七ツ森古墳群を解説！アクセス・周辺おすすめランチまとめ

大分県竹田市、滝蓮太郎が「荒城の月」を考えた城下町と知られ、伝統工芸には北海道の人気ローカル番組”水曜どうでしょう”の影響で全国にその名を轟かせた「姫だるま」が有名な街です。

自然豊かな街である竹田市に今回の『七ツ森古墳群』はあります。

今回はそんな『七ツ森古墳群』を一緒に見ていきましょう！

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七ツ森古墳群とは

現在は円墳2基と前方後円墳2基の計4基からなる古墳群です。

“七ツ”という名前の由来通り、築造当時は7基の古墳が群をなしていたと考えられていますが、現在確認できるのは4基のみとなっています。

古墳の大きさは円墳が直径20メートル、高さ4メートル程、前方後円墳が全長51メートル、後円部径28メートル、高さ6メートル、前方部幅8メートル、高さ3メートルの大きさを誇ります。

被葬者は明らかにされていませんが、円墳では内部にあった石棺の石枕がとても小さいことから生後間もない幼児であると考えられています。

また、前方後円墳には組合式石棺1基あり、中には成人男性が埋葬されていました。

さらに、詳しくは後述しますが前方後円墳から同じく出土した副葬品も大変貴重なもので九州では例をあまり見ないものでした。

築造年代は推定になっていますが、石棺の形や出土した副葬品から古墳時代前期（３世紀後期 ～ ４世紀後期）と推定されており、豊肥地区で最古の畿内型古墳であると考えられています。

1959年、国の史跡に登録されました。

七ツ森古墳群の基本情報

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主な古墳

円墳2基（A、D号墳）、前方後円墳2基（B、C号墳）の計4基

※築造当時は7基あったと考えられています。

出土品

6枚の銅鏡、勾玉、碧玉製釧（くしろ）、鹿角装刀子（とうす）などが出土しています。

中でも特徴的なのは碧玉製釧（くしろ）で埋葬されていた被葬者の周りに散布されている状態で発見されました。

碧玉製釧（くしろ）の出土例は九州では少なく、中央の機内と関連していたものではないか？と考えられています。

七ツ森古墳群周辺の観光スポット

『七ツ森古墳群』のある竹田市は非常に自然豊かな場所です。

ここからは『七ツ森古墳群』周辺の観光スポットについてご紹介します！

見どころ1：七ツ森古墳群の彼岸花

『七ツ森古墳群』は彼岸花の名所として有名です。

毎年9月中旬ごろに見頃を迎え、600坪ほどの広さを色鮮やかに咲き誇ります。その数はなんと20万本以上です。

元々は『七ツ森古墳群』の敷地内に地元の方が植え始め、整備していたのがきっかけだそうです。

映画のロケ地にもなったことで知名度も上がっていきました。毎年、9月には『七ッ森彼岸花祭り』が開催されており、多くの人で賑わっています。

見どころ2：キリシタン洞窟礼拝堂

大分県竹田市竹田殿町にある山の壁をくり抜いて作られた礼拝堂です。

第17代岡城当主、志賀親次は熱心なキリシタンでした。しかし、時同じくしてキリスト教の禁教令が出されてしまいました。

そのため、志賀親次はこのキリシタン洞窟礼拝堂を作り、ひそかに信者を集め信仰の場としていたようです。

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七ツ森古墳群へのアクセス

車

JR豊肥本線豊後竹田駅より車で約15分

※駐車場あり

電車・バス

JR豊肥本線豊後竹田駅からバスで30分

七ツ森古墳群周辺のランチおすすめ3選

すごう丸福

大分県といえば唐揚げが有名ですが、すごう丸福の唐揚げは大きくてボリューミーなのが特徴です。人気店ですので一度ご賞味ください。

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Bistro ＆ Cucina Champi

地元の食材を利用したイタリア料理店です。味はもちろん、盛り付けも非常に美しいです。

Cafe Boi Boi

料理やコーヒーの味はもちろんですが、このお店の特徴は目の前に広がる久住高原を眺めながらリラックスできることです。とても開けて開放的な気分になりますのでぜひどうぞ。

まとめ

いかがでしたか？

今回は豊肥地区で最古の畿内型古墳であると考えられている『七ツ森古墳群』についてお話しました。

現在は4基のみの古墳ですが、国道沿いにあるため非常に見やすい古墳です。また、9月頃にはとても綺麗な彼岸花が『七ツ森古墳群』を彩りますので、ぜひ見に行ってみてください。

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