みなさんはパプリカのわた、どうしていますか?8割以上の方は捨てているのではないかと思うのですが、どうやらこのわた、食べることができるらしいのです。
私もこれまでずっとヘタと一緒に下処理段階で捨てていたのですが、その栄養素や活用法を知ってから時間のある時は一緒に調理するようにしています。わたを捨てている方、必見ですよ。
今回は、「パプリカのわたや種は食べられる?」というテーマに沿って、使い方や栄養素についてご紹介したいと思います。
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目次
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パプリカのわた・種は食べられる?
パプリカのわた、ヘタと一緒に生ゴミとして捨てていませんか?メインは果肉の方ですから、わたは脇役、むしろ本当に食べられるの?と思いますよね。
わた・種は食べられる!
パプリカの中に入っているわたや種は、一緒に調理して食べることができるのです。一体どんな味?食べる意味はあるの?と最初は思うかもしれません。
一見全く食べるような部位には見えないわたと種ですが、栄養も含まれているので余すことなく食べたい部位なのです。わたや種の食感が気になるかもしれませんが、せっかくなので有効活用しましょう!
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わた・種に含まれる栄養素
では、パプリカのわた・種にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?主な栄養素とその効能を2つご紹介したいと思います。
ピラジン
パプリカのわたと種には「ピラジン」という成分が含まれています。わたに含まれるこのピラジンはここ最近「育毛」にも効果があると言われています。なぜ育毛に良いかと言うと、ピラジンには血流を良くする働きがあります。その結果頭皮にも栄養が行き渡り、髪が生えやすくなるという訳です。
また、ピラジンは摂取することで血液サラサラ効果もあるので、血栓予防にもなります。心筋梗塞や脳梗塞の対策にも繋がる成分です。
今は血圧になんの問題もなくても、知らず知らずのうちに血液の質が衰えていくこともあります。日頃から良い栄養素を摂取していること予防に繫がりますので、是非日常的に摂取したい栄養成分です。
ちなみに、ピラジンはピーマンのわたと種にも含まれており、ピーマン特有の苦味を作っている成分なのです。
カリウム
パプリカにはカリウムも含まれており、主に腎臓関連の病気に強い成分です。カリウムは体内にある余分な塩分を水分と一緒に排出してくれる働きがあるので、むくみにも効果のある栄養素なのです。
また、コレステロールの低下や高脂血症にも効果があり、積極的に摂取したい大事な栄養素で、利尿作用もあるため、体内の水分の循環を促してくれる効果もあります。
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パプリカのわた・種の食べ方
パプリカのわたや種には食べるべき栄養素が含まれていることはわかりましたが、どんな風に料理に使えば良いの?と思っていませんか?
普段のパプリカを使う料理に一緒に混ぜてしまえば良いのですが、食べやすくなるオススメのレシピを2つご紹介します。
丸焼き
引用:横浜ガーデンデザイン!
斬新にも見えるパプリカの丸焼きは、オーブンを使ってじっくりパプリカに火を通していきます。オリーブオイルを回しかけて焼いたパプリカは、果肉がとっても柔らかく、更に甘みも増します。
中のわたや種も柔らかくなっているので是非そのまま丸ごと食べるのがオススメなのです。栄養も豊富な上、ボリュームもあるのでダイエット中のメニューとしてもオススメですよ。
家庭ではなかなすることのない料理かと思いますが、オーブンに入れてしまえば待つだけなので非常にお手軽な料理です。是非一度試してみてください。
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スープ
引用:E・レシピ
パプリカのスープは飲みやすく、わた・種初心者の方でも抵抗なく飲めるかと思います。パプリカを適当なサイズにカットし、わた・種と一緒に少量のお湯で柔らかくなるまで茹でていきます。
パプリカに含まれる栄養成分は水溶性のものが多いので、この茹で汁にもしっかり栄養が溶け出しています。茹で汁とパプリカ、わた、種全てをミキサーにかけてペースト状にします。ペースト状になったらもう一度鍋に戻し、コンソメと牛乳を入れてのばせば完成です。わたはミキサーにかけることでほとんど小さくなっていますし、種もスープとしてなら気にならない舌触りです。栄養たっぷりのスープなので是非こちらも試してみてくださいね。
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まとめ
パプリカのわたや種の栄養、そして活用方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?これまで捨てていた方は、栄養たっぷりですので是非料理に使うようにしてみてください。初めのうちは種の食感が気になるかもしれませんが、スープなど食べやすい料理から挑戦していくと徐々に慣れていきますよ。体に良いこといっぱいの栄養成分が詰まっていますので、あますことなく摂取してみてくださいね。
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