緑黄色野菜の一つである「小松菜」は、通年買うことのできる栄養豊富な野菜です。作り置きや常備菜・お弁当のおかずなどに重宝する野菜ですが、その洗い方や切り方について改めて着目してみました。
私は小松菜よりもほうれん草を買うことが多いのですが、その理由に「小松菜の筋が気になる」があります。葉っぱは柔らかいので食べやすいのですが、茎はジャキジャキしていて筋っぽいこと、ありませんか?そこで今回は、
- 小松菜の下処理方法
- 小松菜の洗い方・切り方・あく抜き
- 小松菜が筋っぽい時の対処法
についてご紹介いたします。
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目次
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小松菜の洗い方
みなさんは普段小松菜をどんな風に洗っていますか?一見綺麗に見える小松菜ですが、よく洗わないと土や泥が付いています。洗う時はこの部分に注意して洗ってみましょう。
根元の泥をしっかり落とそう
小松菜は土の上にできる葉物野菜です。 根っこは地中に埋まっているため、根っこと茎の間に泥が付いていることが多い です。束になっているとあまりわかりませんが、根元を切り落としてみると泥が付着しています。
冷水に当てながら、しっかりと落とすようにしましょう。洗った後はキッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。
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小松菜のアク抜き方法
野菜や肉類に含まれている「アク」。アクがあると食べた時に苦味や渋みを感じることが多いのですが、小松菜のアク事情はどうなのでしょうか?ここからは、小松菜のアクについて見てみましょう。
基本的にアク抜きの必要はない
実は小松菜にはアクがあまり含まれていません。小松菜によく似た野菜のほうれん草には、アクが沢山含まれているので渋みや苦味を感じることがあるのですが、小松菜にはほとんど含まれていないため基本的にあく抜きの必要がないのです。
苦味が気になる場合はアク抜きを
アクが少ない小松菜は、生のままでも食べることができます。しかし、万が一アクが多めに含まれていると苦味や渋みを感じたり、舌がビリビリと痺れたような感覚になることがあります。
アクは「シュウ酸」と呼ばれる成分でできており、基本的には 食べても問題はありませんが、もしも苦味等がきになる場合はアク抜きする ようにしましょう。小松菜に含まれているアクを抜くには、このような方法があります。
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①水に浸ける
1つめは「水に浸ける」方法です。アクである「シュウ酸」は水溶性の成分なので、水に浸けておくことで水の中に溶け出します。生で食べたい時にオススメです。
…小松菜のカットした断面からアクが抜け出していくので、そのままの状態ではなくカットしてから水に漬けましょう
②軽く下茹でする
2つめは「軽く下茹でする」方法です。茹でることでアクがお湯に溶け出し、加熱もできるので生食ではなく加熱調理する時にオススメです。
小松菜の切り方
では、小松菜を茹でる時に気をつけた良いポイントを見てみましょう。「生の小松菜の切り方」と「茹でた小松菜の切り方」の2つに分けてそれぞれご紹介いたします。正しい小松菜の切り方がわからない、改めて小松菜の切り方を知りたい、という方は見てみてくださいね。
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生の小松菜の切り方
まず根元部分を切り落とします。根っこの上、約1cmのところで切り落とし、この時に根元近くの茎をよく洗います。
炒めもの・煮浸し・スープ・炒め煮など、色々な料理に使うことのできる小松菜ですが、だいたい3〜4cm感覚でカットしていきます。
茹でた小松菜の切り方
小松菜を茹でる時はカットせず、束のまま茹でるのが一般的 です。- 茹で上がったら粗熱を取る
- 水気をしっかりと絞る(手で絞るかキッチンペーパーに包んで絞る)
- 3〜4cm幅でカットする
茹でた小松菜は、温野菜サラダ・和え物などに活用できます。 茹でると葉の部分のカサがかなり小さくなる ので、ちょっと多めに茹でるくらいがちょうど良いですよ。
筋っぽい小松菜の場合
冒頭でも少しお話しましたが、小松菜の茎が筋っぽく口の中に残るのが気になったことはありませんか?食物繊維なので体に良いものなのですが、食べた時の舌触りが悪く感じたり、歯の間に挟まったり、できるだけ筋はない方が仕上がりが良いですよね。筋はどうすれば良いのか、その下処理方法を見てみましょう。
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筋取りの方法
小松菜の筋を取る方法はこちらです。これで舌触りの良い食べやすい小松菜になりますよ。一手間かかりますが美味しくできあがる工程なので、是非試してみましょう。
- 小松菜の茎と葉の間の部分を、ポキっと裏側に折る
- そのまま下におろすと筋が現れるので、スーッと引き下ろすように筋を取る
まとめ
「小松菜の下処理方法」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?普段何気なく料理している小松菜にも、筋取りの方法や綺麗に洗う方法などがありました。
小松菜はカルシウムやビタミン類など栄養が豊富に含まれていますので、是非普段の食卓に取り入れてみてくださいね。
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