年中スーパーで見かけるほうれんそう。栄養たっぷりで、鮮やかな色が食卓やお弁当に彩りを添えてくれる緑黄色野菜ですね。
ほうれんそうの根っこや茎をじっくり見たことはありますか?根っこや茎では、含まれている栄養素に違いがあるようです。そして、ほうれんそうに花言葉があるのをご存じだったでしょうか。野菜に花言葉??と、少し意外に思われる方もおられるのではないでしょうか。
今回は、ほうれん草の部位を画像付きで紹介します。ほうれんそうに詳しくなってみましょう!
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ほうれんそうの部位
ほうれんそうを、葉、茎、根っこ、花の4つにわけて紹介します。
葉
ほうれんそうの葉の部分は、ビタミンが豊富に含まれています。それは、光合成をおこなうためで、「ビタミンC」「ビタミンB」「βカロテン」などは、茎よりも葉のほうに多く風邪の予防や、免疫力アップ、生活習慣病予防にも効果が期待できます。
葉の色が濃いものがおすすめです、厚みがあり、みずみずしいものが新鮮な証拠です、スーパーなどで選ぶときの目安にしてください。
茎
ほうれんそうの茎は、固くて食べにくいな、と感じる人も多いかもしれませんが、「ポリフェノール」「マンガン」「マグネシウム」「鉄分」を多く含んでいます。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、マンガンは骨や皮膚にかかわる必要な栄養素です。また、マグネシウムは便秘に効果が期待できると言われています。市販の便秘薬にもマグネシウムを含んでいるものが多くあります。鉄分は貧血予防に効果的です。
茎も太くてどっしりした茎のほうれんそうを選ぶと良いですね。
根っこ
ほうれんそうの根っこがピンク色をしていることをご存じでしたか?根っこには土や汚れがついていることが多いので、つい長めに切って捨ててしまう、、、という方もおられるかもしれません。
しかし、この根元のピンク色をした部分には、貧血を防ぐ「鉄分」や骨を作る「マンガン」さらに酸化を防ぐ「ポリフェノール」などが葉の部分よりも多く含まれています。
スーパーなどで選ぶときには、なるべく根っこが鮮やかなピンク色をしたほうれんそうを選ぶと栄養素がたっぷりつまっていて、良いといわれます。
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花
ほうれんそうの花が咲いているところを見たことがありますか?ほうれんそうも植物なので当然花も咲きます。花が咲く前に収穫されるため、あまり見かける機会は少ないと思います。
花が咲いてしまった後は、粉っぽくて食べることができません。だからといって、花が咲いたからといって、毒があるわけではないので食べられないというわけではありません。
菜の花は、つぼみが出てきても、葉も茎も柔らかく、美味しくいただけます。それに対してほうれん草は、花芽が出てくると、葉も大きく固くなり、茎もしっかり太くなって、筋張ってしまい、食べても美味しくありません。ですから、スーパーや青果店で花が咲いたほうれん草を見掛けることがなく、一般消費者の目に触れる機会もないのです。
菜の花と違い、花芽が出てくると葉や茎が固く繊維っぽくなるというお話しました。その理由は簡単です。花に充分な栄養を行き渡らせて、種を付け、子孫を繁栄させるためです。当然花に栄養が取られるため、葉や茎の味は落ちます。灰汁も強くなります。花が咲けば、それを目掛けてたくさんの虫も寄ってくるので、もしも食べようと思い立っても、その際はよく洗う必要が出てきますね。
比較的簡単に栽培ができるので、家庭菜園でも人気のほうれん草です。収穫時期を少しでも逃してしまうと、花芽が出てきてしまい、気付けば花が咲いていたなんてことも。花芽が出てきからは、特に成長が早いので、要注意です。
そんなことにならないためにも、まずは、「とうがたつ」の状態を見逃さないで下さい!花を付けるために、茎が伸びて、太く固くなってきた状態のことを言います。そのような状態のほうれん草を見掛けたら、直ちにまとめて収穫してしまいましょう。
ほうれんそうの花の花言葉
野菜にも花言葉があるのをご存じですか?花言葉、というよりも野菜言葉でしょうか。あまり聞いたことがないですよね。野菜の他にも果物にも花言葉があるのだそうです。ほうれんそうの花言葉は2つあります。
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活力
活力とは、活動を生み出す力。元気よく動いたり働いたりする力。ほうれんそうを食べると元気になる、そんなイメージにぴったりの言葉ですね。
健康
健康とはからだに悪いところがなく、丈夫なこと。精神の働きやものの考え方が正常なこと。健全。こちらの花言葉も、ほうれんそうがもたらしてくれる効果そのものを表わした言葉ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はほうれんそうの部位を画像付きで紹介し、根っこ・茎・葉をチェックしてみました。そして、ほうれんそうの花言葉についても説明しました。栄養満点のほうれんそうにぴったりの花言葉でしたね。
普段はあまりじっくり見ないほうれん草の様子がよく分かっていただけたのではないでしょうか。
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