食品にはアルカリ性と酸性に分けることができますが、酸っぱいレモンはどちらに分類されるのでしょうか?今回は、
- レモンってアルカリ性?酸性?
- アルカリ性食品は癌に効く?
- アルカリ性 食品/ 酸性食品の果物とは
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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レモンってアルカリ性なの?酸性なの?
レモンは酸味の強い酸っぱい果物ですが、酸性ではなくアルカリ性に分類されます…!アルカリ性が酸性かは、その食材の「ph(ペーハー)」によって決められるのですが、 食品そのもののphではなく体内で吸収される時のphによります 。
水素イオン濃度の略称で、アルカリ性か酸性かを表す尺度となっている
レモンの成分
ここでレモンの成分について確認したいと思います。レモンの代表的な成分には、このようなものがあります。
- リモノイド…レモンを始めとする柑橘類に含まれ、レモンの苦味成分でもある。リモノイドは果肉や果汁よりも皮や種に含まれているため、皮ごと食べた時に苦味を感じやすいのが特徴。抗がん作用・悪玉コレステロール値を下げる効果を持つ
- リモネン…主に皮に含まれる成分で、レモンの香りの元となっている。がん細胞を抑制する働きを持つ。
- サルベストロールQ40…癌治療や癌予防の薬にも使用されている有効成分で、皮を中心に含有量が多い。
- クエン酸…酸っぱさの元で疲労回復効果や血流改善効果・冷え性改善効果を持つ。
レモンの成分といえば酸っぱいクエン酸なので、「クエン酸を持つレモン=酸性」と思う方が多いのではないでしょうか?
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レモンはなぜアルカリ性なの?
アルカリ性か酸性かを決めるph試験紙をレモンの断面につけると、色は酸性である赤色に変化します。この時点のレモンは酸性ですが、 食品のアルカリ性・酸性を決めるのは体内で吸収された後の性質 です。
野菜や果物の多くはカリウム・カルシウム・ナトリウムなどのアルカリ塩を含んでいるため、体内で吸収された後はアルカリ性になることが多いのです。
梅干し/お酢/牛乳もアルカリ性!
アルカリ性の食品の例として、梅干しやお酢・牛乳があります。牛乳にはカルシウムが多く含まれており、梅干しやお酢にはナトリウムが多く含まれています。そのため、体内で吸収された後はアルカリ性となります。
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アルカリ性食品の果物には何がある?
レモンはアルカリ性に分類される果物ですが、他にどんな果物がアルカリ性なのでしょうか?アルカリ性の果物は意外にもたくさんあります。
いちご | ぶどう | さくらんぼ | キウイ |
ラズベリー | スイカ | メロン | アボカド |
ブルーベリー | りんご | 柿 | パパイヤ |
パイナップル | マンゴー | バナナ | いちじく |
梨 | みかん | ライム | レモン |
果物はアルカリ性の方が多く、こんなにもたくさんの種類がアルカリ性となっています。
詳しくはこの記事をチェック!
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酸性食品の果物には何がある?
一方で酸性の果物には何があるのでしょうか?果物には美容効果・健康効果がありますが、酸性の果物は体を酸化させるため、疲れやすくなったり太りやすくなったりすることがあります。また、体内が酸化することで老化も進んでしまうのです。
酸性の果物は上記以外と思ってください。果物を食べる時は酸性よりもアルカリ性のものがオススメです。
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まとめ
「レモンは酸性?アルカリ性?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- レモンはアルカリ性に分類される果物!
- 食品のアルカリ性 / 酸性は、体内で吸収された後の性質で決まる
レモンは酸っぱいので酸性のイメージがありますが、実はアルカリ性に分類されます。アルカリ性の果物は意外にもたくさんあることもわかりました。食べ物がどっちに分類されるのか考えながら食べてみるのも面白いですよ。
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