パパイヤは完熟すると臭い！どんな匂い？食べ方･見分け方･腐るとどうなる？

「パパイヤ」は南国フルーツの一つですが、切っていたら「臭い！」と感じることがあるようです。どんな匂いで、どう食べたら良いのでしょうか？また、完熟と腐敗は紙一重なので、腐ってしまったパパイヤの特徴についてもご紹介いたします。今回は、

これらのテーマについて紹介いたします。

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パパイヤとはどんな果物？

パパイヤはメキシコ南部から西インド諸島を原産とする果物で、日本には明治時代に伝来しました。当時はパパイヤという名前ではなく「蕃瓜」や「万寿果」と呼ばれていました。

その後パパイヤの輸入が許可されると広く普及し、日本でも暖かい地域で栽培されるようになります。日本に流通している現在の輸入元は、フィリピン産のものがほとんどです。

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どんな味？

パパイヤは、滑らかな舌触りでほのかな甘みを持っています。マンゴーやパイナップルほどの甘さはなく、糖度は14度ほどで酸味もなく優しい味わいをしています。

パパイヤが臭い！食べられるの？

パパイヤによっては「臭い！」と感じることがあるようです。腐ったり傷んことによる匂いでなければ、食べることができます。その臭いや原因とは一体何なのでしょうか？

どんな臭い？

パパイヤの臭い臭いは、「何かが腐ったような臭い」と表現されることが多いようです。臭い果物として有名なドリアンと比べるとパパイヤの臭いは優しいものですが、独特な香りがするので苦手と感じる方も多いようです。

腐っていなくても腐ったような臭いがするのは、食べられるパパイヤを見分けるのが少々難しいかもしれません。

臭いの原因

パパイヤは 未熟な青いパパイヤよりも、完熟してオレンジ色になったパパイヤに臭いが出てくる特徴 があります。パパイヤの臭い成分は「リナロール」というアルコール類の一種を中心としています。

青パパイヤはまずい？甘くない？

臭いと言われるパパイヤの匂いは完熟したパパイヤに見られるものですが、未熟なパパイヤは美味しいのでしょうか？青いパパイヤは完熟していないため、 完熟パパイヤと比べて食感や味が異なります 。

青パパイヤに甘みはなく、シャキシャキとした固い食感です。そのため、「青パパイヤ＝まずい」と感じる方も多いようです。しかし、パパイヤの生産地であるフィリピンやタイでは、熟していない青パパイヤを生のまま「サラダ」として食べることがよくあります。

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追熟方法

熟していない青パパイヤは、追熟することによって甘くすることができます。青パパイヤを食べる習慣のない日本人にとっては、追熟させた方が美味しいかと思います。パパイヤを追熟させる際のポイントはこちらです。

パパイヤは、冷蔵庫や野菜室に入れても追熟しません。20度くらいの室温で数日保存することによって追熟され、皮は緑色から黄色またはオレンジ色に、果肉は柔らかく、味は甘みを増します。

パパイヤが腐るとどうなる？

パパイヤが完熟すると、そこから腐りやすくなってしまいます。完熟と腐敗は紙一重なので、食べ頃を逃さないようにしてくださいね。腐ってしまったパパイヤや、傷んだパパイヤの見分け方について見てみましょう。

• 感触①：ボロボロ崩れる
• 感触②：皮がぶよぶよしている
• 臭い：腐敗臭がする
• 見た目：皮にカビが生えている
• 味：舌がビリビリ痺れる

パパイヤが傷み始めると、 切った時に腐敗臭 がしたり、 果肉が柔らかくなってボロボロ崩れたり します。

また、食べてから気づく時のパターンとして 舌がビリビリ痺れるような感覚になる こともあります。これはタンパク質分解酵素の「システインプロテアーゼ」が働いていることが関係しています。

外見の変化としては カビが広がること があります。残念ですが腐ったパパイヤは食べられませんので、廃棄するようにしましょう。

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パパイヤの美味しい食べ方

最後に、パパイヤの美味しい食べ方をご紹介します。海外では、熟れていない青パパイヤも生のまま食べられています。苦みがありますが、青パパイヤには消化酵素が豊富に含まれていて、 ダイエット効果 も期待できます。体に良いので、苦手でなければ青パパイヤも食べてみてください。

サラダ「ソムタム」

パパイヤは、未熟な青パパイヤの状態でサラダとして食べられています。シャキシャキとしたキュウリのような食感で、細切りにすることで苦みも感じにくく食べやすいです。パパイヤの生産国であるタイでは、青パパイヤのサラダを「ソムタム」と言います。ナンプラーやレモン汁をメインとしたアジアンテイストの味付けなので、アジア料理好きの方は気に入るはずです◎

ジャム 

パパイヤは、完熟した状態でジャムにすると、程よい甘さで美味しいです◎ ジャムは１ヶ月以上日持ちするので、パパイヤをすぐに消費できない時にもオススメです。パパイヤジャムはヨーグルトにかけたり、パンにのせたりなど用途は様々です。

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まとめ

「パパイヤが臭いや追熟方法食べ方」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

パパイヤは日本人にとってあまり馴染みがありませんが、輸入モノが出回っているので機械があれば食べてみてくださいね。皮がオレンジ色をしているものが完熟のサインなので、食べ頃を逃さずに美味しく召し上がってください♩

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