子供が大好きなハンバーグ。ご飯のお供にぴったりのそぼろ。辛党ににおすすめ麻婆豆腐。和洋中を問わず世界各国どんなお料理にも使える万能食材のひき肉。お手頃な価格なのでついつい買い過ぎて保存方法をどうしようかと困ったことはありませんか?
冷蔵庫や冷凍庫での保存を思い浮かべるかと思いますが、いざ実践するとなると具体的な方法がわからない方も多いかと思います。そんな方のために今回はひき肉の保存方法と保存期間の目安を冷蔵・冷凍の2種類にまとめました。ぜひ内容を参考にしてもらって、ひき肉を腐らせずにいろんなお料理に活用してくださいね。
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目次
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ひき肉ってどんなお肉?
ひき肉の特徴
ひき肉は肉をミンチにして作られる食材です。牛ひき肉、豚ひき肉、鶏ひき肉、合い挽き肉などの種類があります。栄養価が高くたんぱく質、脂質、ビタミンA、B群を含みます。肉の種類によって異なる効能もあります。例えば、豚ひき肉はビタミンB1がダントツ、牛ひき肉は鉄分の含有量が多く、鶏肉ひきは他の肉よりも必須アミノ酸を豊富に含んでいます。また、使用する肉の部位によっても栄養素は異なります。
ひき肉を家庭で作る方法
ひき肉をお店で買う方は多いと思います。しかし、市販のひき肉は脂などを添加している場合があります。そのため、かたまり肉を自分で刻んでひき肉を作るのが一番安心です。かたまり肉を選ぶ際、ドリップが出ているものは時間が経って鮮度が落ちています。ドリップが出ていないものを選びましょう。
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鮮度のよいひき肉の見分け方
適切な保存方法でひき肉を長持ちさせるのもよいのですが、買うときにしっかりと鮮度の良いひき肉を選ぶのも重要です。お店で購入する際は変色していないツヤがいいものを選ぶようにしましょう。
肉の種類別、鮮度のよいひき肉の見分け方
鮮度のよいひき肉の見分け方を肉の種類ごとに紹介します。
- 牛ひき肉:鮮やかな赤色でツヤがいい
- 豚ひき肉:キレイなピンク色でツヤがいい
- 鶏ひき肉:薄いピンク色でツヤがいい
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ひき肉の保存方法と保存期間の目安を冷蔵・冷凍の2種類で見ていきます。ひき肉の保存のポイントは「空気に触れさせないこと」です。
ひき肉を冷蔵で保存する場合
保存期間の目安
冷蔵での保存期間の目安は冷蔵室で1~2日、パーシャル室で1~2週間です。
冷蔵での保存方法
ペーパータオルとラップで密封冷蔵します。密封冷蔵の方法は次の3ステップです。
- ステップ1:水分を拭き取る→購入したひき肉はパックから出して、ペーパータオルで水分を拭き取ります。
- ステップ2:ペーパータオルで包む→余分な水分を抑え酸化を防止するため、ひき肉全体をペーパータオルで包みます。
- ステップ3:ラップで包む→空気が入らないようにペーパータオルの上からラップでぴっちり包みます。
ひき肉を冷凍で保存する場合
保存期間の目安
冷凍での保存期間の目安は2~3週間です。
冷凍での保存方法
冷凍するとき下味をつけるか加熱調理をしてから保存します。それぞれの方法を紹介します。
- 下味をつける:下味&小分け
塩、こしょうで下味をつけます。小分けにしてラップでぴっちり包み冷凍用保存用袋に入れます。 - 加熱処理する:そぼろの場合の処理は次の2ステップです。
ステップ1:そぼろを作る→酒、塩、しょうがなどで味をつけ、そぼろを作ります。砂糖と醤油やみそ味もおすすめです。
ステップ2:ラップで包む→そぼろが冷めたら小分けにしてラップで包み冷凍用保存用袋に入れます。
まとめ
今回はひき肉の保存方法について冷蔵・冷凍での保存期間の目安と保存方法をまとめさせていただきました。
- 冷蔵の保存目安:冷蔵室で1~2日、パーシャル室で1~2週間
- 冷凍の保存目安:2~3週間
保存期間はあくまで目安となる日数なのでなるべく早く食べるのがおすすめです。空気に触れる面積が多いひき肉は傷みやすい肉ナンバー1と言われています。
繰り返しになりますが、保存のポイントは「空気に触れさせないこと」です。空気に触れてしまうと酸化・変色し味が落ちる原因になります。また、常温保存も絶対に避けてください。夏場など気温が高い場合には、常温で数時間放置しただけでひき肉が傷んでしまいます。何かおかしいと感じた時には、もったいないと思わず処分してください。
ひき肉の保存方法を勉強しておくといつでもお手軽においしいひき肉料理を楽しむことができます。ぜひこの内容を参考にいろんなお料理にひき肉を活用してくださいね。
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