薬味からメインまで幅広く使われる大根。
そんな大根は、捨てるところがない優秀な野菜です。
皮はきんぴらなどにして食べられることが多いですし、他の野菜なら捨てられる葉部分ももちろん食べられます。そこで今回は、
- 大根の葉は食べられる?
- 大根の葉を食べる危険性
- 大根の葉の栄養素・効能
- 大根の葉のリメイク方法
についてご紹介します。
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目次
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大根の葉は食べられる?
結論から言えば、大根の葉は食べられます。
では、一般的にはどうやって食べられているのでしょうか?
食用可能
大根の葉の食べ方としては、ふりかけやおひたしのような形で食べられることが多いです。ほうれん草や小松菜の使い方に似ているかもしれません。
また、いつも食べている大根に比べて、葉酸、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンEなどの栄養素が多く含まれています。
その他の栄養素も豊富に含まれている、まさに万能食材ですので、大根の葉が手に入った時はぜひ調理して食べてみてください。
下処理をきちんとしよう
大根の葉を食べる時は下処理をしてからにしましょう。一般的な下処理はあく抜きのための塩ゆでです。
- 大根の葉を3等分ぐらいに分ける
- 鍋にたっぷりお湯を沸かす
- 沸騰したら塩をひとつまみ入れて大根の葉を茹でる
- 2~3分湯がいたらザルなどにあげ、水で冷ます
- 水分を絞る
茹でる時間は短時間で大丈夫です。
水にさらすだけでもあく抜きをすることができます。
- 大根の葉を水に浸して3~5分ほど置く
- 置いている間、数回水を替えるとなお良い
あまり長時間浸すと栄養素が流れてしまうので、15分を目途に浸す時間を調整しましょう。
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大根の葉を食べる危険性
「大根の葉には毒がある」とか、「食べると危険」という話を耳にしたことがありますが、本当のところはどうなのでしょうか?
大根の葉を食べる危険性について解説します。
シュウ酸が危険
大根の葉に毒性はありませんが、大根の葉に含まれている「シュウ酸」が、健康被害をもたらす可能性があります。シュウ酸の過剰摂取により危険視されるのが、尿路結石です。
シュウ酸とカルシウムが結合することで結石ができ、その結石が尿路に詰まることで激痛が生じるのが尿路結石です。
危険性があるのは事実ですが、大量の大根の葉を一気に食べたり、極端にカルシウムを摂取しないなどがなければ、通常、あまり問題にはなりません。
しかし、腎機能に問題があったり服用している薬との相性が悪いなどの理由で危険性が高くなることはありますので、心配な方は医師に相談するようにしましょう。
農薬がついている可能性
大根の葉には農薬がついている可能性があります。もちろん、日本国内において使われる農薬はある程度の基準を満たしたものですが、摂取すると吐き気や嘔吐などの症状が出ることがあります。
食べる前にはしっかりと洗浄することで、農薬を摂取する危険性を下げることができます。
また、塩ゆですることでさらに農薬を落とせるので、下処理はしっかりするようにしましょう。
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大根の葉の栄養素・効能
大根の葉の栄養素や効能について解説します。
ミネラルが豊富
先ほど少し触れましたが、大根の根部分よりも葉部分の方が含まれている栄養素が豊富です。
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルもしっかり含まれていますので、体に良い栄養素をバランスよく摂取することができます。美容にとても良い
むくみの改善・解消や、コラーゲンの活性化、老化予防などの美容にいい効果が期待できます。スポンサードリンク
大根の葉のリメイク方法
あまり大根の葉を手に取る機会がないと、どう調理すればいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、大根の葉のレシピを2つご紹介したいと思います。
どちらも簡単にできますので、大根の葉のリメイクに悩んだ時はぜひ参考にしてみてください。
大根の葉のおにぎり
大根の葉を茹でて細かく切った後、しらすやかつお節を混ぜ、醤油で味を調えます。
あとは、ご飯に混ぜておにぎりを作るだけ。
他にも、干しエビと一緒にごま油で炒めたりとアレンジもききます。
味噌とシラスと混ぜておにぎりの具にしてもおいしいですよ。
大根葉のベーコン炒め
大根の葉とベーコンを炒めるシンプルなレシピです。
ブロックベーコンを使えば食べ応えもありますし、ベーコンの油と大根の葉の風味がたまらない一品です。
また、大根の葉に含まれるビタミンA(βカロテン)は、油との相性がいいので栄養面からみても理にかなっています。
大根の葉はあらかじめ塩ゆでや水に浸けてあく抜きをしておきましょう。
まとめ
今回は大根の葉が食べられるか、大根の葉を食べる危険性、栄養や効能についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 大根の葉はすべて食べることができる
- 大根の葉には毒性はない
- シュウ酸や農薬には注意が必要
- 塩ゆでや水に浸してあく抜きをすればシュウ酸は除去できる
- 大根の葉は根部分より栄養豊富!
大根の葉を見かけてもあまり積極的に買うことがなかった方も、これだけ栄養豊富なら買ってみようかという気持ちになったのではないでしょうか?
葉部分をまったく切り落としていない大根がスーパーに並ぶことは少ないですが、5㎝ほど残っているものもあります。
その部分ももちろん使えますので、まずはそれから試してみてはいかがでしょうか?
ぜひ一度挑戦してみてください。
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