ローストビーフを肩ロースで作ってみたら固い!そんな経験をした方はいませんか?柔らかいローストビーフ作りには、どんなコツが必要なのでしょうか?今回は、
- ローストビーフは肩ロースだと固い!
- 固くなる理由 / 対処法
- ローストビーフにオススメの部位
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ローストビーフの部位はどこ?
ローストビーフはクリスマスなどちょっとしたお家パーティーの際にも様になる料理の一つですが、どの部位で作るのが一番美味しいか知っていますか?牛肉で作ることはご存知かと思いますが、市販されているローストビーフのは赤身の多いモモやサーロインが使用されています。
いろいろな部位で作ることのできるローストビーフですが、脂肪分が多い箇所は冷めた時に固くなってしまいます。そのため赤身が多い部位で作られることが多いのです。
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ローストビーフは肩ロースだと固い!
ローストビーフを肩ロースで作ってみたら固い!そんな経験をしたことがある方が多いようです。肩ロースはローストビーフに不向きなのでしょうか?
肩ロースの特徴
肩ロースは背中から肩にかけた部位で、よく動かすためほどよい食感・歯ごたえがあるのが特徴です。味は濃厚で、すき焼きやしゃぶしゃぶなど薄切りにして使われることも多い部位です。
肩ロースが固くなる理由
肩ロースが固くなる理由には、脂肪繊維質という脂肪分を多く含んでいることが挙げられます。脂肪分は温かいと柔らかいものの、冷たいと固くなる性質を持っています。冷めたお肉の周りに白く脂分がつくのと同じ原理です。そのため、調理方法がちゃんとしていても肩ロースを使ったローストビーフは固くなりやすいのです。
ローストビーフが固くなる原因
使用する部位に関係なく、ローストビーフが固くなることもあります。その場合調理方法が間違っていることが原因なので、改善すれば柔らかくて美味しいローストビーフを作ることができます!固くなる原因を3つ見てみましょう。
加熱時間
1つ目の原因は加熱時間で、お肉に火を通せば通すほど固くなっていきます。ローストビーフはほどよい加熱時間を見極めるのが難しいところではありますが、加熱が足りないと生焼けによる食中毒の危険性もあるので塩梅が重要です。
切る方向
2つ目の原因は切る方向で、牛肉の繊維質に沿って切るのが正解なのですが、繊維に反して切ると食感は固くなります。こちらはすぐに対処できる原因ですね。
調理前常温に戻す
3つ目の原因は調理前に常温に戻していないことで、ローストビーフを作る時は冷蔵庫から出して常温に戻しておくのが一般的です。これによって加熱加減が変わり、仕上がりに差がでます。
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ローストビーフにおすすめの部位
ローストビーフを作るのにオススメの部位はどこなのでしょうか?肩ロースには固くなりやすい性質があるため、柔らかく作りたい時はこれらの部位を使用しましょう。
モモ
モモは市販のローストビーフでもよく使用されている部位で、脂肪分が少なく赤身が多いのでローストビーフ作りにぴったりの部位です!ローストビーフは冷めてから食べるものなので、赤身が多い方が柔らかく仕上がります。
ヒレ
ヒレは味が濃く、脂肪分が少なくて赤身も濃いのが特徴です。肉質が柔らかいので向いていますが、少々お値段は張ります。
サーロイン
サーロインと言えばステーキですが、ヒレよりもお値段が安く、柔らかく仕上がります。サーロインには脂肪分を持った部位とそうでない部位があるので、できるだけ脂肪分の少ないものを選ぶと良いですよ。
まとめ
「ローストビーフが固い原因とおすすめの部位」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 肩ロースには脂肪繊維質が多いため、冷めた脂肪が固くなることで食感に影響が出る
- ローストビーフに向いているお肉は、脂肪が少なく赤身が多い部位!
ローストビーフはちょっとしたパーティーで重宝する豪華なお家ご飯です。なかなか作るのは難しいと思うかもしれませんが、柔らかくてローストビーフ向きな部位を使用することで上手く仕上げることができますよ。
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