愛染古墳はほかの場所から引っ越してきた珍しい古墳！　解説とアクセス・周辺おすすめランチまとめ

兵庫県加西市にある愛染古墳は、玉丘古墳群を構成している古墳の1基で、もともとは別の場所にあったのを現在の場所に移築して復元された古墳です。

ここでは、引っ越しを経験した珍しい古墳である愛染古墳をみていきましょう。

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愛染古墳とは

愛染古墳は、兵庫県加西市にある玉丘古墳群のなかの古墳の1つです。

玉丘古墳群は、前方後円墳や円墳、帆立貝式古墳などバリエーションに富んだ7基の古墳からなる古墳群で、昭和18年(1943年)には国の史跡にも指定されています。

愛染古墳は、築造された当時は加西市佐谷町字上天寺にありましたが、そこから現在の場所に移築・復元されたという珍しい古墳です。

玉丘古墳群周辺は、現在玉丘史跡公園として整備されていて、愛染古墳は玉丘古墳の南に位置する場所にあります。

愛染古墳は、墳丘長18mの円墳で、埋葬施設は無袖式横穴式石室となっていて、中には組合せ式家形石棺が置かれています。

愛染古墳では、石室内を見学できるようになっていますので、現地に行った際には、ぜひ見てみてください。

古墳の基本情報

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出土品

愛染古墳からは、副葬品として、土器・須恵器などが発見されています。

愛染古墳の展示館へ行こう

引用：ja.wikipedia.org

概要

兵庫県立考古博物館は、兵庫県内にある遺跡や古墳の調査・研究を行っている博物館で、発掘された土器などの資料展示や、兵庫県の古代史を学ぶことのできる展示コーナーなどが設けられています。

見どころ

館内では、遺跡や古墳から出土した土器等が展示されているほか、遺跡の発掘現場を再現した珍しい展示コーナーもあります。

兵庫県立考古博物館では、参加体験型の博物館と銘打って、古代の人たちの暮らしが体験できる古代体験、考古学調査を体験することができる考古学体験といった様々な体験イベントも開催しています。

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愛染古墳周辺のおすすめスポット

見どころ1　住吉神社

引用：ja.wikipedia.org

愛染古墳と同じく兵庫県加西市にある住吉神社は、717年創建という非常に歴史のある由緒正しい神社です。

住吉神社と呼ばれる神社は全国にいくつもあり、その総本山とされる大阪の住吉大社に伝わる『住吉大社神代記』(731年)には、この加西の住吉神社が宮九箇所の1社として記されています。

住吉酒見神社とも呼ばれ、地元豪族の祖先神である酒見神をはじめ、底筒男命、中筒男命、表筒男命、神功皇后(第14代仲哀天皇の皇后)の住吉四神が祀られています。

秋には、播州三大祭りの1つにも数えられる北条節句祭りが開催され、神輿と14台の屋台(太鼓台)による巡行と宮入のほか、鶏合せ神事、龍王の舞などの奉納が行われます。

見どころ2　玉丘史跡公園

引用：kanko-kasai.com

愛染古墳のある玉丘古墳群周辺は、現在、玉丘史跡公園として整備されて、市民の憩いの場になっています。

公園内では、ほかにも玉丘古墳やクワンス塚古墳、壇塔山古墳など玉丘古墳群の古墳を見学することができるので、ぜひ、この機会に古墳巡りを楽しんでみてください。

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愛染古墳へのアクセス

車

中国自動車道「加西IC」から約5分

電車

北条鉄道「北条町」から徒歩約30分

バス

北条鉄道「北条町」からコミュニティーバス「健康福祉会館」下車　徒歩約5分

愛染古墳周辺のランチおすすめ3選

ろまんす亭

クワンス塚古墳のすぐ近くにある洋食のレストランです。

お昼のメニューには、とんかつ定食(1100円)、味噌とんかつ定食(1100円)、ハンバーグステーキランチ(1550円)などがあります。

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焼肉　平安橋

玉丘史跡公園のすぐ近くにある焼き肉のお店。

カルビ定食(950円)、レディース定食(900円)、ホルモンミックス定食(950円)などリーズナブルなランチメニューが揃っていて、掘りごたつの個室もあります。

華苑

北条駅の近くにある中華料理のお店。

お昼のメニューには、日替わりランチ(850円)のほか、一品料理にラーメンとライスがついて850円のセットメニューもあります。

まとめ

愛染古墳は、他の場所から現在の玉丘史跡公園にやってきたという珍しい経歴をもっている古墳です。

石室内部を見学することもできますし、周辺にはほかにも玉丘古墳群の古墳がたくさんあるので、古墳巡りを楽しむこともできます。

ぜひ一度、愛染古墳を見に行ってみてはいかがでしょうか。

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