皆さんは妊娠中に食べてはいけない食品に「ナチュラルチーズ」が含まれていることをご存知ですか?一体これはどうしてなのでしょうか?
今回の記事ではなぜ妊娠中はナチュラルチーズを食べてはいけないのか、 どんなチーズなら食べても良いのかについて紹介していきます。
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目次
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なぜチーズを食べてはいけないのか?
リステリア菌による食中毒の危険があるから
そもそもリステリア菌とは何なのでしょうか?
妊婦は成人の約1000倍近く感受性が高くなるなんて怖いですね。
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プロセスチーズなら食べてもOK!
ちなみにリステリア菌は熱に弱い菌であるため、加熱加工されているプロセスチーズに関してはリステリア菌の心配をする必要はありません。
ちなみにプロセスチーズとナチュラルチーズの二つに分けられますが、プロセスチーズはナチュラルチーズの一部を加熱処理して加工したものを言います。
国内産なら食べてもいいって本当?
日本の法律では加熱殺菌することが決まっているから
海外製品とは違い日本の法律ではチーズなどすべての乳製品は加熱殺菌することが義務づけられています。
先ほども申し上げた通りリステリア菌は熱に弱いといった特徴があります。なので日本のナチュラルチーズに関してはリステリア菌の心配は必要ありません。乳製品を製造している大手メーカーのQ&Aでも加熱殺菌をしっかりしているためナチュラルチーズを食べても問題ありませんといった回答がなされています。
日本では超高温瞬間殺菌(UHT)が主流で、市販されている牛乳の9割以上がこの殺菌方法で処理されています。牛乳は、殺菌温度と殺菌時間を容器に表示するよう義務づけられています。牛乳の成分は、UHT殺菌のような高温での加熱でも大きく変化することはありません。たんぱく質は変性しますが、栄養価にも変化はありません。たんぱく質の変性とは、卵を加熱してゆで卵や目玉焼きにするのと同じように、たんぱく質の立体構造が変化することで、かえって消化吸収率はアップします。※引用:明治乳業ホームページより
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海外産でも殺菌乳なら心配いらない
日本製のナチュラルチーズは加熱処理が義務付けられていますが、日本に流通している海外産のナチュラルチーズは全てがダメなのかと言うとそうでもありません。
基本的には海外製のナチュラルチーズは避けた方が良いですが、殺菌済みの乳を使っていると確認できたものに関しては口にしても問題ないと言えるでしょう。
以下に殺菌乳を使用しているかどうかを調べてまとめてみたので参考にしてください。
<海外産の乳業メーカー>
- コストコ:殺菌乳を使用しているため問題なし。
- kiri:加熱処理を行っているため問題なし。
- ネット通販で売っている海外のチーズ:危険性があるため食べない方が良い。
<日本の乳業メーカー>
日本製のチーズは全て加熱殺菌されているため安心して食べることができます。
このようにチーズを選ぶ際に注意すべきものはネット通販などで売っている中小企業が輸入している海外のチーズの場合のみです。
日本では案外それほど気にしなくてもいいのではないか?と思った方も多いと思いますが、そもそもチーズにはカロリーや塩分も豊富に含まれているため、食べ過ぎには注意した方が良いですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?少しでも安心して食品を食べることができるようにこれからも様々な知識を紹介していきますね!
この記事をまとめると
- 加熱していないナチュラルチーズはリステリア菌が潜んでいる可能性がある!
- 日本の大手メーカーが販売しているナチュラルチーズは加熱殺菌が義務付けられているため安心して食べることができる!
- ネット通販などで注文した海外産の輸入チーズは控えたほうが良い!
今回のように食品についての様々な知識をシェアしております。他にもたくさんの記事を掲載していますのでご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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