みなさんはお家にバターを置いてありますか?バターを買っても量が多く、一回で使い切ることはなかなかないですよね。バターの腐敗の原因や、保存方法について着目しました。
- バターの腐敗・酸化の原因
- NGな保存方法はコレ!
- 正しい保存方法とは?
これらのテーマに沿ってご紹介いたします。
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目次
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バターの腐敗や酸化の原因
バターが腐ったり酸化する原因はどのようなものがあるでしょうか?実は意外なところで腐る原因になってしまうんです。
空気中の細菌が付着
空気中の細菌がバターに付着することによって、腐敗してしまいます。一度開封すると、空気中の細菌がバターに付着しやすくなるため、腐敗の原因になります。
空気中の細菌に触れてバターが腐敗することを防ぐためにも、開封後は早めに使い切ると良いでしょう。また、バターを素手で触れると手についている菌がバターに付着するため、素手では触れないように手袋を使うなど工夫をしましょう。
溶けた状態だと腐りやすい
バターは溶けた状態だと腐りやすいです。バターは乳製品であるため、冷蔵保存が一般的です。バターを常温の場所で放置などはせず、冷蔵庫など温度が低いところで保存するようにしましょう。
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保存方法のNG
開封したバターでついついやってしまいがちな保存方法がありますが、実はNGな保存方法も多いんです。どういった保存方法がNGなのでしょうか。
破れた銀紙で包み直す
開封しても、あらかじめバターが包まれた銀紙を破って、それを使い再度保存してしまう人も多いのではないでしょうか?破れた銀紙で再度包むと、バターに細菌が付着し腐敗の原因になります。破れた隙間から酸化や乾燥をし、バターが変色する原因にもなります。
常温で保存
バターを冷蔵庫に入れておくと、パンに塗る際に固くて使いづらいから常温で保存していませんか?バターを保存する際は10度以下が適温です。そのため冷蔵保存をするのをおすすめします。
バターは28度〜33度ほどで溶けてしまうため、夏場は常温で放置しないように注意しましょう。もし柔らかい状態でバターを使いたい場合は、バターを使う15〜30分前に冷蔵庫から出しておくと良いでしょう。
冷凍、解凍を繰り返す
バターは一度溶けてしまうと組織が壊れてしまい、風味や口当たりが悪くなってしまいます。冷凍して解凍して、再び冷凍するというのは避けましょう。
バターは冷凍すると良いと思われがちですが、10度以下の冷蔵保存を推奨しており、冷凍は冷蔵保存にならないため注意が必要です。ですが、冷凍することによって未開封の状態で1年は保つため、長く持たせたいという方は冷凍すると良いでしょう。
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おすすめの保存方法
バターにはさまざまな保存方法がありますが、ひと工夫して保存するだけで、バターの風味や口当たりを保つことができます。
切って小分けにする
バターを一度に使いきる機会はなかなかないですよね。そんなときに使いやすい量に切って小分けして保存することによって、空気に触れる面積が小さくなり、風味や口当たりを保ちつつ保存することができます。切って小分けにする作業が大変という方は、あらかじめ切れているバターもあるため、そちらを買うと良いでしょう。
ラップで包む
ラップで包むとバターを密封できるため劣化をせずに保存することができます。バターを小分けした後は、1カットごとにラップをしてその上からアルミホイルで包みましょう。包む時は隙間なくしっかりと包みましょう。隙間があると、バターが乾燥したり酸化する原因になります。またラップで保存する際は、賞味期限を忘れずに記入しておきましょう。
タッパーに入れる
バターは空気に触れると劣化しやすいですが、タッパーに入れることによって密封度が高まるため、劣化を防ぐことができます。
解凍方法
冷凍したバターを使用する際は、常温ではなく冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍しましょう。およそ一晩ぐらいで解凍できます。常温でもバターを解凍することはできますが、28度を超えると溶けてしまうため、常温解凍は冬などの寒い時期にして、夏などの暑い時期は冷蔵庫で解凍しましょう。
バターは一度溶けると分離をしてしまい、一度分離すると元には戻らなくなってしまうので注意が必要です。
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まとめ
この記事をまとめると
- バターは空気に触れることによって酸化や腐敗をしてしまうため、空気に触れさせないことが重要
- バターは冷蔵で保存をしよう
- 小分けにして保存すると劣化を防ぐことができる
料理で使うことが多いバターだからこそ、正しい保存方法を知って美味しく使いたいですよね。バターの保存方法に困っているという方は是非この記事を参考にしてくださいね。
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