カップラーメンの賞味期限切れはどれくらい?半年･1年･2年?容器が膨張していたら? |

スーパーやコンビニなどで簡単に手に入る便利なカップラーメン。最近は一人暮らしや忙しいサラリーマンの味方から、非常時の備蓄としてなど幅広く需要が出てきましたよね！味や種類もさまざまなバリエーションもあってどんどん進化しています。

今回は意外と知らないカップラーメンの賞味期限について解説していきたいと思います。

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1 カップラーメンの賞味期限ってどれくらい？
2 賞味期限と消費期限の定義
3 こうなっていたらたべるのをやめよう！
4 まとめ

カップラーメンの賞味期限ってどれくらい？

意外と短い！？

カップラーメンの保存可能期間ってどのくらいだと思いますか？フリーズドライのカップラーメンはどれもほぼ同じ、製造日として記入されている日付から「半年」となっているようです。種類やメーカーによってもほとんど差はありません。

どうでしょうか？カップラーメンっていったら数年ぐらい持ちそうなイメージがありましたよね。意外と短いなぁと思った方多いと思います。

そのほかにも、カップラーメンの他にも袋に入っていて鍋で調理する「袋麺」がありますね。こちらは、製造日から8ヶ月となっています。カップラーメンよりも少しだけ長めに設定されているようですね。

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保存食の見直しで賞味期限が増えた

実は保存食は2014年に賞味期限を伸ばすガイドラインが立てられました。その背景には、東日本大震災があります。震災の時に各地から様々な食品が被災地に集まりました。その中にはカップラーメンなどの即席麺がたくさんあったのですが、2014年以前の即席麺は賞味期限がもっと短かかったので、すぐに賞味期限が切れてしまっていました。

本来なら食べられるはずだった即席麺ですが、賞味期限が短く設定されていたことで被災地に集まった即席麺が大量に廃棄されてしまったという過去があり、賞味期限を見直そうという流れになったのですね。

保存食としては物足りないかも

製造年月日から半年しか持たないと言うと普通の食材であれば長く感じるところですが、カップラーメンなどの保存食から考えると少し短く感じてしまいますね。災害時に使用できる保存食はほとんどのものが数年保つことが分かっているので、カップラーメンは物足りなさを感じてしまいます。

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賞味期限と消費期限の定義

食品には賞味期限と消費期限というものがあるのをご存知ですか？具体的な定義について紹介していきます。

賞味期限とは

賞味期限とはいつまで美味しく食べれるかという期限を設定しているものです。なのでこの期限内ならば美味しく食べられるという意味で捉えていただいて構いません。賞味期限が設定されているものは、期限が切れていても食べることが可能です。

消費期限とは

美味しく食べられる期限を定めてある賞味期限とは違い、消費期限とはもっと安全性に重点を置いた期限の事を言います。食品として安全である期間を定めていますので、消費期限が切れていたら食べるのはやめた方が良いです。

カップラーメンの消費期限目安は？

カップラーメンに関しては長く保存ができる食品なので、消費期限が書いてないことが多いです。そのため消費期限が切れてしまったらもう食べられなくなってしまうのでは？といったイメージを持つ方が多いようです。実際は賞味期限を少し超えた程度では味に変化をもなく美味しく食べることができます。

ですが一年も二年も賞味期限を超えているものに関しては安全性も危うくなっている可能性があります。以下に安全に食べられるカップラーメンの基準をまとめてみました。

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こうなっていたらたべるのをやめよう！

基本的には消費期限が記載されていない食品の場合、賞味期限の1.5倍の期間は問題なく食べられると言われています。なのでカップラーメンに関しては賞味期限半年の1.5倍である約9ヶ月くらいであれば食べても良いと思います。ですが以下に紹介する状態になっている場合は賞味期限以内でも食べるの控えたほうが良いです。

膨張している

カップラーメンの容器が明らかに膨らんでいるなど、中で腐敗が進んでガスが発生している場合があります。このようになっている場合は中で細菌が繁殖しているため食べるのをやめた方が良いでしょう。

色が明らかにおかしい

カップラーメンの蓋を開けてみて、明らかに普通のカップラーメンと見た目が異なっている場合も食べるのをやめたほうがいいです。通常の場合は密閉されているため空気が入らないようになっていますが、明らかな変色が見られる場合どこかに傷ができて空気が入ってしまっている可能性があります。このような場合も菌が繁殖していることが考えられるため食べない方が良いです。