栄養価の高い野菜!美容効果・健康効果共に期待できる
- 家庭での栽培も簡単で、早ければ種まきから1週間で収穫することができる
スプラウトはサラダにちょこっとのせるだけでも彩りがよく、栄養バランスも良くなるので日常的に食べたい野菜です。スーパーでも通年販売されていますが、家庭栽培でも楽しく育てることができるので是非試してみてくださいね!
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