大根の葉は、栄養価も高く炒め物やふりかけとしてよく食べられています。
しかし、大根の根部分に比べて日持ちしないので、大量にある場合は消費するのに困ることもあるかと思います。
そんな時は、塩漬けにするのがおすすめです。
そのまま置いておくより日持ちしますし、優秀なご飯のお供になります。そこで今回は、
- 大根の葉の塩漬けとは
- 大根の葉の塩漬けは長期保存できる?
- 大根の塩漬けは賞味期限
- 大根の塩漬けの味の口コミ
についてご紹介します。
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目次
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大根の葉の塩漬けとは
大根の葉の塩漬けとは、その名の通り、大根の葉を塩漬けしたお漬物になります。
特徴と作り方についてご紹介します。
塩漬けの特徴
塩漬けは、古くから食材を長期保存するために行われてきた方法で、「塩押し」とも言われます。塩をまぶして水分を出す方法と、濃度の高い塩水に漬け込む方法があり、長期間漬け込むと乳酸菌が増えて発酵し、独特な酸味と旨味が生まれます。
短時間で漬け込むものは「一夜漬け」「浅漬け」、魚介類の身や内臓を塩漬けしたものは「塩辛」と、名称が変わるのも特徴です。
大根の葉の塩漬けの基本的な作り方
大根の葉の塩漬けは、1時間~一晩ほど置けば十分おいしくなります。基本的な作り方は以下の通りです。
- 大根の葉をよく洗い、ざく切りもしくはみじん切りにする
- ボウルに入れて塩をまぶして全体にいきわたるように混ぜる
- 水分が出てきたらよくもむ
- 半分以下の量になったら、冷蔵庫で寝かせる
- 1時間~一晩経ったら、水分を絞って完成
大根1本分の葉で大さじ1杯ぐらいでも十分作れますので、一度重さの2%で作ってみて、お好みの塩加減に近づけていくといいでしょう。
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大根の葉の塩漬けは長期保存できる?
大根の葉の塩漬けは、長期保存できるのでしょうか?
長期保存可能かどうか、冷凍で保存可能なのかを解説していきます。
長期保存可能
塩漬けにすると、 大根の葉をそのまま野菜室に入れておくよりは長く保存しておくことができます。
とはいっても、調理する過程で雑菌やカビを完璧に排除することは難しく、基本の漬け方では劇的に保存期間を延ばすことはできません。
もう少し長期間置きたいなら、塩分濃度を上げたり、鷹の爪などの抗菌効果があるものを一緒に入れるなどしましょう。
冷凍はできる?
大根の葉は、そのままでも塩漬けしても冷凍保存できます。そのまま冷凍保存する場合は、一度塩ゆでしてあく抜きをしてから。
塩漬けの場合は水分をしっかり切ってから保存するようにしましょう。
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大根の葉の塩漬けの賞味期限
大根の葉の塩漬けを作っても、すぐに傷むようなら作る量も考えなくてはいけませんよね。
どれくらいの期間保存できるのでしょうか?
冷蔵で3日ほど
塩もみしただけの大根の葉でも1週間ほど持ちますが、3日ほどで食べきる方がいいでしょう。それ以上置いておくと、発酵しすぎて腐ってしまうことがあります。
もう少し置いておきたいなら、
- 大根の葉の重さの3%の塩で付ける
- 出てきた水分ごとビニール袋などに入れ、鷹の爪を入れる
- 空気に触れないようにして常温で保存する
この方法だと、3~4日ぐらいで乳酸発酵し、酸味が出てきます。
それから冷蔵庫に入れて保存すれば、1~2週間ほど日持ちするかと思います。
ただ、最初から3日以上置いておくことになりそうなのがわかっているなら、早めに冷凍保存するのがおすすめです。
賞味期限に関わらず、見た感じどろっとしていたり、溶けている感じがあれば腐っていて食べられませんので、必ず見た目や臭いはチェックするようにしましょう。
冷凍で1か月ほど
大根の葉から出た水分をしっかり切って、フリーザーバッグに入れれば、冷凍庫で1カ月ほど日持ちします。使いたい分だけ手でパキパキ折ってもいいですし、製氷皿などに入れて1回分ずつ冷凍するのもいいでしょう。
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大根の葉の塩漬けの味の口コミ
大根の葉の塩漬けはどんな味なのでしょうか?
おいしいという口コミと、好みではなかったという口コミを紹介します。
作る際の参考にしてみてくださいね。
「おいしい」意見の口コミ
- 秋にたくさんつけておいて冬青菜がない時期に少しずつ塩出しして使う。懐かしい味
- 栄養価が高くくせも少ない
- ご飯がすすむ味
シンプルに塩だけで作るので、どこか懐かしくなる味わいに仕上がるそうです。
大根の葉が手に入った時に塩漬けにして冷凍し、塩出ししながら炒め物や汁物に使うという意見が多かったです。
くせも少ないので、何にでも合う葉物野菜のような使い方ができます。
「好みではない」意見の口コミ
- 苦い
- 青臭い
- しょっぱくて食べられなかった
あまり好みではないという意見は多くはありませんでしたが、苦い・しょっぱいという意見がありました。
苦い、青臭いと感じた理由は、おそらくあく抜きが十分でなかったことが原因だと思います。
しっかり絞って水分を切れば、もう少し苦みや青臭さは抑えられるでしょう。
しょっぱさは塩加減の問題ですので、食べられないほど塩辛い場合は、塩抜きすれば食べられるかと思います。
まとめ
今回は、塩漬けの基本的な知識や大根の葉の塩漬けの作り方、保存期間などについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 大根の葉の塩漬けの日持ちは1週間
- 冷凍すると1カ月
栄養満点の大根の葉を、捨てることなくおいしく食べられる塩漬け。
大根の葉が手に入った時は、ぜひ作ってみてください。
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