両宮山古墳を解説！とアクセス・周辺おすすめランチまとめ

両宮山古墳とは

両宮山古墳は、岡山県赤磐市穂崎にある古墳で、岡山県南部にある本宮高倉山の南東部の扇状地斜面に築かれた巨大な前方後円墳です。

両宮山古墳は、前方後円墳4基と帆立貝形古墳2基などで構成される両宮山古墳群に属している古墳の1基です。

墳丘長206ｍは、備前地方では最大となる規模で、岡山県では第3位の大きさをもつ古墳です。

墳丘は三段築城でくびれ部分に造り出しが設けられていて、古墳の周囲は二重の周濠によって囲まれています。

近くには、陪塚と見られる和田茶臼山古墳もあります。

被葬者についてはわかっていませんが、古墳の大きさから大和王権と結びつきの強かった有力な豪族のものとみられています。

築造は5世紀後半とされ、1927年(昭和2年)には国の史跡にも指定されています。

両宮山古墳の基本情報

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出土品

両宮山古墳では、これまで数回にわたっての発掘調査が行われていますが、不思議なことに墳丘からは多くの古墳にあるはずの葺石も並べられた埴輪が見つかっていません。

理由はわかりませんが、なんらかの理由で通常の埋葬が行われなかったのではないかとも考えられています。

両宮山古墳の展示館へ行こう

引用：http://www.kurashikikoukokan.com/

概要

倉敷考古館は、江戸時代の倉を改装して作られた博物館で、1950年にオープンした歴史ある展示館です。

考古館ではかつて吉備地方といわれた岡山にあるたくさんの遺跡の研究・調査を行っていて、その成果を館内で展示発表しています。

見どころ

館内では岡山県各地で見つかった、旧石器時代のナイフや縄文時代から古墳時代の土器、遠く南米ペルーで見つかった魚などの動物をかたどった土器など、様々な出土品を見学することができます。

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両宮山古墳周辺のおすすめスポット

見どころ1　千光寺

引用：www.travel.co.jp

奈良時代に報恩大師が孝謙天皇の勅命によって備前に建立したと伝えられる龍王山の山麓にあるお寺で、備前48カ寺の1つ。

重要文化財である古備前四耳大壺や江戸時代に建てられた三重塔があり、春は桜、秋は紅葉が楽しめます。

見どころ2　赤磐酒造

引用：wonderful-setouchi.jp

両宮山古墳と同じ赤磐市にある杜氏で、伝統的な和釜甑(わがまこしき)を使って、伝統的な独自技術で酒造りを行っています。

酒蔵見学を実施していて、日本酒の仕込蔵や貯蔵蔵の見学、各種日本酒の試飲を体験することができます。

見学・試飲ともに無料ですが、事前の予約が必要です。

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両宮山古墳へのアクセス

車

山陽自動車道「山陽IC」から約10分

電車

JR「瀬戸駅」から徒歩約1時間

バス

JR岡山駅から宇野バス「新道 穂崎」下車　徒歩約10分

両宮山古墳周辺のランチおすすめ3選

焼き肉　牛さだ

両宮山古墳近くにある焼き肉屋さん。平日の11時から14時のみサービスランチ(1080円)が注文できます。

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★両宮山カフェ

山陽ICから両宮山古墳へ向かう途中にあるイタリアンのお店。平日の11：30～15：00には1000円でおいしいランチを楽しむことができます。

★こだわりとんかつ カツ陣

山陽ICの近くにあるトンカツのお店で、赤磐市では唯一のトンカツ専門店。1050円で日替わりランチを楽しむことができます。

まとめ

両宮山古墳は、岡山第3位という中国地方でもトップクラスのスケールをもっているほか、古墳群を形成しているため、周辺にもいくつもの古墳があってそちらに足を運ぶこともできます。

ぜひ、この地に作られた巨大前方後円墳をじかに見てみてはいかがでしょうか。

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