新木山古墳を解説!アクセス・周辺おすすめランチまとめ

奈良県北葛城郡広陵町、多くの古墳スポットが連なるこの場所に『新木山古墳』はあります。

読み方は「あらきやま」ではなく「にいきやま」と読みます。

今回はそんな『新木山古墳』を一緒に見ていきましょう!

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新木山古墳とは

『新木山古墳』は奈良県北葛城郡広陵町赤部に構えており、全国で36番目の大きさの規模を誇る古墳です。

『新木山古墳』の形状は前方後円墳で、奈良盆地に広がる馬見古墳群の中央群に位置しています。出土した円筒埴輪から有黒斑が出ていることから、築造は5世紀前半と推定されており、馬見古墳群の中では最後の大型前方後円墳とされています。

『新木山古墳』の大きさは全長200メートル、後円部径117メートル、前方部幅118メートル、高さ19メートルで200メートル級の古墳となっています。

『新木山古墳』の特徴的な作りは東西にある両くびれ部には「造り出し」と呼ばれる箇所があり、この作りは同じく馬見古墳群に存在している「巣山古墳」にも見られるため、関係性があるのではないかと考えられています。

また、古墳の周りには周濠と外堤が存在しており、外堤は現在、水が張られている状態です。

残念ながら『新木山古墳』は一般に公開されていません。なぜなら、宮内庁の管理に置かれているからです。

宮内庁により、『新木山古墳』は「三吉陵墓参考地」として参考地にされていますが、実際の被葬者については明らかになっていません。

出土品については先述した円筒埴輪があり、他の出土品については後述します。

古墳の墳丘には円筒埴輪の埴輪列の存在も確認されています。

新木山古墳の基本情報

読み にいきやまこふん
所在地 奈良県北葛城郡広陵町赤部
営業時間 無休
入場料 入場不可
形状 前方後円墳
大きさ 全長200メートル、後円部径117メートル、前方部幅118メートル、高さ19メートル
時代 古墳時代中期
作られた時期 5世紀前半

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出土品

出土品には有黒斑が出ている円筒埴輪の他、遺物として勾玉、管玉、棗玉などが出土しています。

これらは宮内庁の管理下に置かれ、所蔵されています。

新木山古墳周辺の観光スポット

ここからは『新木山古墳』へ訪れた際に一緒に訪問してほしい観光スポットを紹介します。

自然豊かな奈良の土地を思う存分、味わってみてください。

見どころ1:石舞台古墳

蘇我馬子の墓とも伝えられているのが『石舞台古墳』です。日本最大級の横穴式石室があることで知られ周辺環境も整っていることから高貴な者の墓であることは間違いないとされています。

中には何もありませんが、石室の内部には入ることができます。

見どころ2:竹取公園

古墳時代の住居を再現した「古代住居広場」や子供たちに人気の高い「ちびっこゲレンデ」はソリに乗っての滑り台として遊ぶことができます。

公園内の木々は四季折々の花が咲き誇るので、春は桜の花見・秋は紅葉を見るのにも最適な場所です。

子供連れの家族で楽しむにはもってこいの場所です。

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新木山古墳へのアクセス

近隣に駐車場などはないため、公共交通機関での移動をオススメします。

電車・バス

近鉄大和高田駅からバスで15分

新木山古墳周辺のランチおすすめ3選

レアーレ

色とりどりの野菜を使用したサラダに、人気のもちもちとした食感がクセになる”生パスタ”がお店の名物です。気になる方はぜひどうぞ!

住所 奈良県北葛城郡広陵町馬見南1-6-26
TEL 080-4563-7815
営業時間 [火・水・木・土・日] 11:30~17:00
定休日 金曜
20席
駐車場
HP http://pastafresca-reale.jimdo.com/

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そらみる

パフェとパンケーキを味わうことができるお店です。奈良県産の材料にこだわって作り上げている料理はこだわりの詰まった一品となっています。

住所 奈良県北葛城郡広陵町笠274-5
TEL 0745-55-3225
営業時間 [モーニング]8:00〜11:00

[ランチ]11:00~14:00

[カフェ]14:00〜18:00
定休日 無休
32席
駐車場
HP http://soramilu.com

Asian Garden空音

素材を活かした料理を味わうことができる中華屋さんです。ホッとするような味わいの食事に舌鼓を打つことができます。

住所 奈良県北葛城郡広陵町疋相401-2
TEL 0745-55-3311
営業時間
定休日 火曜
100席
駐車場

まとめ

いかがでしたか?

今回は一般には立ち入ることができない『新木山古墳』のお話でした。

宮内庁の管理下に置かれていますが、実際の被葬者は明らかになっていません。いつか、誰のお墓かわかる時がくると良いですね。

中には入れませんが、外観を捉える近さまでは行くことができるので、ぜひ足を伸ばしてみてください。

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