大阪府藤井寺市、大阪市から南東へ15km程で大阪市中心で働く人たちのベットタウンになっているこの街に『允恭天皇陵古墳』はあります。
『允恭天皇陵古墳』は別名を『市ノ山古墳』とも呼ばれていることでも知られています。
今回はそんな『允恭天皇陵古墳』を一緒に見ていきましょう!
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目次
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允恭天皇陵古墳とは
『允恭天皇陵古墳』は「惠我長野北陵(えがのながののきたのみささぎ)」として、我が国の第19代天皇である允恭天皇の允恭天皇陵と宮内庁に指定されていますが、実際の被葬者が誰なのかは分かっていません。
まず、注目されるのはその大きさです。
『允恭天皇陵古墳』の大きさは墳丘長は227メートル、前方部の高さ23.3メートル、後円部の高さ22.3メートルを誇り全国で20番目に大きな古墳です。
『允恭天皇陵古墳』の形状は前方後円墳となっており、墳丘は三段構成となっています。
特徴的なのは二重の周濠と堤を為しており、大地の張り出した部分に作られたということです。現在では内濠が当時の姿で見ることができます。
宮内庁の管理下のため、発掘作業が行われておらず、埋葬施設がどうなっているかは明らかにされていません。
築造時期は出土品から5世紀中頃〜5世紀後半の築造と推定されています。
『允恭天皇陵古墳』は周りに多くの陪塚を従えています。
多くの陪塚が消失したと考えられていますが、現在では「宮の南塚古墳」と「衣縫塚(いぬいづか)古墳」が宮内庁によって「允恭天皇陵陪冢」に治定されています。
允恭天皇陵古墳の基本情報
読み | いんぎょうてんのうりょうこふん |
所在地 | 大阪府藤井寺市国府(こう)1丁目 |
営業時間 | 無休 |
入場料 | 無料 |
形状 | 前方後円墳 |
大きさ | 墳丘長227メートル、前方部の高さ23.3メートル、後円部の高さ22.3メートル |
時代 | 古墳時代 |
作られた時期 | 5世紀中頃〜5世紀後半 |
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出土品
円筒埴輪形象埴輪が発掘されており、この埴輪の形状から築造時期が5世紀中頃〜5世紀後半と推測されました。
また、土器である須恵器蓋坏(すえきふたつき)や江戸時代には勾玉が発掘されたと記載があります。
允恭天皇陵古墳周辺の観光スポット
ここからは『允恭天皇陵古墳』周辺の観光スポットを紹介します。
『允恭天皇陵古墳』のある藤井寺市を訪れる際はぜひ、一緒に周ってみてください!
見どころ1:道明寺
推古2年(594)に土師連八島(はじのむらじやしま)が建立したものと知られており、国宝である十一面先手観音像を本尊としています。
名物の糒は病が治る食べ物として地元に知られており、現在ではもち米を乾燥させた米を用いて和菓子になどに使われています。
見どころ2:葛井寺
7世紀頃に建てられた葛井寺は藤井寺というの地名の起源になったと考えられている場所で西国霊場の第5番札所です。
国宝である千手千眼観音菩薩坐像が納められており、毎月18日と8月9日のみ見ることができます。
見どころ3:仲哀天皇陵(岡ミサンザイ古墳)
「仲哀天皇陵(岡ミサンザイ古墳)」は『允恭天皇陵古墳』と共に古市古墳群を形成している古墳で全長は242メートルの大きさを誇る前方後円墳です。
バードウォッチングにも最適な場所として知られており、渡り鳥が多く飛来して市民の憩いの場としても親しまれています。
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允恭天皇陵古墳へのアクセス
車
周辺に駐車場がないため、公共交通機関での移動をおすすめします。
電車・バス
近鉄南大阪線・土師ノ里駅より北へ約500m(拝所まで) 徒歩約8分
允恭天皇陵古墳周辺のランチおすすめ3選
天破
濃厚なラーメンが味わい深いお店です。おすすめの濃厚ブラックは一度食べると病みつきになるのだとか。
住所 | 大阪府柏原市国分西2-3-2 |
TEL | 072-975-0108 |
営業時間 | 11:00~14:30、18:00~22:30 |
定休日 | 月曜 |
席 | 未 |
駐車場 | 無 |
HP | 無 |
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乾
そばを食べるためだけに行くお店として親しまれています。そばだけで十分に満足できる人気のお店です。
住所 | 大阪府羽曳野市野々上2-23-1 |
TEL | 0729-52-1011 |
営業時間 | 11:30~14:30 |
定休日 | 日曜・月曜・火曜・水曜 |
席 | 14席 |
駐車場 | 有 |
若葉
国産の”ふぐ”を美味しく味わえるお店です。藤井寺駅から徒歩1分という立地もありがたい名店です。
住所 | 大阪府藤井寺市岡2-7-67 第一セイワビル104 |
TEL | 050-5868-6042 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
定休日 | 月曜 |
席 | 26席 |
駐車場 | 無 |
まとめ
いかがでしたか?
今回は我が国の第19代天皇である允恭天皇陵と指定されている『允恭天皇陵古墳』のお話でした。
被葬者が実際には明らかにされていなかったり、発掘調査が行われていないなど、まだまだ謎が多くある古墳です。
大きさは雄大ですのでぜひ、『允恭天皇陵古墳』へ訪れてみてください!
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