蕎麦は日本人の食事には欠かせない麺類の一つですが、蕎麦が原因で腹痛や下痢を起こす可能性があることを知っていますか?中には強いアレルギー反応を起こす人もいます。今回は、
- 蕎麦で腹痛・下痢になる?
- 蕎麦アレルギーの症状
- 蕎麦を食べ過ぎると太る?
- 1日の摂取目安量は?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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蕎麦で腹痛・下痢になるって本当?
蕎麦を食べると腹痛や下痢を起こす可能性があることを知っていますか?蕎麦はつるんと食べることができる麺類ですが、消化には良いのでしょうか?また、腹痛や下痢の原因はなんなのでしょうか?
蕎麦は消化しやすい?
蕎麦が消化しやすい食べ物かどうかと聞かれると、”良いというわけではない”というのが答えです。どちらかと言うと、うどんの方が消化がよく、風邪など胃腸が弱っている時の蕎麦はあまりオススメではありません。
かといって消化しにくい食材というわけでもないので安心しましょう。体調不良の際は、うどんやお粥が良いですよ。
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蕎麦アレルギーの可能性
蕎麦を食べて腹痛や下痢となる人は、蕎麦アレルギーの可能性が大きいです。食物アレルギーには様々な種類がありますが、蕎麦アレルギーは他のアレルギーと比べて重篤化しやすいアレルギーと言われています。
食べて症状を発症する以外にも、 空気中に飛んでいる蕎麦の成分を吸い込むことによってアレルギー症状を発症するケース もあります。また、発症する人の年齢層も幅広く、子供から高齢者まで様々です。
ちなみに、食べ物の蕎麦だけではなく、枕の中身として使用されている「そばがら」によってアレルギーを引き起こすこともあります。次では、具体的な症状についてご紹介いたします。
蕎麦アレルギーの症状は?
蕎麦アレルギーは重篤化しやすいので甘くみてはいけません。主なアレルギー症状を見ていきましょう。
蕁麻疹
蕁麻疹は食品アレルギーの中でも特に発症しやすい症状で、顔や体に痒みを伴う発疹が出ます。食べてから発症するまでの時間は、食後数分〜2時間程度と言われています。
くしゃみ・鼻水
くしゃみや鼻水など、鼻に関わる症状も蕎麦アレルギー症状の一つです。
嘔吐・吐き気
嘔吐や吐き気もまた、蕎麦アレルギー症状の一つとなっています。
アナフィラキシー
蕎麦アレルギーをはじめとするアレルギー症状の中で、一番怖いとされるのがアナフィラキシーです。重篤化した場合に見られるもので、外来抗体に対して免疫が過剰に反応してしまい、複数の臓器に強いアレルギー症状が急激に表れることをいいます。
アナフィラキシーが起こると気道が腫れ上がり、呼吸困難に陥って最悪の場合命を落とすことも。最初は蕁麻疹など軽い症状でも、突発的にアナフィラキシーが起こることもあるので注意が必要です。
蕎麦を食べ過ぎると太る?
蕎麦アレルギーの症状や怖さについてはわかりましたが、食べ過ぎると太る食材なのでしょうか?
蕎麦は、種類によって太りにくい・太りやすいが分かれます。蕎麦の中には蕎麦粉100%でできた十割蕎麦や、蕎麦粉と小麦粉を混ぜ合わせたものがあります。蕎麦粉の量が多いほど太りにくく、小麦粉の量が多いほど太りやすい蕎麦です。
ダイエット中にオススメなのは蕎麦粉100%の十割蕎麦で、小麦粉と比べ食物繊維が多く、食べても蓄積されにくい種類です。
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1日の蕎麦の摂取目安量は?
1日の蕎麦の摂取目安量ですが、100〜200gとなっています。市販されている乾麺の蕎麦はたいてい、100gごとに包まれているかと思います。
人束で1食分なので、それを目安に食べましょう。パンやピザ・パスタなど、この麦たっぷりの食材と比べると太りにくいので、ぜひ食事に取り入れてみてくださいね。
まとめ
「蕎麦で腹痛や下痢になる原因」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 蕎麦で腹痛や下痢を起こすのは、蕎麦アレルギーの可能性が大!
- 蕎麦アレルギーは他の食物アレルギーと比べて重篤化しやすく、命に関わるアナフィラキシーを起こすことも
- 蕎麦によるアレルギー症状には、蕁麻疹・吐き気・嘔吐・くしゃみなどがある
蕎麦はつるんと食べられる手軽な食品ですが、人によってはアレルギー反応を起こす可能性もあるので注意してください。特に、初めて食べるお子様には少量ずつ様子をみながら与えるようにしてくださいね!
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