梅干しがすっぱい理由はクエン酸！酸性ではなくアルカリ性ってなぜ？

お弁当やおにぎりの具材の王道「梅干し」は、殺菌効果もあるので夏の時期に重宝する梅アイテムです。酸っぱい酸味が一番の特徴である梅干しですが、酸っぱさの元となっているものは一体何なのでしょうか？

また、「酸っぱい」と聞くと酸性のイメージがありますが、どうやら梅干しはアルカリ性らしいのです。今回は、

この４つのテーマを元にご紹介いたします。普段梅干しを冷蔵庫に常備している方、必見ですよ。梅干しの成分の秘密にせまってみましょう！

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梅干しがすっぱい理由

梅干しの一番の特徴といったら「酸っぱさ」ですよね。梅干しの酸味はクセになるもので、白いご飯だけではなく、つくねやサラダ・炒め物など色々な料理との相性も抜群です◎そんな梅干しの酸味の元となっているのは、こちらの成分です。

クエン酸

「クエン酸」という成分をご存知ですか？梅干しやレモンなど、酸っぱいものに入っている成分です。クエン酸について簡単に解説いたします。

• クエン酸：クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。

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梅干しはアルカリ性食品

「梅干しの酸味の正体はクエン酸」ということはわかりましたが、酸っぱい＝酸性というイメージはありませんか？漢字を見てみても、「酸っぱい」という言葉の中には「酸」が入っていますよね。しかし、 梅干しはなぜかアルカリ性食品 に属している食材なのです。

梅干しそのものは酸性食品

ちょっと複雑なのですが、「梅干しそのものは酸性食品」です。しかし、食品において何性食品かという基準は、実際に食品を燃やして燃焼した後に残ったもので判断するという決まりになっています。

と、いうことは梅干しは燃焼すると酸性→アルカリ性に変わるため、 梅干し＝アルカリ性食品 ということになります。

体内に入るとアルカリ性に変わる

そして、梅干しは体内に入ると消化させる過程で酸性からアルカリ性に変化します。このことからも、梅干しはアルカリ性と言われているのです。

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アルカリ性食品のメリット

アルカリ性や酸性という言葉はよく耳にしますが、それぞれにメリットや特徴があることをご存知ですか？アルカリ性食品のメリットを２つ見てみましょう。

内臓の負担を減らす

１つ目は「内臓の普段を減らしてくれる」役割です。焼肉は誰もが好きな料理ですが、お肉は酸性食品なので食べすぎると血液内が酸性に傾きます。

しかし、血液はアルカリ性が保たれているため、余分な酸性を追う出そうとして体に負担がかかってしまうのです。しかし、アルカリ性である野菜とお肉を一緒に食べることで血中の酸性度が緩和され、内臓の負担が減るというわけです。

代謝をアップする

２つ目は「代謝をアップする」役割です。酸性の食品を食べると、血液はドロドロとしてしまいます。血液がドロドロになると病気に発展しかねません。

しかし、アルカリ性は血液が酸性に傾くのを防ぐ役割があるので、血液を綺麗に保ちサラサラにすることで代謝がアップするのです。

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梅干しが酸っぱすぎるときの対処法

買ってきた梅干し、もしくは自家製の梅干しが酸っぱすぎた！そんな経験はありませんか？実は私も去年漬けた梅干しの塩分量を多くしてしまい、なんとも酸っぱくしょっぱい味になってしまったのです。

そこでオススメなのが「梅干しの塩抜き」です。完成した梅干しの味を変えることなんてできるの？と思いますよね。このワザを使えば、酸っぱい梅干しも食べやすくなるのです。

塩抜き

塩抜きで必要になるのは、意外にも「塩」です。その手順をご紹介します。

1. 1リットルの水に1gの塩を入れてよく溶かす
2. 梅干しを入れ１時間程漬けておく
3. ザルにあけ１時間ほど水切り＆乾燥させる

たったこれだけの作業なのです！塩水に漬けて洗う、という方法なのですが、不思議と酸っぱさが抜けているので是非試してみてくださいね。

まとめ

「梅干しの酸っぱさ」をテーマにご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

クエン酸は体に良い成分で疲労回復や夏バテに効果がありますので、是非普段の食事に梅干しを取り入れてみてくださいね。

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