皆さんは紅茶に様々な健康効果があるということはご存知ですよね?一方で飲み過ぎると体に悪影響が出てしまうということはご存知ですか?今回の記事では紅茶が持っている効果と飲み過ぎてしまうと体にどんな悪影響を及ぼすのかについて紹介していきます。
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目次
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紅茶に含まれている成分
タンニン
紅茶に豊富に含まれている成分の中で一番メジャーなのがタンニンです。タンニンはポリフェノールの一種で渋みを感じる成分として知られています。紅茶に含まれているタンニンは他の成分と比較しても豊富に含まれており、紅茶の約1割から2割程度がタンニンであることがわかりました。
<タンニンの作用>
- 抗癌作用
- 殺菌作用
- 抗酸化作用
- 鉄分の吸収を抑える
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カフェイン
カフェインといえばコーヒーのイメージが強いですが紅茶にもたくさんのカフェインが含まれています。紅茶のカフェイン含有量は約3.3%ほどと言われています。カフェインには強い利尿作用や覚醒作用、ダイエット促進効果があります。特にカフェイン摂取後に運動すると脂肪の排出を促してくれるなどの嬉しい効果を持ちます。
テアニン
テアニンはタンパク質に含まれているアミノ酸の一種で紅茶の旨みを引き出してくれる作用で。種類によって200mgから800mgと差があるのが特徴的で、テアニンがたくさん入っていると甘みの強い紅茶になります。
紅茶による嬉しい健康効果
血糖値のコントロールができる
昨今の欧米化した食生活では血糖値が高くなりやすいといった影響が出ています。そんな中で紅茶には血糖値をコントロールしてくれる素晴らしい栄養があります。
脂質の吸収を抑えることができる
紅茶に含まれるポリフェノールは脂肪の分解を促進してくれます。さらにカフェインも脂肪の排泄を促進してくれるので、体に脂肪が溜まりづらい環境を作ってくれます。同じ茶葉から作られる緑茶やウーロン茶に比べても、発酵を行う紅茶が最も脂肪の吸収を抑えてくれる様です。
高いリラックス効果、アンチエイジング効果
紅茶を飲むことで高いリラックス効果を得ることができます。香りを嗅いだだけでも鎮静作用が働き、筋肉がスッとと緩むのを感じることができますよ。また紅茶に多く含まれるポリフェノールは高い抗酸化作用を持っているため、体を錆びさせる活性酸素という老化の原因物質を抑えることができます。
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本当は怖い!紅茶を過剰摂取することによるデメリット!
タンニンによる鉄欠乏貧血
タンニンは鉄の吸収を阻害する作用を持っています。そのため大量に摂取してしまうと鉄の吸収が阻害され血液がうまく作れなくなってしまうのです。生理中の女性やもともと貧血気味の方は紅茶を飲む際に注意した方が良さそうですね。鉄欠乏貧血になると気持ち悪くなったり、吐き気を催したり、めまいで立っていられなくなったりなど様々な悪影響を引き起こします。
カフェインの過剰摂取
紅茶に含まれるカフェインの量は他に比べるとやや少なめに感じますが、紅茶の飲みやすさと合わさることで過剰に摂取してしまう可能性が出てきます。
カフェインの過剰摂取による悪影響は様々あり
- めまい
- 心拍数の増加
- 不安や震えなどの精神的な問題
- 不眠
などが言われています。
タンニンやカフェインの過剰摂取にならないよう紅茶は1日多く飲んでも2~3杯までに抑えましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- 紅茶はでも健康効果の高い飲み物で、うまく使えば私たちの生活をサポートしてくれる!
- 1日2~3杯までに抑えておこう!
- 貧血の疑いがある人やカフェインで体調が悪くなる人は控えた方が良い。
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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