観音塚古墳（東京）を解説！アクセス・周辺おすすめランチまとめ

東京都大田区、多摩川を挟んで神奈川県との県境にあるこの町に『観音塚古墳（東京）』はあります。

大田区には古来、数多くの古墳が築造していたことで知られており、『観音塚古墳（東京）』は通称として『西岡36号墳』とも呼ばれることがあります。

さらに、古墳には欠かせない埴輪の存在でおもしろい埴輪が発掘されたのだとか。

今回はそんな『観音塚古墳（東京）』を一緒に見ていきましょう！

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観音塚古墳（東京）とは

『観音塚古墳（東京）』は大田区に広がる”田園調布古墳群”のひとつとして知られています。

しかし、現在では大田区の地域開発のために墳丘は失われています。

江戸時代から存在は確認されており、先述したおもしろい埴輪も江戸時代に発掘されました。おもしろい埴輪とは人物形埴輪のことで、埴輪の上部が人の顔（男性の顔）となっています。

『観音塚古墳』という名前の由来は、この出土した人物形埴輪を観音様として古墳の上にお堂を建てて祀ったことからきています。

これらの出来事は江戸時代の書物である「新編武蔵風土記稿」にも記されています。

出土した人物形埴輪についての詳細は後述します。

『観音塚古墳』の大きさは全長42.5mメートル、前方部幅26.5メートル、後円部径22メートル、高さ4メートルとなっています。

内部には埋葬施設となっている横穴式石室が発掘調査によって発見されました。出土品についての詳細は後述します。

『観音塚古墳』形状は前方後円墳となっており、築造時期は出土品や石室の構造から6世紀後半の築造だと考えられています。

観音塚古墳（東京）の基本情報

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出土品

先述した『観音塚古墳』の名前の由来となった人物形埴輪は埴輪の上部が人の顔（男性の顔）となっている他に、帽子のようなものを被り、衣を着ているように見えます。

さらに、埴輪の上部の首の部分にはネックレスのような装飾がされています。

埴輪は人物形埴輪だけでなく馬形埴輪、大刀形埴輪、円筒形埴輪といった種類も発掘されています。

これらの埴輪が多く発掘されたことによって、豪華な埴輪列が形成されていたのではないかと考えられています。

また、石室の内部からは馬具や大刀、刀子、金環、鉄鏃、水晶製切子玉、碧玉製管玉などの副葬品が発見されています。

観音塚古墳（東京）周辺の観光スポット

ここからは『観音塚古墳（東京）』へ訪れた際に一緒に訪れてほしい観光スポットを紹介します。

ぜひ、『観音塚古墳（東京）』と一緒に楽しんでください。

見どころ1：多摩川台公園古墳展示室

『観音塚古墳（東京）』からの出土品はもちろんのこと、横穴式石室を忠実に再現などを行なっています。

また、レプリカ品も多く展示されているので、『観音塚古墳』はもちろんのこと”田園調布古墳群”へ訪れた際は一緒に言っておきたいスポットになります。

見どころ2：多摩川浅間神社

北条政子が源頼朝の武運長久を祈り、観音様を祀ったことから建てられた神社と言われています。

神社に合わせて内部には「浅間神社古墳」があり、神社とセットで楽しむことができます。

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観音塚古墳（東京）へのアクセス

車

近隣のパーキングを利用

電車・バス

JR 田園調布駅から徒歩9分

JR 多摩川駅から徒歩11分

観音塚古墳（東京）周辺のランチおすすめ3選

pelican coffee

おしゃれな店内で優雅にコーヒーを飲むことはもちろんですが、フレンチトーストが絶品でとても人気が高いです。一度、ご賞味ください。

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かどもと

天ぷらがメインの和食料理屋さんです。野菜や魚の天ぷらはもちろんのことうなぎの蒲焼きも人気の高い一品です。

パスタＲ１

地元に愛されているイタリア料理店です。おしゃれな店内で絶品のパスタをいただくことができます。

まとめ

いかがでしたか？

今回は人物形埴輪が出土した『観音塚古墳（東京）』のお話でした。

『観音塚古墳（東京）』は残念ながら、現存していませんが出土した埴輪は多摩川公園にある「古墳展示室」に展示されているので、ぜひ訪れてみてください！

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