皆さんはカワハギの肝を食べたことはありますか?一度食べたことある人は「最高に美味しい!」「一度食べてからカワハギにハマった」「肝を食べるためだけにカワハギ釣りをするようになった」と言うことをよく聞きます。そんな人を熱狂させるほどのカワハギの肝。肝料理に関しては好き嫌いが激しいイメージがありますが、カワハギの肝は他の魚の肝や鳥のレバーなどに比べ甘くジューシーでとろける美味しさなんですよ!
今回はカワハギの肝について紹介していきます!しっかり下処理しないと危険も伴う食材なので一緒に勉強しましょうね!
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目次
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カワハギの肝は生と湯通しどっちで食べる?
カワハギの肝を調理する際に生で食べるのか湯通しで食べるのかといった疑問が必ず話題になります。実際どちらの方が良いのでしょうか?
重要なのは肝の鮮度
カワハギの肝はなんと鮮度がよければ生で食べることができるのです!どのくらい鮮度が良ければ生で食べれるのかと言うと、カワハギを釣ったその日のうちであれば食べることが可能といわれています。
肝は釣ってからすぐに鮮度が落ちていきます。なのでしっかり下処理をして保存するようにしましょう。
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生は寄生虫に注意!
アニサキスが怖い!
肝などの魚の内臓を食べる料理において、必ずついて回るのが寄生虫のアニサキス。カワハギの肝も例に漏れずアニサキスなどの寄生虫がいる場合があります。アニサキスは生きたまま人体に入ると胃や腸を傷つけてしまい激痛が走ると同時に、下痢や嘔吐が止まらなくなるなどの症状が出る可能性があります。小さい寄生虫だからといって甘く見ていると、とんでもない症状に見舞われる可能性があるのです。
アニサキス症を防ぐには
アニサキスによる食中毒をアニサキス症と言います。アニサキス症を防ぐには加熱処理や冷凍保存でアニサキスを死滅させる必要があります。
もしくは
・-20度で24時間以上冷凍する
この二つの方法でアニサキスは完全に活動を停止します。料亭や海鮮市場などのお店などはこれらの処理がきちんとされているので、安全に食べることができますが、自分で釣った魚の場合は注意して管理する必要があります。
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カワハギの肝は最高!
これくらいカワハギの肝は食べるのが難しい食材ではありますが、たくさんの人を虜にしている食材です。次はカワハギの肝を使ったおすすめのレシピを紹介していきますね!
湯通しした肝で作る肝醤油
カワハギの肝料理といったらこれというのが「肝醤油」です。生か湯通しした肝をなるべく手で触れないように包丁でたたきます。手で触れるときもの脂肪分が溶けてしまい、甘みも一緒に流れ落ちてしまうので注意してくださいね。一対一の割合で醤油と混ぜてカワハギの刺身を肝醤油につけて食べるのが一般的です。カワハギの肝を食べる際は外せない一品です!
ポン酢と和える肝ポン酢
肝ポン酢と言うと2種類の食べ方があります。一つは肝醤油と同じ要領でポン酢にあえてカワハギの刺身と一緒に食べる方法。もう一つはあん肝の要領で蒸して食べる方法です。もしアニサキスが怖い場合は蒸し料理にして食べると十分に火が通りますのでおすすめです。
寄生虫が怖いなら肝の煮付け
先ほど虫料理にすればアニサキスの被害を避けられるという話をしましたが、肝の煮付けにするのも良いです。肝の煮付けは様々な味のバリエーションがあるのでお好みの味を作ることができます。まるでフォアグラのような味わいでお酒やご飯が進む料理が完成しますよ!ぜひチャレンジしてみてください!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?一度食べたらやみつきになるカワハギの肝は自分で釣ったり、提供しているお店に行かないと食べることができないハードルはありますが、その分おいしさも最高級なので是非食べてみてください!
この記事をまとめると
- カワハギの肝は生で食べることが可能!
- 肝を食べる場合はアニサキスに注意!
- カワハギの肝料理は種類がたくさんある!
今回のように食材についての知識を紹介しています。他にもさまざまな記事を掲載していますので、是非興味のある方はご覧になってみてくださいね!
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