唐辛子は辛味をプラスする薬味として使われている食材ですが、ししとうのような見た目で辛味のない「杉谷とうがらし」という品種をご存知でしょうか?本当にこれが唐辛子なの?と思うようなルックスなのですが、どんな特徴があるのでしょうか?今回は、
- 杉谷とうがらしの特徴まとめ
- 杉谷とうがらしの旬の時期と生産地
- 杉谷とうがらしのスーパー価格とネット価格比較
- 杉谷とうがらしのオススメの食べ方
について紹介いたします。
画像引用:酢飯屋
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目次
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杉谷とうがらしってどんな唐辛子?
読み方 | すぎたにとうがらし |
旬の時期 | 7月上旬〜10月 |
主な生産地 | 滋賀県 |
辛さレベル | 甘 |
読み方
「杉谷とうがらし」は、「すぎたにとうがらし」と読みます。
特徴
杉谷とうがらしは、滋賀県甲賀市甲南町の杉谷地区で昔から栽培されてきた唐辛子の品種です。その歴史は長く、江戸時代にまで遡ります。
甲賀市甲南町は滋賀県の南東に位置する地域で、忍者の町としても有名なところです。現在では杉谷とうがらしは、この地域の「伝統野菜」として扱われています。
各地で古くから栽培・利用されてきた在来種の野菜のこと
唐辛子というと辛いものが一般的ですが、杉谷とうがらしはほとんど辛味がないのが特徴です。色はししとうのように緑色で、先端がぐにゃぐにゃと曲がっています。
- 長さ……10cmほど
- 太さ……2cm弱
杉谷とうがらしの皮は非常に薄く、辛味もないので生でも食べることができます。
焼き唐辛子・天ぷら・佃煮・雑魚煮など
生産量は少なく、ほとんどが地元消費なので一般的な市場に出回ることが少なく、なかなか手に入れにくい品種となっています。
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杉谷とうがらしの旬の時期と主な生産地
では、杉谷とうがらしの「旬の時期」と「主な生産地」について見てみましょう。
旬の時期はいつ?
杉谷とうがらしの旬の時期は、7月上旬〜10月の霜がおりる時期 となっています。主な生産地はどこ?
杉谷とうがらしは、主に滋賀県で栽培されています。その中でも江戸時代から栽培されてきた甲賀市甲南町での生産が盛んです。
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杉谷とうがらしの価格相場ってどのくらい?
杉谷とうがらしは、どのくらいの価格帯で買うことができるのでしょうか?最近はスーパーだけではなく、野菜のネット販売が盛んになっているので、ネット価格とスーパー価格をそれぞれ比較してみました。
スーパーだと
杉谷とうがらしは、生産地のスーパーでは1袋150〜200円ほどで販売されています。生産地である滋賀県ではよく見かける野菜ですが、他の地域で直接購入するのは難しいかもしれません。
ネット通販だと
最近は野菜もネット通販でお取り寄せできる時代となりましが、残念ながら杉谷唐辛子を取り扱うサイトを見つけることはできませんでした。
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杉谷とうがらしのおすすめの食べ方
杉谷とうがらしを使ったおすすめのレシピをいくつか集めてみました。時短で簡単に作れる料理なので、是非実践してみましょう♩
おひたし
引用:キリンレシピノート
和風に仕上げる時にオススメなのが「さっと煮」です。名前の通りさっと煮て味付けしたもので、冷めても美味しい副菜です◎ 最後に鰹節をのせると香りもよく、作りおきおかずに向いています。火を通しすぎると食感が柔らかくなりすぎてしまうので、軽く煮る程度にしましょう。
味噌炒め
引用:cookpad
ししとうはどんな味付けとも相性が良いので、豚肉やナスと一緒に味噌炒めにすると白いごはんがススムおかずに変身します。ナスもししとうと同じ夏野菜なので相性ばっちりです◎ お弁当のおかずとしても重宝するのでオススメですよ。
甘辛
引用:ソラレピ
ししとうの魅力は、ほろ苦さとほんのりとした辛味にあります。甘辛く味付けして炒めることで、あと引く大人の味わいに◎ 濃いめの味なのでお米と合わせて食べましょう。ししとうだけでもOKですし、お肉など他の具材と合わせても美味しくいただくことができます。
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まとめ
唐辛子の品種の一つ「杉谷とうがらし」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
杉谷とうがらしの特徴まとめ
- 滋賀県甲賀市で江戸時代から栽培されてきた伝統野菜の唐辛子
- ぐにゃぐにゃと曲がっていて辛味はほとんどなく生で食べることも可能
唐辛子といっても辛味のない杉谷とうがらしは、ししとうを食べる感覚でいただくことができるので非常に食べやすい品種です。天ぷらや佃煮などアレンジも豊富なので、是非手に入れる機会があれば試してみてくださいね。
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