納豆の保存方法・保存期間の目安を解説!冷蔵保存のコツは?冷凍はできる?日持ちはどのくらい?

納豆といえば世界から注目をあびる健康食品の定番です。毎日欠かさず食べている、という方も多いですよね。そのため、必然的にまとめ買いして常備すると思いますが、普段どのように保存していますか?比較的日持ちするイメージがある納豆ですが、もちろんご家庭での保存の目安はあります

この記事では、納豆の保存方法・保存期間の目安を詳しくご紹介していきます!

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納豆ってどんな食材?

保存方法をご紹介する前に、納豆の基本情報と栄養素について学びましょう。納豆とは、蒸した大豆を納豆菌によって発酵させた発酵食品です。

納豆の粘りって何?

納豆といえば独特の粘りが特徴ですよね。納豆の粘りは、納豆菌がたんぱく質を分解してグルタミン酸と糖の一種であるフラクタンという物質でできています。 グルタミン酸は昆布などに含まれる旨味のひとつで、納豆のおいしいさはグルタミン酸のおかげでもあります。フラクタンという物質には味はなく、ネバネバを安定させる効果があります。長く糸を引くのは、グルタミン酸が折りたたまれてつながっているためと言われています。

納豆の由来は?

納豆の由来には諸説あります。こちらでは代表的な由来をご紹介します。

  • 昔お坊さんがお寺の台所である納所(なっしょ)で納豆を作って食べており「納所豆(なっしょまめ)」と 呼ばれていた。それを略して納豆になった
  • 納所で作られた豆は、桶や壷などの容器に入れて保存されていたことから、「納(おさ)めた豆」を縮めて「納豆」となった
  • 神棚に供えた煮豆に、わらに住みついていた納豆菌が繁殖して豆が糸を引いた。 おいしい食べ物を授けてくれた神様に感謝し、神様に納めた豆という意味をこめて「納豆」と呼んだ。

どの由来も説得力がありますね!納豆が昔から日本人に親しまれてきたことを表しているようです^^

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納豆の主な栄養素

納豆は言わずとしれた健康食品の代表ですよね。ここでは、あらためて納豆にはどのような栄養素が含まれているのかお話していきます。納豆には、人が健康を維持するために必要不可欠な栄養素、5大栄養素のすべて含まれています(5大栄養素とは、炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンのこと)。また、第6の栄養素と言われる食物繊維も豊富に含まれています。バランスの取れた食生活の助けになるスーパー食材です。

具体的な栄養素としては、筋肉や内臓など体の組織を作るたんぱく質、美肌効果があるビタミンB2、エネルギーになる脂質、歯や骨を作るミネラルなどが含まれています。

  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
  • たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • 脂質:脂質は、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す三大栄養素の中での一番のエネルギー源です。人間の体内では、取り入れた糖質をグリコーゲンとして保存するだけではなくて脂質にすることで、生体維持に必要なエネルギーが無くならないようにしています。細胞膜やホルモンの材料になり、コレステロールや中性脂肪として存在しています。
  • ミネラル(無機質):ミネラルは、地球上に存在する金属元素を指し、人間の体の内部の酵素の触媒や特異的な細胞の機能の要になる成分です。体の代謝や老廃物の分解、排出にも関わっています。不足すると、人間の体の本来の機能が良く無くなるため、日頃の摂取が大事な栄養素です。

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納豆の選び方のポイントは?

様々な種類がある納豆ですが、大きく分けて「ひきわり納豆」と「粒納豆」があります。いったい何が違うのか、こちらで解説していきます!

  • ひきわり納豆:大豆が発酵する前に細かく割り、皮を取り除いてから発酵させて作ったもの
  • 粒納豆:つぶのまま発酵させたもの。

ひきわり納豆は皮が取り除かれているため、食物繊維の量に関しては粒納豆の方が多く含まれています。一方で、食べやすさや消化の良さで言えばひきわり納豆です。好みに応じて選んでみてくださいね!

添付の調味料は使わない!
納豆を買うと付いてくるたれには添加物が多く使われている場合が多いので、ご家庭の調味料で味付けをした方が安心です。

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納豆を冷蔵保存する場合

それでは、納豆の保存方法を詳しく解説していきます!

保存期間・日持ちの目安は?

  • 冷蔵庫で1週間〜10日です

保存方法は?

納豆はパックのまま冷蔵庫で保存しましょう。

NGポイント
常温保存はできません。納豆は常温で保存すると発酵が進んでしまいます。

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納豆を冷凍保存する場合

保存期間・日持ちの目安は?

・冷凍庫で2ヶ月です

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保存方法は?

ニオイが他の食品に移らないよう、納豆をパックに入れたまま、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存しましょう。

納豆は必ず自然解凍!
冷凍した納豆は電子レンジで解凍すると味が落ちてしまいます。必ず自然解凍しましょう。また、冷凍しても納豆菌は生きているので、豆が若干柔らかくなることもあります。

まとめ  

納豆の保存方法を詳しくご紹介してきました。冷蔵・冷凍ともに「パックのまま保存」を覚えておきましょう。最後に保存期間をおさらいします。

  • 冷蔵庫で1週間〜10日
  • 冷凍庫で2ヶ月です

スーパー栄養食の納豆を上手に保存して毎日の食事に取り入れてくださいね!

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