塩に賞味期限はありませんが、保存しているとカチカチに固くなること、ありませんか?削れば使えますが、できれば買ってきた時のサラサラの状態で使いたいものですよね。そこで今回は、
- 塩が固まる原因 / 防ぐ方法は?
- 100均で解決!固まらないグッズ
- 固まった塩をサラサラにする方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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塩が固まる理由は何?
塩が固まる原因はズバリ湿気です。湿度が高くなると小さな水分が塩の周りに付着し、塩が溶け出します。やがて湿度が下がると水分は乾燥し、表面に結晶として出てきます。
湿度が上がったり下がったりすることで溶ける→結晶→溶ける→再結晶を繰り返し、やがて塊となる流れです。つまり、湿気を防ぐことができれば塩を固まらせず、サラサラの状態でキープすることができます。
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塩が固まるのを防ぐ予防方法
塩を湿気から守り、固まらせないためには容器選びも重要です。また、乾燥させる役割のものを塩と一緒に入れておくのも効果的ですよ。塩をサラサラに保つオススメの容器や、アイテムをご紹介します。
珪藻土容器 / 珪藻土を入れる
珪藻土は湿気や臭いを吸う効果があるものとして注目されていますが、 容器そのものが珪藻土でできた塩入れ も販売されています。
珪藻土は”海藻の殻”でできたもので、コースターやバスマットなど様々な物に加工されています。湿気を吸ってくれる珪藻土容器に塩を入れることで、塩に水分が付着して結晶かするのを防いでくれます。
容器そのものが珪藻土ではなくても、小さな珪藻土を容器の中に入れておくことでも固まるのを防ぐことができます。最近は珪藻土スティックや丸型の小さな珪藻土が販売されており、手軽に買うことができます。
密閉できるビンに入れる
塩は蓋が簡単に開くプラスチック製の容器に入れている方も多いかと思いますが、開閉する時以外でも湿気が入り込むため固まりやすいです。できるだけ湿気に触れさせず保存するには、密閉できるビンの容器がオススメですよ。
お米 / パスタを入れる
珪藻土の代わりに、パスタやマカロニを一緒に入れても湿気を吸ってくれます。湿気を吸ったパスタやマカロニは、ふやけることがあるので交換しましょう。
パスタやマカロニ以外にも、お米も湿気を吸う食材です。お米を塩の中にパラパラ入れるだけで湿気問題を解決することができますよ。しかし、小さなお米は塩と一緒にすくってしまう事もあるので、大きなマカロニやパスタの方が便利かもしれません。
固まらないグッズは100均でも!
容器に入れるミニ型タイプの珪藻土は、100均でも販売されています。2個で100円など値段もお得なので是非チェックしてみてください。
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固まった塩をサラサラに戻す対処法
一度固まった塩をサラサラに戻す方法をいくつかご紹介したいと思います。使うたびに塊を砕くのはなかなか大変ですよね…!そこでオススメの解決法はこちらです。
電子レンジ加熱
固まった塩を電子レンジで加熱すると、水分が蒸発するのでサラサラ状態に戻すことができます。
フライパンで炒る
フライパンで乾煎りしても塩に付いた水分が抜けるのでオススメです。フライパンに水気が付いていないことを確認しましょう!
塩の正しい保存場所は?
後に、塩の正しい保存場所や保存方法についてご紹介します。塩は本来常温で保存できる調味料ですが、梅雨の時期や夏場などは特に湿気が高くなるので、夏季限定で冷蔵庫に入れるのがオススメです。
また、常温で保存する場合はIHやコンロの近くには置かず、比較的涼しく日光の当たらない戸棚の中で保存しましょう。
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まとめ
「塩が固まる原因&固まらない方法」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 塩が保存中に固まるのは、空気中の成分が付着して結晶化したことが原因
- 塩を固まらせない方法は、珪藻土を入れる・パスタ/マカロニなど湿気を吸うものを入れる
塩は保存していると短期間でも塊ができてしまうので、珪藻土を入れるなどして工夫してみましょう。特に夏の時期は部屋の湿度が高まり、塩も固まりやすくなるので注意してくださいね!
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