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ローズヒップと言えば、何と言ってもビタミンCの量が魅力のひとつです。その量は、レモンの20倍以上!健康や美容効果が期待されているローズヒップは女性だけでなく、実は、男性にもメリットがあることをご存じですか?今回は、
- ローズヒップとは?
- ローズヒップの健康効果
- ローズヒップの効果的な飲み方
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目次
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ローズヒップとは?
ローズヒップとは
ローズヒップは、バラ科バラ属(ハマナス、イヌバラ)の果実です。直訳すると野バラの実という意味になります。色は赤、オレンジ、濃い紫色など。9月中旬頃に収穫の時期を迎えます。ローズヒップは、ハーブティーやローズヒップオイルをはじめ、ジャム、マーマレード、スキンケアや民間薬としてサプリメントにも用いられています。
味・香りの特徴
ローズヒップの実そのものの味はあまりありません。しかし、ローズヒップティーは、独特の酸味が特徴です。一般的に飲まれているローズヒップティーは、ハイビスカスをブレンドされたものが多いのです。そのため、「ローズヒップ=強い酸味」というイメージが付いているようです。香りは、それほど強くありませんが、爽やかな甘い香りがします。
主な栄養成分
ローズヒップには、以下のような栄養素が含まれます。
- ビタミンC (レモンの20倍以上)
- ビタミンP
- ビタミンA (ほうれん草の2倍以上)
- ビタミンE
- ビタミンB1・B2
- マグネシウム
- カルシウム (牛乳の8倍以上)
- カリウム
- 鉄 (ほうれん草の2倍以上)
- ペクチン
- リコピン(トマトの8倍以上)
- βカロテン
- フラボノイド など
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ローズヒップの健康効果
女性ホルモンのバランスを整える
ビタミンE・・・女性ホルモンの一つである黄体ホルモンの材料になります。生理痛の軽減などに役立ちます。
ビタミン類・カルシウム・・・ストレス抑制効果があり、生理中のイライラ軽減に作用します。
男性にも効果がある?
女性だけでなく、男性にも効果的な作用が期待されています。例えば、
カルシウム・マグネシウム・・・筋肉の働きをサポートし、骨や歯を丈夫にする作用が期待されています。
ビタミンB1・・・糖質の分解を助けたり、中枢神経と抹消神経の機能を正常に保ってくれます。
ビタミンC・植物酸・・・疲労回復の効果があります。副腎皮質ホルモンの生成を促す働きによって、心と体をリラックスさせてくれます。抗酸化力による免疫力向上、風邪予防にも効果的です。
このような健康効果のあるローズヒップは、実は、女性だけでなく男性にもおすすめなのです。
美肌効果
ビタミンC・・・メラニンの生成を抑えてシミ・シワを予防し、コラーゲンが生成されてお肌の調子を整えます。
ビタミンA・・・肌のターンオーバーの促進を助けます。
ビタミンB2・・・脂質の代謝を促したり、肌、爪、髪の健康を維持したり成長を促したりする働きがあります。
ビタミンE・・・紫外線から肌を守る効果もあります。
整腸作用
ペクチン・・・植物の葉、茎、果実によく含まれる食物繊維の一種です。冷やすと甘みが増すという特徴があります。食物繊維は腸内に入ると善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える作用があります。食物繊維は大腸がんの発症を押さえる働きがあるという研究結果が発表されています。
ダイエット効果
リコピン・・・生活習慣病の原因となる活性酸素の発生を抑え、体から排出する効果があります。
フラボノイド・・・利尿作用があります。むくみを改善し、体内の老廃物を排出する効果も期待されています。
ティリロサイド・・・ローズヒップには「ティリロサイド」と呼ばれるポリフェノールの一種が含まれています。最近の研究によると、このティリロサイドが脂肪燃焼を助け、体脂肪を低減させることが発表されています。
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ローズヒップの効果的な飲み方
1日の目安量
1日3~4杯を目安に飲みましょう。飲みすぎると腎臓に負担をかけることもあります。適量を心がけましょう。なお、シラカバやハンノキ、バラ科の植物に花粉症・アレルギーがある方は、アレルギー反応が出ることがありますので注意が必要です。
ローズヒップの淹れ方
材料
- ローズヒップ 2杯
- お湯 300ml
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- ティーポットにローズヒップを入れ、沸騰したお湯を注ぐ
- 蓋をして3分ほど蒸らしたら完成
・ローズヒップが粗めにカットされている場合(シェルカット)は、蒸らす時間を6~7分にしましょう。
・ティーポットは金属以外のものがおすすめです。また、茶こしもハーブティーにはむきません。
・ローズヒップティーの独特な酸味が苦手な方は、ハチミツを加えたり、甘めの紅茶とブレンドするのもおすすめです。
・ローズヒップの栄養素を無駄なくいただくために、出がらしの実も食べるようにしましょう。
飲むタイミング
おすすめの飲むタイミングは、朝起きたタイミングで飲むことです。ポイントは、ホットで飲むこと。内蔵を温めて、体内からじんわり目覚めることができます。
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まとめ
今回は、「ローズヒップの効果」についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- ローズヒップ=野バラの実
- ローズヒップ自体には味はあまりなく、爽やかな甘い香りがある
- ハイビスカスがブレンドされたローズヒップは独特の酸味が特徴
- ビタミンC、食物繊維、カルシウムなどの栄養素が豊富
- ローズヒップティーは、朝起きてホットで飲むのがおすすめ
ローズヒップティーは、ノンカフェインなので妊婦さんも安心して飲むことができます。心と体の健康を考える女性・男性にとっておすすめの飲み物です。ぜひ、朝起きてハイビスカスティーを楽しんでみてくださいね♪
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