ホットカルピスを飲んだことがありますか?カルピスは冷たい水で割って飲むイメージが強いので、お湯で割ると聞くと『味は大丈夫?』と不安に思う人もいるかもしれませんね。でも、温かいカルピスは飲んでみると想像以上においしくて、むしろ冷たいカルピスよりも好きだったという人がいるほどおすすめの飲み方なんですよ。冷たいカルピスでお腹が痛くなってしまう人も、温かいカルピスならお腹を冷やさないので飲めるかもしれませせん。そこで、今回は
- ホットカルピスって何?
- ホットカルピスは下痢・腹痛に効く?
- ホットカルピスの飲み方
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目次
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ホットカルピスって何?
ホットカルピスはその名の通り『温かいカルピス』です。最近は冬になるとホットドリンクコーナーにホットカルピスが並ぶことがありますが、希釈タイプのカルピスを買えば自宅でホットカルピスを作ることができます。好みの濃さやアレンジが自由にできて自分好みのオリジナルカルピスも作れます。
公式サイトでも紹介されている飲み方
ホットカルピスは公式サイトでも紹介されている飲み方です。公式サイトで紹介されている作り方は、カルピス(希釈タイプ)30mlにお湯120mlを混ぜる方法です。同じ希釈の割合でも温かいカルピスのほうが冷たいカルピスよりも甘みや酸味を感じやすいので、いつも作っているカルピスよりも少し薄めで作るのがおすすめです。
乳酸菌が豊富
カルピスは1919年(大正8年)に誕生した日本初の乳酸菌飲料です。 原料は生乳とカルピス菌 です。カルピス菌は大正時代に酸乳を研究する中で偶然発見されたもので、乳酸菌と酵母からできています。カルピスの甘酸っぱい風味はカルピス菌の発酵によって生まれます。
乳酸菌には整腸作用、抗腫瘍作用、免疫賦活作用、血中コレステロール低減作用、高血圧抑制作用などさまざまな健康に良い効果があることがわかっています。でも『ホットカルピスにしたら熱でせっかくの乳酸菌がしんでしまい意味がなくなるのでは?』と思うかもしれませんね。実はカルピスは製造後、加熱殺菌されて密閉されています。そのため、カルピスの中に入っている乳酸菌はすでに殺菌されてしまっているのでホットで飲むから乳酸菌が少なくなるということはなく、ホットでもコールドでも栄養や効果に違いはありません。
乳酸菌は殺菌されてしまっていても菌体成分や発酵によって作られた成分があるので、カルピスは健康に良い効果が期待できます。
お好みの味に調節が可能
希釈タイプのカルピスの良いところは好みの味に調節ができるところです。レモン、はちみつ、生姜を入れたり、牛乳や豆乳で割ることもできます。いちごジャムやブルーベリーを入れるとフルーツフレーバーのカルピスにもなるんですよ。カルピスは甘みと酸味のバランスが良くシンプルな味わいなのでいろいろな食材と相性がよく、アイディア次第でたくさんアレンジができます。
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ホットカルピスは下痢・腹痛に効く?
カルピスを飲むとお腹が痛くなる人がいます。お腹が弱い人はカルピスでなくても冷たいものを一気に飲んでしまうとお腹が痛くなることがあります。ホットカルピスなら冷たい飲み物が苦手な人もカルピスの味を楽しめます。その他にもホットカルピスを飲むメリットはありますが、飲みすぎるとデメリットもあるので注意してくださいね。
乳酸菌が腸内環境を整える
カルピスには乳酸菌がたくさん含まれています。乳酸菌は善玉菌です。人の腸の中には良い働きをする善玉菌と悪い働きをする悪玉菌、どちらでもない中間の菌が存在して悪玉菌が増えると腸内の環境が悪くなってしまいます。 カルピスに含まれる乳酸菌を摂取することで腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれる効果が期待できます。
冷えた体を芯から温める
温かい飲み物を飲むと体の中から温めることができます。体を温めることで、血行がよくなりむくみが改善したり、免疫力が高まるなどさまざまな健康効果が期待できます。
糖分が多く飲み過ぎには注意
ホットカルピスは健康に良い効果が期待できますが、糖分が多いため飲みすぎには注意が必要です。希釈するタイプのカルピスはコップ1杯分30ml当たり16,5gの糖質が含まれています。お湯で割った場合のカロリーは55.2kcalです。1日に何杯も飲んでしまうとカロリーオーバーになり太る原因になります。
また、ホットカルピスでも飲みすぎると腹痛や下痢になる可能性があります。これは乳酸菌の摂取のし過ぎで腸が刺激されすぎてしまうことや、水分の摂りすぎが原因と考えられます。糖質やカロリー、水分量のことを考えると1日の摂取目安量は1〜2杯程度です。
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ホットカルピスの飲み方
ホットカルピスの作り方やおすすめのトッピングをご紹介します。
材料
カルピス(希釈タイプ)30ml
お湯 120ml
作り方
耐熱のコップにカルピスを入れてお湯を注ぎ混ぜれば完成です。お湯ではなく温めた牛乳や豆乳で割るのもおすすめです。酸味がマイルドになり、トロッとしたまろやかな口当たりになります。
おすすめトッピング
・レモン
レモンのさわやかな香りがプラスされてスッキリとした味わいになります。ビタミンCが摂取できるので寒い時期には風邪予防にも良いですね。
・はちみつ
カルピスにはちみつを加えると甘みがましてさらにホッとするような味わいになります。
・マシュマロとシナモン
ホットカルピスにマシュマロとシナモンを加えるとおしゃれなデザートのようなドリンクになります。マシュマロの甘みとシナモンのスパイスが効いておいしいです。
まとめ
『ホットカルピスは下痢・腹痛に効く?ホットと乳酸菌で体に優しい!』についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- ホットカルピスは乳酸菌が豊富
- 温かい飲み物はお腹の中から温められる
- 飲みすぎると下痢や腹痛の原因になることも
ホットカルピスは適量で飲めば腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれるのに効果的です。温かい飲み物は冷えの対策にもなるので寒い時期にはぜひカルピスをホットで飲んでみてくださいね。
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