大根にはたくさんの品種が存在し、それぞれに特徴や旬の時期が存在します。今ある大根の品種でも100種類はあると言われています。
その中で主に8種類の品種の大根が大根の代表的品種と言われており、その中には「青首大根」や「白首大根」、「三浦大根」という大根があります。
甘味が強い大根や、辛みや苦みが強い大根など味も様々で、色や太さなども違い個性があります。
みなさんがスーパーで一般的に購入している大根のほとんどは「青首大根」という大根で、日本では約90%を占めているのです。そんな中で今回は「練馬大根」をいう大根に注目してみました。この記事では、「練馬大根」の特徴や旬の時期、そして主な産地などを詳しく解説していきたいと思います。
画像:NEVERまとめより
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目次
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練馬大根ってどんな大根?
読み方 | ねりまだいこん |
旬の時期 | 11月中旬~翌2月上旬 |
主な生産地 | 神奈川県、群馬県、千葉県などの関東地方 |
種類 | 8種類主な品種 |
読み方
「練馬大根」は『ねりまだいこん』と読み、東京都の練馬区で作り始められた大根です。
特徴
「練馬大根」は白首大根の一種で、重さは平均で1kgから2kgです。長さは70cmから100cmあり一般的な大根に比べるととても長い大根となっています。
首と下部の部分が細く中央部分が太くなっているのが特徴で、味は辛みがとても強いです。沢庵などによく使われている大根でもあります。
「練馬大根」の中でもまたさらにいくつか品種改良されており、煮物に適した練馬大根も存在するようです。
練馬大根の歴史
「練馬大根」は江戸時代から栽培が開始されたと言われています。
「練馬大根」は昭和初期頃はとても盛んに栽培されていましたが、中期以降からは「青首大根」の普及により生産量は激減してしまい、現在ではごくわずかでしか栽培されていません。しかし、地元の練馬地区ではとても大事にされている大根で、11月頃には「練馬大根」の収穫イベント「引っこ抜き大会」を開催したりするそうです。
このイベントでは地元民が数多く参加し、町おこしの一環ともなっています。こうして地元から愛され大事にされている野菜があるということはとても素晴らしいことですよね。
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主な生産地
「練馬大根」は名前の通り、東京都の練馬区にて栽培されています。地元ではかなり古くから栽培されている大根なだけあって、とても大切に守られている大根なのです。
生産量はごくわずかしかありませんが、収穫イベントを開催したりと地域おこしに貢献している大根です。
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練馬大根まんじゅうってどんなもの?どこで買える?
テレビや雑誌なので話題になり、「練馬大根」を使用して作った「練馬大根まんじゅう」というまんじゅうが注目を集めました。「練馬大根」の形をしたまんじゅうで、こだわりのこし餡を使って作られています。そして、その中に「練馬大根」の葉も練り込まれており、「練馬大根」を使って作ったまんじゅうとして世間に知れ渡りました。
「練馬大根まんじゅう」が購入できるお店は、東京都練馬区にある老舗和菓子屋「木村家」にて購入することができます。お近くに行く事がある際は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
「木村家」:東京都練馬区富士見台2-18-13 TEL:03-3999-8671
画像:大橋社労士の気まま日記より
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おすすめの食べ方
「練馬大根」をおいしくたべることができるオススメの食べ方を紹介していきたいと思います。
練馬オリジナルの学校給食メニュー:練馬スパゲッティ
味付けは醤油ベースの和風味で、バターの風味もプラスされます。ヘルシーだけどコクがあり、子供達から大人気の給食メニューとなっています。
大根おろしとツナの相性は抜群で、食べ出したら止まらないスパゲッティでしょう。調理方法もカンタンなので是非一度ご家庭で作ってみてはいかがでしょうか?
引用;練おす。より
練馬大根たくあん
練馬大根を一本一本干しあげて、米ぬかと塩を使い伝統的製法で漬けこんだ昔ながらのたくあん漬けです。パリっとした食感と歯ごたえが癖になり、やみつきになる漬物です。
「練馬大根」のピリッとした辛みもまたおいしく、お酒のおつまみなどにもオススメです。「練馬たくあん」は昔から作られている伝統料理なのでこれからもこの伝統料理を守り続けていきたいですね。
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