大根おろしの汁は危険?使う際の注意点や使う際のコツも紹介

大根おろしの汁は昔から風邪で喉が痛い時に飲むと良いと言われています。大根には栄養が豊富に含まれていて殺菌や抗菌作用がある成分も含まれているため、風邪のひき始めに飲むと喉の痛みが緩和されるなどの効果が期待できるそうです。でも最近は『大根おろしの汁を飲むのは危険』と言われていることは知っていますか?食べ方に気をつければ健康に良い栄養を摂ることができるのですが、極端な食べ方や間違った食べ方をすると体調が悪くなってしまう可能性があります。そこで、今回は

  •  大根おろしの汁は危険なのか?
  •  大根おろしの栄養・効能
  •  大根おろしを作る・食べる際の注意点
  •  大根おろしに合う料理2選
についてご紹介いたします。

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大根おろしの汁は危険なのか?  

大根の水分量は90〜95%もあります。大根おろしを作ると、すりおろされた大根とたくさんの水分が出ますよね。大根おろしとして使うときには水分を搾らないとベチャベチャして料理の見た目が悪くなりますし、辛味が強くて食べにくさを感じてしまいます。大根おろしを作ったら汁は使わないから捨てるという方もいるでしょう。でも、昔から大根おろしの汁は体に良いと言われているので健康のために飲むという方もいます。 大根おろしの水分にはたくさんの栄養が含まれている ので、体調や飲み方を考えて飲むと健康に良い効果が期待できますが、飲み方によっては危険な場合があることがわかっています。

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飲むのはあまり良くない理由  

煮物の大根は平気なのに、生の大根を食べて腹痛や吐き気がしたことはありませんか?大根には ジアスターゼ という消化酵素が含まれています。ジアスターゼは胃腸の働きを助けたり、胃酸をコントロールして胃もたれや胸焼けを防止する働きがあります。しかし、摂りすぎると胃を刺激しすぎてしまい腹痛や吐き気を引き起こしてしまいます。ひどい場合には意識を失ってしまうこともあるそうです。

ジアスターゼは熱に弱い性質があるので煮物の大根ならこのような症状が起こることはほとんどないようです。大根おろしの汁を飲むのが危険だと言われているのも大根おろしの汁にはジアスターゼがたっぷり含まれているからです。

使い方次第で栄養源になる

大根おろしの汁にはジアスターゼだけでなく、 イソチオシアネート という成分が含まれています。イソチオシアネートは大根の辛味成分で殺菌作用や消炎作用があるとされています。昔から喉が痛い時に大根おろしの汁を飲めば良いと言われているのはこのような成分が含まれているからです。イソチオシアネートも熱に弱い性質があるので加熱した大根では効果が薄くなってしまいます。その他にも大根にはビタミンC、カルシウムなどの栄養が豊富に含まれているため、大根おろしの汁はできれば飲みたいものです。

ジアスターゼの影響で腹痛や吐き気が起こる量は人によって違います。胃腸が弱い人ほど影響が現れやすいともいわれていますが、1番注意したいのが空腹時の摂取です。ジアスターゼや辛味成分のイソチオシアネートを空腹の時に摂ってしまうと胃の刺激になりやすいため、腹痛や吐き気が起こりやすく、稀に迷走神経反射という血圧の低下を引き起こし意識を失ってしまう可能性があります。

 大根おろしの汁は空腹時は禁物で、何か食べてから飲むようにしてください。 

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大根おろしの栄養・効能  

大根は栄養が豊富に含まれていますが熱に弱い性質があるものもあるため、生で食べないとその効果を十分に得られない可能性があります。大根おろしは大根の栄養を効率的に摂取できる食べ方と言えます。

殺菌作用・抗酸化作用  

大根に含まれる イソチオシアネートは抗菌作用や抗酸化作用 があると言われています。風邪の予防や老化の原因となる活性酸素を除去する効果が期待できます。ただイソチオシアネートは熱に弱く、揮発性があるため大根おろしはおろしたあと、できるだけ早く食べることが大切です。

発がん予防にもなる

 イソチオシアネートは解毒作用があり、がん予防でも注目されている成分 です。焼き魚に大根おろしが添えられることがよくありますが、焼き魚の焦げている部分にはオキシダーゼという発がん性のある物質ができるため、がん予防の効果がある大根おろしと一緒に食べるのはとても理にかなっていると言えます。

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大根おろしを作る・食べる際の注意点  

大根おろしは食べる量や食べ方に気をつければ栄養が豊富で健康のためにもぜひ食べたい食材です。大根おろしの安全に食べられる量は人によって違います。生の大根を食べて体調が悪くなったことがある人は食べ方に注意して食べるようにしましょう。

汁気をなるべく切る  

大根おろしの汁にはジアスターゼがたくさん含まれています。なるべく汁気を切って使うことで胃腸への刺激を抑えられます。 

使う部位を考える

大根は葉に近い部分ほど辛味成分が少なく、先端に行くほど辛味成分が多くなります。大根おろしにするなら葉に近い部分を使うのがおすすめです。また皮の近くには筋が通っていて辛味成分も多いので、大根の皮は厚めに剥いて使うとより辛味を抑えられます。

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大根おろしに合う料理2選  

大根おろしに合う料理をご紹介します。

卵料理  

居酒屋や料亭では卵焼きに大根おろしが添えられていることがあります。少し不思議な組み合わせでもあり『なぜ?』と思う方もいるでしょう。でも卵焼きに大根おろしが添えられているのには理由があります。

消化を助ける

卵焼きはあっさりしていそうだから胃に優しそうと思うかもしれませんが、卵焼きは焼く時に油を多く使います。そのため意外とずっしりと重たく油のくどさを感じてしまうことがあります。大根おろしと食べることで口の中がさっぱりするだけでなく、胃腸の働きを助けて消化を促進してくれます。

栄養バランスが良くなる

卵は完全栄養食と言われるほど栄養が豊富ですがビタミンCが含まれていません。大根おろしはビタミンCを多く含んでいるので一緒に食べることで栄養バランスが良くなります。

煮物全般

大根おろしを生で食べるときには胃腸の刺激になりやすいので汁を搾って使ったほうが安心ですが、みぞれ煮にする場合には汁ごと全部使って大丈夫です。加熱することで辛味成分が飛ぶので食べやすくなり、栄養も摂取できます。

まとめ

『大根おろしの汁は危険?使う際の注意点や使う際のコツ』についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 大根おろしの汁は栄養がいっぱい
  • 空腹時や食べ過ぎは腹痛や吐き気の原因になるので注意

大根おろしは食べ方に注意するととても健康に良い食べ物です。大根おろしの汁を直接飲むのに抵抗がある方や胃腸が弱い方は、肉の下処理に使うのもおすすめです。ジアスターゼには肉を柔らかくする効果があります。大根おろしを作ったときに汁が余ったらぜひ試してみてくださいね。

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