生姜が赤い・ピンク・青く変色は傷んでる?切り口が茶色・柔らかくなった

生姜が赤や青に変色している!」そんな経験をしたことはありませんか?生姜の切り口や表面は変な色に…その場合、食べることはできるのでしょうか?茶色くなったりピンク色になったりと、生姜はいくつかの色に変色することがあります。それでは、

  • 変色した生姜は食べても大丈夫?
  • 色別!生姜の変色の原因
  • 柔らかくなった生姜は食べられる?
  • 腐った生姜の見分け方・保存方法と期限

これらのテーマについて紹介いたします。

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生姜が変色している!食べても大丈夫?

生姜の変色には、いくつかの色のパターンがあります。色によって状態は異なり、食べられるかそうでないかも変わります。赤色(ピンク色)・青色(紫色)・茶色の3つの生姜の変色パターンを見てみましょう。

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生姜の切り口が赤い(ピンク)に変色

生姜が赤い・ピンク色に変色している時は、断面など切り口によく見られる状態です。生姜の断面や傷が茶色く変色するのは「ポリフェノール」という成分が空気に触れ、酸素と結合したことによります。食べかけのバナナやカットしたりんごの断面が茶色く変色するのと同じ原理です。

ポリフェノールは食べても問題のない色素成分なので、変色箇所は切り落として残りの部分は食べることができます◎

生姜が青い(紫)

生姜が青い(紫)場合は、「硫化アリル」という成分によるものです。硫化アリルはニンニクや玉ねぎにも含まれている成分で、体に害はないので食べることができます◎

注意

生姜を切ったら内部が硫化アリルによって青色に変色していることもある

生姜が茶色い

赤色やピンク色に変色する理由はポリフェノールによるものとお話しましたが、茶色い変色もポリフェノールによるものか、若しくは傷んだことによるものかの2パターンがあります。

断面や切り口が茶色い場合はポリフェノールの可能性が高く、全体的茶色い場合は傷んでいる可能性があります。カビが生えていたり、変な臭いがしたり、他に腐っている状態が見られないか、よく見分けましょう。

すりおろしは変色しやすい

生姜はすりおろして料理に使うことが多いかと思いますが、すりおろし生姜は茶色く変色しやすいです。これも ポリフェノールが酸化したことが原因 で、食べることができます。

注意

体に害はありませんが、酸化すると生姜のジンゲロールという体をポカポカに温める成分が減ってしまい、効果も薄れてしまうので、すりおろしたら早めに料理に使うようにしましょう

生姜が緑になることも?

生姜は緑色になることが稀にあります。これは生姜が日光の光にあたり、 光合成をして葉緑体が作られたことが原因 です。じゃがいもも同じで、購入後に日の当たる場所に置いておくと緑色に変色してしまいます。葉緑体による緑色への変色は食べても大丈夫なので安心してください。

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柔らかくなった生姜は食べられる?

生姜を保存していると、ぶよぶよしたりふにゃふにゃしたり、柔らかくなることがあります。生姜に含まれる水分が時間の経過と共に蒸発したことによるもので、これだけの状態であれば食べても大丈夫です◎

しかし、水分が抜けているということは傷みが始まっている証拠でもあります。他に生姜が腐っている状態が出ていないかどうか、見分けるようにしましょう。

生姜が腐るとどうなる?見分け方

腐ってしまった生姜には、このような状態が現れます。購入してから数日経った生姜を使う際は、よく見極めて料理するようにしましょう。

  • 変色:茶色く変色している
  • 感触:表面がぬるぬるしている
  • 臭い:腐敗臭がする
  • 見た目①:白カビ・黒カビ・緑色のカビが生えている
  • 見た目②:白い汁が出ている

生姜の断面は黄色っぽい色をしていますが、傷み始めると 茶色く変色 していきます。そして表面は徐々に ぬめり気をおびてぬるぬる としていきます。

また、水気が出てびちゃびちゃになり、 腐敗臭いを発している ことも。腐った生姜を食べると、腹痛や嘔吐・下痢の原因となりますので食べないようにしましょう。

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生姜の保存方法・賞味期限 

生姜ってどんな風に保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。

保存方法

保存するには冷蔵庫・野菜室がオススメです。涼しい時期であれば常温でも大丈夫ですが、年のため冷蔵庫か野菜室に入れておくと安心ですよ。冷蔵庫は生姜にとって少し寒いので、あれば野菜室に入れましょう。

冷蔵保存

ペーパータオルに包んでポリ袋にいれ、軽く口を閉じて野菜室で保存する

また、長期間保存したい時には冷凍保存も可能です。風味や味・栄養素などは落ちてしまいますが、すぐに使い切れない時にはオススメです。

冷凍保存
  1. ひとかけずつカット

    ひとかけずつに切り分けラップで包み、さらに冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する。

    ※ひとかけずつ冷凍した場合は、使うときに凍ったまますりおろせます。
  2. すりおろす

    生姜をすりおろして1回分ずつラップで小分け。または冷凍用保存袋に入れ板状に凍結させる。

    ※小分けするのが面倒ならまとめて板状、もしくはラップで棒状にして冷凍すると、割って使えて便利です。
  3. 薄切り・千切り・みじん切り

    好みの形にカットしてからラップで小分け。冷凍用保存袋にいれて冷凍庫へ。

    ※千切り、みじん切りなど、何パターンか作って小分けしておくと、さまざまな料理に対応できます

保存期間

冷蔵・冷凍のそれぞれの保存期間目安はコチラです。できるだけ早く消費した方が鮮度・味・栄養も良いので、購入後は早めに料理に使いましょう。

  • 冷蔵: 1週間
  • 冷凍: 1〜2ヶ月

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まとめ

生姜が赤い・青い・茶色いなどの変色」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 生姜が赤い/ピンク色→ポリフェノールが原因:食べられる
  • 生姜が青い→硫化アリルが原因:食べられる
  • 生姜が茶色い→ポリフェノールが原因 or 腐敗が原因
  • 生姜が緑→光合成による葉緑体が原因:食べられる

生姜の変色パターンは様々ですが、色によっては食べても問題ないので、よく見分けて調理してみてくださいね。

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