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普通自動車と軽自動車では、高速道路の料金体系はどう変わる?
高速道路は自動車専用道路だから、信号がありませんし、歩行者もいません。
だから速く走れるのでとっても便利。速度制限も普通自動車なら法定速度が時速100km。
でも、通行料が安くないことがたまにキズ。
そこで使いこなしたいのがETCです。ETCを使えばさまざまな割引で通行料がお安くなるケースもあるのです。
また、普通自動車と軽自動車では、料金体系はどう変わるのか。
高速道路の通行料について考えてみます。
参考動画【連休中の高速料金所。ETCなし車が長蛇の列】
普通車と軽自動車の高速料金が違う?
まず、一口に高速道路といいましても実は種類があるのです。大きく分けて2つ。
一つ目は、高速自動車国道という正式名称をもつ高速道路。
これは、日本道路公団の民営化で生まれた東日本・中日本・西日本の3社のNEXCOが運営する高速道路で、道路交通法上も制限速度が普通自動車で時速100kmとなる高速道路。よく知られるものとして 東名高速・名神高速などがあります。
もう一つは、首都高速道路や阪神高速道路などの都市高速が代表するような自動車専用道路があります。これらは、NEXCOの構想道路と同じく料金所で通行料を支払い専用道路に進入するのですが、単なる自動車専用道路であり、高速道路ではありません。ですから、速度制限もおおむね60kmまでとなっているのです。
したがって、これらの高速道路の料金体系もまったく違うものとなっているのです。
つまり、NEXCO管轄の高速道路では、軽自動車は一般的に普通自動車の8割となっていますが、それ以外の高速道路では軽自動車も普通自動車もおなじ料金なのです。
軽自動車のETC割引は?
NEXCOの高速道路には、ETCによるお得な割引がいくつかあります。通勤に便利な平日朝夕割引、土日祝日などの休日割引、毎日0~4時の利用には深夜割引などがあります。
これらの割引は、利用対象車種が定められているのですが、普通自動車と軽自動車はおなじ扱いを受けることができます。
つまり、軽自動車の場合は、普通自動車の料金から常に2割安いということなのです。
高速料金をお得にするには
以上のようなことから、高速料金をお得にするには、まずはETCカードを使うことが大前提となります。
そのうえで、平日朝夕割引や休日割引、深夜割引などをうまく活用できるように高速道路の使い方を吟味することが高速料金をお得にする秘訣なわけですね。
まとめ
とても便利な高速道路です。ついつい、その便利さだけを感じて利用してしまいがちですが、できれば計画的に高速道路の利用を考えておけば、意外にお安く利用ができることもあるということです。