バターが体に悪いは嘘?飽和脂肪酸が原因?マーガリンとの比較や異論を紹介 |

バターはスーパーなどに売っており、料理で頻繁に使うという方も多いのではないでしょうか？ですが、バターは脂だから体に悪そうと思いの方も多いですよね。バターが体に悪い原因と、バターに似たマーガリンと比較をしてみたいと思います。今回は、

バターが体に悪いと言われる理由
バターとマーガリンはどっちが安全？

これらのテーマに沿ってご紹介いたします。

スポンサードリンク

1 バターが体に悪い原因
2 マーガリンとの比較
3 異論！嘘と言われることも
4 まとめ

バターが体に悪い原因

バターは牛乳から分離したクリームを練って固めたものです。バターにはさまざまな栄養素が含まれているため、体に良いのでは？と思う方もいるかもしれませんね。バターは体に悪いのでしょうか？

コレステロール値

バターはコレステロール値を上げる食品とされています。ですが適切な量であれば、健康に害を及ぼすことはありません。コレステロールは体にとって害であると思われがちですが、重要な栄養素でもあるため過剰摂取でなければ、過度に気にする必要はありません。

飽和脂肪酸

バターに含まれる飽和脂肪酸は悪玉のLDLコレステロールを増やす作用があります。飽和脂肪酸は重要なエネルギー源ですが、過剰摂取は心筋梗塞などの循環器疾患のリスクを上昇させるため、バターの過剰摂取には注意が必要です。飽和脂肪酸の摂取を減らすことは、心臓の健康につながります。

動脈硬化

バターを食べすぎると、コレステロール値が上がり動脈硬化をもたらします。コレステロール値が上がると動脈硬化の原因になり、高血圧や脳卒中、心筋梗塞など命を脅かす疾患になります。

スポンサードリンク

マーガリンとの比較

バターの代用品や似たものとしてマーガリンが挙げられますが、バターとマーガリンを比較して健康面ではどうような違いがあるのでしょうか？

マーガリンに含まれるトランス脂肪酸

バターにはトランス脂肪酸が多く含まれているから、トランス脂肪酸の少ないバターを使おうという方も多いのではないでしょうか？ですが最近のマーガリンにはトランス脂肪酸がそれほど含まれていません。どれぐらいかというと、バターのおよそ半分です。マーガリンは低トランス脂肪酸です。

注意

トランス脂肪酸はとりすぎると悪玉コレステロールを増やし、心臓疾患のリスクが高まりますが、普通の量ならば心配する必要はないでしょう

飽和脂肪酸vsトランス脂肪酸

トランス脂肪酸はとりすぎると動脈硬化などの可能性が高まります。健康面に対してマイナスな面があります。また飽和脂肪酸も心臓疾患の可能性を上げる可能性があるため、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸のどちらも過剰摂取には注意が必要です。過剰摂取は不健康をもたらす原因になります。

バターよりマーガリン

バターは乳脂肪分が使われており、マーガリンは油脂でできています。バターよりマーガリンの方が低トランス脂肪酸のため、トランス脂肪酸をなるべくとりたくないという方はマーガリンを選ぶと良いでしょう。トランス脂肪酸が含まれている量の違いとしては、バターは100gあたり約1.9g、マーガリンは0.99gまで減っています。

カロリーに大きな差はありませんが、マーガリンの方がお財布にも優しくなっているため、値段を気にする方はマーガリンを購入すると良いでしょう。

スポンサードリンク

異論！嘘と言われることも

バターが体に悪いのは嘘と言われることもあります。ではそれはどのようなことでしょう。3つに分けてみていきます。

真の敵は糖質

糖質を取りすぎると常に何かを食べたくなり、体重が増加し肥満の原因になったり、不眠症をもたらします。また血糖値を増加させ、糖尿病リスクも上がります。

バターに糖質は含まれない

バターは糖質が多く含まれていると思っていませんか？実はバターにはほとんど糖質が含まれていません。そのため、糖質を抑えたダイエットをしたいという方にはおすすめです。糖質が含まれている量としては、大さじ1杯で0.02グラムほど、100グラムで0.2グラムと圧倒的少なさです。そのため糖質を抑えたダイエットに向いています。ですが、カロリーは高いため、摂取量には気をつけましょう。