梅酒や梅シロップ、梅干し作りに必須の「梅」は6月に旬を迎える果実ですが、花や木・葉っぱはどんなものなのかご存知ですか?梅の花は2〜3月ごろに咲く綺麗な花です。今回は、
- 梅の部位
- 梅の花の花言葉
この2つのテーマに沿ってご紹介いたします。
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目次
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梅の部位
まずは梅の部位をそれぞれ見ていきたいと思います。梅干しの元となっている「実」をはじめ、種・木・枝・葉っぱ・花びら・つぼみを見てみましょう。
実
梅の実は5月から収穫可能となるもので、早採りしたものを青梅、熟してから収穫したものを完熟梅と言います。青梅は梅酒や梅シロップ作り向きで、完熟梅は梅干し作りに向いています。完熟梅になると緑色から黄色や赤色に変わり、香りもフルーティーとなります。
種
梅の種は、梅干しを食べたことのある方であれば実際に見たことがあるのではないでしょうか?梅の種と果肉は繊維質でしっかり繋がっています。
青梅の種には「アミグダリン」という毒成分が含まれているので、食べるのはNGですよ!
木
梅の木はこのくらいまで大きく成長します。花は桜とよく似ていますが、幹はそこまで太くなりません。
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枝
梅の木の枝はやや細いのが特徴です。梅の木は成長が早いため、剪定しないとどんどんと枝が伸びていきます。枝を剪定せずに伸ばしたままにしておくと、実ができないといった特徴もあります。
葉っぱ
梅の葉は綺麗な緑色で、桜の葉よりもやや小さいサイズをしています。
花・花びら
梅の花は桜の花とよく似ていますね。淡いピンク色が基本の色で、花弁は丸い形をしています。一つの花に5枚の花弁がついているのも桜と同じポイントです。
つぼみ・ 花芽
梅のつぼみは、やや濃いピンク色をしているものが多く見られます。写真のように花は淡いピンク色でも。つぼみの状態は濃い色をしていることがあります。
梅の花芽は1つと決まっています。桃は2こ、桜は2こ以上とそれぞれ異なります。
梅全体の花言葉
それでは「梅の花言葉」について見てみましょう。花言葉は、19世紀に西欧で流行したことがきっけとなり広まりました。日本には行ってきたのは明治時代初期とされています。
当時は入ってきた花言葉をそのまま使っていましたが、その後、日本独自の花言葉も提案されるようになったそうです。驚きなのが、花を付ける植物以外にもキノコや草、樹木にも花言葉が付けられているということです。では、梅の花に付けられている4つの花言葉をご紹介します。とても上品で真面目な印象の花言葉なのです。
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上品・高潔・忍耐・忠実
梅の花全体に付けられている花言葉は、 「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」 です。優雅で真面目な花言葉ではないでしょうか?
梅の花が咲くのは寒い2月ごろのため、寒い中でも綺麗に凛として咲いているところから付けられた花言葉です。雪が降る中で花を咲かせる梅の花もあるので、納得の由来ですよね。
紅梅の花言葉
梅には濃いピンク色の花を咲かせるものと、淡いピンク色の花を咲かせるものがありますが、濃い花を「紅梅」と呼びます。紅梅は紅梅で独自の花言葉を持っています。
あでやかさ
それは 「あでやかさ」 です。漢字では「艶やかさ」と書きますが、紅梅の美しく華やかな姿から付けられました。
白い梅の花言葉
一方で、白い梅に付けられた花言葉もあります。紅梅よりも白い梅の方が見かけることが多いかと思います。一体どのような花言葉なのでしょうか?
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気品
白い梅の花言葉には 「気品」 と付けられています。淡いけれど綺麗なピンク色の花で、優雅さも感じる白い梅にぴったりの花言葉ですよね。
まとめ
「梅の部位と花言葉」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?私たちが普段食べている「実」の部分以外の木や葉・枝などをご紹介いたしました。
花言葉は梅全体や紅梅・白い梅などそれぞれに付けられているのは意外でしたね。どんな植物にも花言葉は付けられているので、是非興味のある花言葉を調べてみてくださいね。
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