皆さんは椎茸はお好きですか?私の周りでは意外と椎茸が苦手な人が多いのですが、皆様の周りはいかがでしょうか。
椎茸はとても香りが良く味もしっかりとしているので美味しいきのこの部類ですが、実は生で食べてしまうと食中毒以外にも少し怖い病気になってしまう可能性があるんですよ!
今回の記事では、
- しいたけを生で食べない方がいい理由は?
- しいたけ皮膚炎とは?
- 妊娠中は食べられるの?
- しいたけを食べるメリットは?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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しいたけを生焼けで食べない方がいい理由
しいたけに限らずきのこは基本的に加熱した方が良いとされています。きのこの中でもマッシュルームは生で食べることができると言われていますが、それ以外のきのこは絶対に加熱した方が良いでしょう。
特に生のしいたけをたくさん食べてしまうと様々な悪影響が出てしまうんですよ。
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しいたけ皮膚炎
生のしいたけをたくさん食べるとしいたけ皮膚炎という皮膚症状が出てしまう可能性があります。しいたけ皮膚炎は夏に多発する病気で、焼肉や BBQ の季節に患者さんが増えるそうです。しいたけを触ったり食べたりしても何でもなかった人が、生焼けのしいたけを食べることによって激しいかゆみのある発疹が出現します。
非常に痒いだけでなく引っ掻いた後に一致した発赤が特徴的です。特にビールなどのアルコール飲料と一緒に椎茸を摂取した時に発症する傾向があるそうです。
特に皮膚が弱い方にとって、しいたけ皮膚炎は重症になってしまう可能性がありますので絶対に生の椎茸の食べてはいけないのです。
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妊娠中だけど大丈夫?
このように皮膚炎が出てしまうという情報があると、特に妊娠中の方は食べにくさを感じてしまうのではないでしょうか。
ですがしいたけはしっかりと加熱すれば妊娠中におすすめな食材なんですよ!
しいたけは妊娠中にオススメ食材!
しいたけは、妊娠中にオススメの食材です!その理由には、しいたけに含まれる”食物繊維”、”カリウム”、”ビタミンD”があります。
骨を丈夫にするビタミンD
しいたけに含まれるビタミンDには、カルシウムが吸収されるのをサポートし骨を丈夫にする働きがあります。ビタミンDは不足しがちなもので、太陽の光に当たり紫外線を受けることでも生成される栄養素です。
ビタミンDが不足すると「ビタミンD欠乏症」となり、カルシウムが吸収されにくくなったり、骨粗しょう症や骨軟化の原因となります。また、赤ちゃんの足が曲がってしまう「くる病」という病気になるリスクも上がります。
ビタミンDは妊娠中はもちろんのこと、授乳中にも必要不可欠な栄養素です。妊娠期・授乳期共に1日あたり8.5㎍のビタミンDが必要なので、きのこなどの食材から摂ることがオススメです。
カリウムは悪阻(つわり)と関係アリ!
ミネラルの一つであるカリウムは、妊娠すると胎盤や胎児に多く取り込まれるのですが、体内のカリウム量が減ると、つわりが酷くなると言われています。
また、カリウムは体内の塩分量を調整して尿と共に排出する働きがあるため、むくみ改善にも効果的です。妊娠後期は特に足や指がむくみやすいので、カリウムを含む食べ物は妊婦さんにオススメなのです◎
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椎茸は健康効果がスゴイ!
ここまではしいたけを生で食べてしまうと体に悪影響が出てしまうという解説をしましたが、実は椎茸はとても身体に良い食材なので、加熱したしいたけであれば積極的に食べていただきたい食材でもあるのです。
妊娠中の方だけでなく色々な方にぜひ食べていただきたい食材です。 次は椎茸を食べることで得られる健康効果について解説します。
便秘解消
椎茸には食物繊維が多く含まれていることを先ほど解説しましたが、食物繊維には2種類あることをご存知でしょうか。
具体的には、「水様性食物繊維」と「水様性食物繊維」の2種類ですが、椎茸に含まれるのは不溶性食物繊維です。
水に溶けない性質を持っている不溶性食物繊維は、胃腸の中で水分を含み便のカサを増して腸の働きを刺激し排便を促す効果があります。この働きは、便秘解消に非常に有用です。
もう一つの食物繊維である水様性食物繊維は、水に溶ける性質をもった食物繊維です。ネバネバとした形状をしており、胃腸内に長く滞留することで血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。水様性食物繊維は、海藻類や果物に多く含まれています。
コレステロール値を下げる
椎茸に含まれる「エリタデニン」という成分は、実は他のきのこにはほとんど含まれていない特別なものです。その効果は、血液中に含まれる悪玉コレステロール値を下げて、善玉コレステロールを上げるというもの。
椎茸を毎日食べることで、コレステロールに悩まされることはなくなるでしょう。
免疫力アップ
β−グルカンという成分をご存知でしょうか。椎茸に含まれる食物繊維の一種で、その効果は免疫力を向上させるといったもの。しっかり椎茸を食べることで風邪の予防にも繋げることが出来ます。
ガン予防
椎茸から抽出された成分である「レンチナン」は、免疫力を高めてガンを抑える効果が期待できるとして1985年から現在に至るまでガンの治療薬として認可され、医療現場で使用されています。
活習慣病予防
しいたけに代表される食物繊維の多い食材の特徴の一つに、独特の食感が挙げられます。食べる際に咀嚼回数が多くなりやすいため、早食いや大食いを防止することで生活習慣病を予防する効果が期待できます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 生のしいたけを食べるとしいたけ皮膚炎になる可能性がある
- 妊娠中にしいたけを食べると様々なメリットがあるがしっかりと加熱することが大切
- しいたけには癌予防の効果があったり免疫力をアップさせる効果があるなど様々な効果が期待できる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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