ぎんなんの薄皮の栄養とは?銀杏の美味しい食べ方を紹介!食べ過ぎは危険なの?

皆さんは銀杏の実はお好きですか?一粒でも料理に入っていると秋を感じられる食材ですよね!そんな銀杏ですが詳しく栄養価やどのくらい食べても良いかを知っている人は少ないと思います。そこで今回は銀杏の栄養価や食べ方、食べ過ぎるとどうなるかといったことを紹介していきたいと思います!

スポンサードリンク

ぎんなん(銀杏)ってなに?

秋の風物詩「イチョウ」の実

秋も終わりに近づいてくると銀杏の木の下にたくさんの実が落ちていることがありますよね。銀杏の実は強烈な臭いがするので皆さんあまり良いイメージはないかもしれません。その臭い実の果肉をとり、さらに中に入っている種を割ると私たちの良くみる食材の「ぎんなん」が出てきます。

スポンサードリンク

栄養価がかなり高い!

銀杏はかなり栄養価が高くロテン・ビタミンC・カリウム・マグネシウム・リン・鉄などのミネラルが豊富に含まれています。

ビタミンCの効果はすごい!
ビタミンCは水溶性のビタミンの一つです。特筆すべき効果は「メラニン色素の生成を抑える効果」「ストレスや抑うつ症状の改善」「免疫力を高める」の3つです。メラニン色素とは黒い色素のことで、肌のシミの原因です。ビタミンCはすでに作られてしまった黒い色素を脱色してくれる「美肌効果」を持ちます。そんなビタミンCですが、ストレス社会で戦う現代人の心のサポートもしてくれるのです。心が弱ると体調も悪くなりますが、さらにビタミンCには免疫力を高める効果があり細菌やウイルスが体内に侵入するのを防いでくれます。また既に侵入してしまった細菌やウイルスを退治する働きももち、症状が長く続くのを抑えてくれます。まさにスーパー栄養素なのです。

ミネラルとは?
ミネラルとは、生体を構成する主要4元素である酸素・炭素・水素・窒素以外の総称で「無機質」とも呼ばれます。私たちの体を構成する元素は、およそ95%を主要4元素が占めており、ミネラルは残りの5%ほどです。しかしこのわずかなミネラルは、骨や筋肉の元となったり、体の調子を整えたりといった重要な役割を果たしています。ミネラルは体内で作ることができないため食事などから摂取する必要があるとされており、糖質・脂質・たんぱく質・ビタミンと並んで五大栄養素の一つにも数えられています。ミネラルは不足すると欠乏症などの問題が生じますが、一方で過剰に摂取することによっても問題が起こると言われています。「必須ミネラル」:ナトリウム、マグネシウム、リン、イオウ、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素※引用:トリムミズラボ

薄皮に栄養はあるの?

まだ研究中!

引用:下ごしらえ辞典 〜料理の下ごしらえと基本とコツ

銀杏の種を抜くと薄皮に包まれた実が出てきます。その実の方は食べられることが分かっていますが、薄皮はあまり見た目が良くないことから向いて捨ててしまっている人が多いですよね。うす皮に栄養があるから!というわけで食べてる人も多いようです。

ちなみに薄皮にどの栄養が含まれているか?と言う情報は見つかりませんでした。実際にあまり研究が進んでいない分野らしいのです。

スポンサードリンク

食べても大丈夫?

引用:クックパッド

ぎんなんの薄皮はもちろん食べてもOKです。くるみやアーモンドなどについている薄皮と同じだと考えると、薄皮にはポリフェノールが含んでいる可能性が高いです。食感が気にならない人は、薄皮ごと食べた方が高い抗酸化作用をもつポリフェノールを摂取できる可能性があるのでおすすめです!

ちなみに銀杏の薄皮は非常に取りにくいことで有名ですが、水に5分ほどつけてふやかすとペロリと簡単に取れますよ!

ポリフェノールとは
ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する苦味や色素の成分で、自然界に5,000種類以上あると言われています。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。ポリフェノールの種類はアントシアニン、カテキン、カカオポリフェノール、ルチン、フェルラ酸、コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)、クルクミン、ショウガオールなどがあります。なぜ植物にポリフェノールがあるのかというと植物にとってのストレス対抗手段として、ポリフェノールがあるのです。紫外線、低栄養、塩、乾燥、これらすべてが植物のストレスになります。こうしたストレスに対抗するために、植物は大切なエネルギーを使って、ポリフェノールなどの物質をつくっているのです。引用:ネスレHP,健康長寿ネット

ぎんなんは食べ過ぎ厳禁!

食べても良い量

銀杏はとても栄養価の高い食品です。大人でも銀杏をたくさん食べてしまうと消化不良を起こし、重症の場合は痙攣などの症状がでることがあります。多くても大人は一日10粒程度、子供は4〜5粒にしましょう。

スポンサードリンク

食べ過ぎると「中毒」を起こす

銀杏にはメチルピリドキシンという中毒物質が含まれています。解毒作用を持つ肝臓が十分に発達していない5歳以下の子供が食べてしまうと体に悪影響が出ると言われています。栄養価が高いといっても、小さいお子さんに銀杏をたくさん食べさせるのはやめた方が良いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ぎんなんは食べる量に注意さえすれば、美味しく安全に食べることができますよ!

この記事をまとめると

  • ぎんなんは非常に栄養価の高い食材!
  • 食べ過ぎると中毒症状を引き起こす可能性がある!
  • ぎんなんの薄皮に含まれる栄養素は確定してはいないが、ポリフェノールが豊富に含まれているという情報がある!

今回のように食品についての幅広い知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますのでよければ参考にしてみてください!

スポンサードリンク