健康に悪いイメージある「プリン体」は、様々な食材に含まれている成分ですが、春野菜の一つである「アスパラガス」にはどの程度含まれているのでしょうか?
私は一時期アスパラガスにどハマりしてしまい、週に3日ほどアスパラガスを食べていた時期があります。そんなに食べても大丈夫だったのでしょうか?今回は、
- アスパラガスのプリン体数値
- 他の食材と比較したアスパラガスのプリン体数値
この2つのテーマに沿ってご紹介いたします。
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目次
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アスパラガスのプリン体の数値
では早速、アスパラガスのプリン体の数値を見ていきたいと思います。「そもそもプリン体って何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、プリン体の基本情報についてご紹介します。
野菜・肉・魚・穀物などに含まれる旨味成分で、人の体内でも生成&分解されている。
基本は尿酸に変化し体外に排出されるが、体内に蓄積されると痛風の原因となると言われている。
実はプリン体は旨味成分なんですね。通常であれば体内で尿酸と化し体外に出るものの、食べ過ぎると追いつかず体内に溜まってしまいます。すると健康に害が出てしまうため、摂りすぎはよくないとされている成分なのです。
それでは、アスパラガスに含まれているプリン体の数値を「穂先」と「それより下の部分」に分けて見てみましょう。
上部(穂先)の場合
アスパラガスの穂先に含まれているプリン体の量は、100gあたり55mgとなっています。穂先より下の部分と比較してみましょう。
下部の場合
アスパラガスの下部(補先の下側)に含まれているプリン体の量は、100gあたり10mgです。穂先の方が5倍、多くプリン体が含まれています!たしかに茎の部分んよりも穂先の方が美味しいですよね。
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他の食べ物よりもプリン体は多い?
アスパラガスに含まれているプリン体量はわかりましたが、どの程度の数値なのかはイマイチわかりませんよね。肉や魚・穀類などあらゆるものに含まれているプリン体ですが、他の食べ物と比べて多いのでしょうか?少ないのでしょうか?
特に気にする必要はない!
結論からお答えすると、「アスパラガスに含まれているプリン体の量は少量なので、特に気にする必要はありません」!
それよりもお酒類に多く含まれているので、ビールを飲む方は要注意ですよ。アスパラガスは一度に大量に食べるものでもありませんし、含有量も多くないので気にすることはありません◎
野菜と比較した場合
では、他の野菜とプリン体の数値を比較してみましょう。
- ブロッコリー 70mg/100g
- ほうれん草 51mg/100g
- たけのこ 63mg/100g
どうでしょうか?ブロッコリーやほうれん草は比較的よく食べる野菜なのではないかと思いますが、比べてみてもアスパラガスの数値は高くはないと言えますよね。
ブロッコリーもほうれん草も、食べていて体に害が生じるということはなかなか無いかと思います。どれも気にすることのないプリン体の数値なので安心しましょう。
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動物性食物と比較した場合
また、野菜ではなく動物性食物と比較してみたいと思います。こちらは野菜と比べると、とんでもないほど数値が跳ね上がってしまいます。
- かつお 211mg/100g
- マグロ 157mg/100g
- 鶏レバー 312mg/100g
人気の魚とレバーを例に比較してみると、野菜よりも数値が高いことがわかります。このことからも、アスパラガスのプリン体数値は気にする必要のない値であると言えます。
まとめ
「アスパラガスに含まれているプリン体の数値」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- アスパラガスには穂先・茎共にプリン体が含まれているが、ごく少量
- 気にする必要のないくらい少量なので、食べ過ぎなければ問題ない
プリン体というものは、どんな食材にも含まれているということがわかりましたね。摂りすぎなければ体内で分解され、体外に排出できる成分なので、食べ過ぎないことに気をつければ問題ないので安心してくださいね。
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