「翼をさずける」のフレーズでお馴染みのエナジードリンク「レッドブル」。甘い飲み物ですが、カロリーや糖質は高いのでしょうか?その副作用や危険性についても着目しました。今回は、
- レッドブルの成分と効能
- カロリー / 糖分をサイズ別に比較!
- レッドブルは太る?体に悪い?
- 1日の目安量 / 致死量はある?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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レッドブルの成分と効能
引用:レッドブル
レッドブルは「翼をさずける」というキャッチフレーズの印象が強いですが、中身にはどんな成分が含まれているのか知らずに飲んでいる方も多いのではないでしょうか?レッドブルの成分とそれによる効能について見てみましょう。
レッドブルに含まれる成分
レッドブルの成分は、砂糖・ぶどう糖・酸味料・L-アルギニン・カフェイン・イノシトール・ナイアシン・パントテン酸Ca・ビタミンB6・ビタミンB2・ビタミンB12・香料・着色料(カラメル)となっています。
レッドブルに使用されている水は、オーストリアとスイスの間でとれる「アルプスの水」だそうです。砂糖類が多いため味は甘く、眠気防止のためカフェイン量も多いのが特徴です。通常サイズは250mlで、1本あたりのカロリーは115kcalです。
レッドブルによる効果
レッドブルに含まれるカフェインには、 脳神経を興奮させて眠気を防ぎ疲労感を回復する効果 があります。これがレッドブルの効果として一番代表的なものかと思います。
また、アルギニンには 免疫機能の向上や血流向上効果・筋肉を増やす効果 などがあります。ビタミンB群には 炭水化物や脂質などの代謝を良くし、エネルギー源となる働きを助ける効果 があります。
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レッドブルのカロリー・糖分はどのくらい?
レッドブルのカロリーや糖質はどのくらいなのでしょうか?缶のサイズ別にそれぞれの数値を見ていきましょう。
330ml<ロング缶>のカロリー/糖分
- カロリー…148.6kcal
- 糖質………36.4g
250mlのカロリー/糖分
- カロリー…115kcal
- 糖質………27g
185mlのカロリー/糖分
- カロリー…83.3kcal
- 糖質………20.4g
ノンシュガーのカロリー/糖分
- カロリー…0kcal
- 糖質………0g
レッドブルは太る?
サイズ別のカロリーと糖質をご紹介しましたが、高い数値と感じたのではないでしょうか?甘みを出すための甘味料が使用されているためカロリー・糖質ともに高く、飲み続けることで太ることがあります。
レッドブルの飲み過ぎは体に悪い?致死量はある?
レッドブルの飲み過ぎは体に影響が出ることもあります。集中力アップ効果が得られるレッドブルですが、その危険性について確認しましょう。
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カフェインの過剰摂取
レッドブルには1缶あたり80mgのカフェインが含まれており、何本も飲むことでカフェインの過剰摂取となります。カフェインの1日の摂取目安量は300mgと言われており、レッドブルに換算すると4本弱となりますが、1日のレッドブルは3本以内に抑えた方が良いでしょう。3本以内だからといって毎日飲み続けても大丈夫というわけではありません。
カフェインには依存性があり、カフェイン中毒となるとこのような症状が現れます。重症カフェイン中毒となると命の危険性もあります。
- 吐き気 / 嘔吐
- 手足のしびれ
- 動悸
- 悪寒
- 意識消失
- 心肺停止
肝臓に悪影響
レッドブル1缶に含まれる糖分は39gと多く、糖分が肝臓に与える負担はアルコールと同様と言われています。また、本来肝臓機能を向上させる働きのあるナイアシンは、過剰摂取することで肝臓にダメージを与えてしまいます。
死亡例も
日本や世界にはレッドブルによる死亡例もありますが、どちらもカフェインの過剰摂取によるものです。カフェインには中毒性があるので、レッドブルに限らず飲み過ぎには注意が必要です。
- アメリカで710mlのレッドブルを18時間以内に24本飲んだ男性が死亡
- 日本で深夜勤務の男性がレッドブルを常用していたところ死亡
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1日の摂取目安量
レッドブルの1日の摂取目安量は3本ですが、毎日3本飲み続けるのもあまり体に良くありません。飲む回数は時々に抑え、できるだけレッドブルに頼らないようにしましょう。
まとめ
「レッドブルは太る?危険性や副作用は?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- レッドブルは甘味料が使用されているためカロリー/糖質共に高い
- レッドブルを継続的に飲むことで太る可能性がある
- カフェインが多いのでカフェインの過剰摂取となる/肝臓にダメージを与える
レッドブルは集中力を高めるエナジードリンクとして世界170ヶ国以上で飲まれているものですが、危険性があることも覚えておきましょう。特に1日に何本も飲む場合はカフェイン中毒や肝臓へのダメージのリスクが高いので注意してください。
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