高菜は九州地方で主に収穫されるアブラナ科の野菜です。さまざまな成長具合によって収穫されるので、一年を通して収穫されますが、おなじみの高菜漬け用の高菜は12月〜3月頃、株が十分に成長したら収穫します。漬物用の高菜が出回る季節が決まっているので、高菜が旬の時期にまとめて仕入れ、たくさん漬け込むことが多いと思います。そんなとき、気になるのが保存方法ですよね?この記事では、 生の高菜と高菜漬けそれぞれの保存方法について詳しくご紹介します!
この記事を読んで分かることはこちらです。
- 高菜の賞味期限(生の場合、漬物の場合)
- 高菜の冷蔵保存方法
- 高菜の冷凍保存方法
- 冷凍高菜の解凍方法
目次
|
|
高菜の賞味期限
それでは、まずは高菜の賞味期限についてご紹介します!
生の場合
- 冷暗所で3〜4日
葉もの野菜は一般的に痛みやすい野菜です。正しく保存しないとあっという間に傷んでしまいますので注意が必要です。なるべく早く使い切ることが理想ですが、すぐに使わない場合は、高菜の切り口を水で湿らせたキッチンペーパーで包み、さらに新聞紙で包むかビニール袋に入れて保存しましょう。冷暗所か、冷蔵庫の野菜室での保存がオススメです。
スポンサードリンク
浅漬けの場合
- 冷蔵庫で2日
「漬物は長く保存できるのでは?」と思うかもしれませんが、塩分濃度が低い自家製の高菜漬けは冷蔵保存をした上で2日以内に食べきることをオススメします。 高菜に限りませんが、塩分濃度が低い浅漬けは、冷蔵保存が必須で長期保存には向きません。
本漬けの場合
- 冷蔵庫で2週間程度
スポンサードリンク
高菜の保存方法
基本は冷蔵保存
高菜の漬物は、冷蔵庫での保存が基本です。既製品もスーパーでは冷蔵コーナーに並べてありますし、開封前も開封後も冷蔵保存が鉄則ですので覚えておきましょう。自家製の高菜の漬物の場合も同じですが、特に自家製だと保存料などを添加していないので、空気に頻繁に触れると酸化し、味が落ちるだけでなく痛みの原因になります。正しい保存方法を知っておくことが大切です。
高菜は浅漬けであっても本漬け出会っても冷蔵保存が基本です。自家製で高菜を漬けたら、まずは漬け込むときに出た余分な水分を絞りましょう。ジッパー付きの冷蔵用保存袋などに入れて空気を抜き、できるだけ空気に触れさせないようにしっかりと密閉します。
瓶詰めのものは保存袋へ
既製品の高菜を冷蔵保存する場合、開封前はそのまま冷蔵庫に保存をすれば大丈夫ですが、開封後は空気になるべく触れさせないようにジッパー付きの冷蔵用保存袋に入れかえ、しっかりと空気を抜いて密閉の上冷蔵保存すると最後までおいしく食べられます。
スポンサードリンク
長期の保存は冷凍しよう
一般的に多くの漬物は冷凍保存には向いていません。特に浅漬けは、漬け込み時間が短く水分量が多いので、冷凍保存すると、いざ食べようと解凍したときに食感が変化し、野菜のシャキシャキ感がなくなってしまうのです。
しかし、高菜の漬物は漬物の中でもめずらしく冷凍保存が向いている漬物です。もし、大量に高菜の漬物を作った場合は、冷凍してしまうのも手です。
高菜は漬物も冷凍保存OK!
まず、漬けた高菜の水分を軽く絞りましょう。1回に使う分づつラップに包み、まとめてジッパー付きの冷凍用保存袋に入れて冷凍します。あらかじめ小分けに冷凍しておくことで、必要な分だけ取り出せますので、使わない分はフレッシュな状態で保存しておけるのでオススメです。
塩漬けにして長期保存
高菜を長期で保存する方法のひとつとして、塩漬けにする手もあります。塩加減はあまり強くなくても大丈夫です。塩に漬け込んだまま1週間以上置いておきます。塩漬けにしたものは密封容器に入れて冷蔵庫で保存します。また、小分けして冷凍保存してもOKです。塩漬けにして冷凍しておいたものは、解凍後漬物にも使えますし、塩抜きすれば煮物や炒め物にも使えて便利です。
高菜漬けの冷凍
風味そのままの解凍方法
冷凍した高菜を食べるときの解凍方法をご紹介します。一番オススメなのは「自然解凍」です。まず食べる分だけを取り出し、ラップのまま冷蔵庫に移しましょう。時間をかけてゆっくり解凍することで、風味を損なわず美味しく食べられる秘訣です。
ラップの包みが大きいと、解凍には半日程度時間がかかりますので、朝使うのであれば前日の夜に、夜に食べたいのであれば朝に冷凍庫から冷蔵庫に移しておきましょう。冷凍の高菜は解凍してもほとんど品質が変わりませんので、すぐには使わない場合、大量に漬けてしまった場合など、冷凍保存を積極的に活用しましょう!
まとめ
高菜の漬物は常備しておくと何かと便利です。なるべく長く保存しておけば、食事の付け合わせ、チャーハンやおにぎりなど、いつでも使えます。ぜひ、この記事でご紹介した保存方法を試してみてくださいね!
スポンサードリンク