家庭で食べる野菜の代表と言ってもいいブロッコリー。ブロッコリーというと、房部分を思い浮かべますが
- ブロッコリーの房部分以外の特徴は?
- 茎や葉も食べられる?
- ブロッコリーは花が咲く?
などの疑問を持つ方も多いと思います。この記事では、ブロッコリーの各部位の解説と花言葉をご紹介します!
この記事を読んでわかることはこちらです。
- ブロッコリーの各部位の特徴
- ブロッコリーの花言葉
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ブロッコリーの部位
それでは、ブロッコリーの各部位の特徴をご紹介します。
茎・芯
ブロッコリーというと先端の「房」部分を思い浮かべますが、茎(芯)も立派なブロッコリーの一部。固い皮部分以外は食べることができます。 ブロッコリーは栄養価が高い野菜として知られていますが、ブロッコリーは房の部分だけでなく茎(芯)も抗酸化作用のあるビタミンCやβカロテンが多く含まれています。
茎(芯)はこのように調理していただきましょう。
- まずは房と茎(芯)を切り分けます
- 周りに細い茎(葉)が付いていたら取り除きます
- 茎(芯)の根元や、皮が分厚い場合は包丁で取り除きます
こうして茎(芯)を処理したら、料理に合わせて乱切り、拍子切り、スティック状、みじん切りなどに切って使いましょう。サラダ、スープ、炒め物など色々な料理に使えます。
房
私たちに馴染みがあるブロッコリーの「房」部分は、ブロッコリーの花のつぼみで「花蕾(からい)」と呼びます。小さなブロッコリーの房ひとちには、およそ4000個以上のつぼみがついていると言われています。この密集したつぼみは、ブロッコリーとして収穫しないと、黄色い小さな花をつけます(花については後述)。
ブロッコリーの原種はもともと「ケール」に似た植物から生まれ、つぼみを食べられるように品種改良されました。ブロッコリーとは似ていませんがキャベツも、元の先祖は同じで、葉を食べるように品種改良されたのです。
ブロッコリーを小房に分ける方法はこちらの通りです。
- ブロッコリーの枝分かれしている房の付け根から切り、茎(芯)と房部分を切り離します
- 切り離した房の付け根から枝分かれしている部分に包丁を入れ、ひとつひとつ落としていきます
- 大きさを揃えるため、大きい房の付け根に包丁で切れ目を入れ、手で裂きます
- すべての大きさが揃ったら完成です
ブロッコリーの房部分はやわらかく味をよく吸い込むので、和え物、おひたし、スープなどに使えます。また、彩が良いのでスパゲッティーやサラダの具などもおすすめです。
葉
ブロッコリーを買うと葉がついていることがあります。包丁で落として捨ててしまう方が多いですが、ブロッコリーは葉の部分も食べられます。葉には、ブロッコリーと同じく、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、食物繊維、モリブデンなどが豊富に含まれているのでぜひ捨てずに調理してください。
ブロッコリーの葉の栄養素は、ブロッコリーの他の部分同様に水で流れ出てしまうものも多く含みます。栄養が流れ出ないように、蒸し調理をする、電子レンジを使う、スープにする、揚げる、炒めるなどがおすすめです。
根っこ
ブロッコリーの根は通常手に入りません。ブロッコリーよりも栄養価が高いと注目されている「ブロッコリースプラウト」は根まで丸ごと食べられます。
花蕾・花
前述の通り、ブロッコリーの房はつぼみの集合体で「花蕾」と言います。通常売られているブロッコリーはつぼみのままで緑色をしていますが、収穫せずに置いておくと、アブラナ科特有の黄色く小さな花を咲かせます。
時折買ってきたブロッコリーを家に置いておくと、つぼみ部分が黄色くなり花が咲いてしまうことがあります。黄色く花が咲いてしまったブロッコリーも、食べて大丈夫です。ブロッコリーは和名で「花芽野菜(はなめやさい)」、「緑花野菜(みどりはなやさい)」と言い、もともとは花を食べる野菜なのです。ただ、ブロッコリーとしてはは緑色の花が咲いていないブロッコリーですので、食べごろは過ぎてしまっています。
ブロッコリーの花言葉
アブラナ科の一種であるブロッコリーは黄色い小さな花をつけます。ブロッコリーの花の花言葉を見ていきましょう。
小さな幸せ
ブロッコリーの花の花言葉は「小さな幸せ」。ブロッコリーは、つぶつぶしたつぼみをたくさんつけることからこのような花言葉がつきました。このかわいらしい花言葉にちなんで、結婚式の場面で、花嫁のブーケトスならぬ花婿の「ブロッコリートス」がカップルに人気となっています。
まとめ
ブロッコリーの各部位の解説と花言葉をご紹介しました。ブロッコリーは根っこ以外は無駄なく使えることがお分りいただけたと思います。また、実は花のつぼみであるブロッコリーの房は咲くと綺麗な黄色の花が咲き、かわいらしい花言葉があることも分りましたね。ぜひ無駄なくブロッコリーを味わってください。
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