山椒は鰻の蒲焼や佃煮などの定番スパイスですが、山椒を食べ過ぎてしまった場合はどのような体調の変化がみられるのでしょうか。今回は、山椒を食べ過ぎるとどうなるのか、山椒を食べると得られる効能などについて紹介していきます。今回紹介していくテーマは、
- 山椒の食べ過ぎは体に悪い?
- 山椒にはどんな効能が?
- 山椒にお勧めの食べ合わせとは?
- 山椒の効果的な食べ方!
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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山椒の食べ過ぎは体に悪い?
山椒を食べ過ぎてしまった場合はどのような体調の変化がみられるのでしょうか。過剰摂取などはあるのか詳しく見ていきましょう。
サンショオールの過剰摂取で何が起きる?
山椒には独特の痺れを感じる成分が含まれていますよね。これは山椒に含まれている「サンショオール」という辛味成分が原因です。サンショオールは局所麻酔の作用もあり、ピリピリとした痺れを感じます。
味覚を鋭敏にさせたり、内臓機能の活性化などの効能も見込まれるので、過剰に摂取すると下痢や腹痛などを引き起こします。脳への刺激もあるようで、過剰摂取すると意識障害や酩酊状態を招く可能性もあるようです。
ミネラルの過剰摂取で何が起きる?
山椒にはカリウムやマグネシウムといった「ミネラル」が多く含まれています。ミネラルは適度に必要な栄養素ですが、過剰摂取してしまうと体に様々な不調をきたします。
どのミネラルを過剰摂取するかにもよりますが、カルシウムであれば便秘や腎不全、マグネシウムであれば倦怠感や悪心などを招きます。
山椒にはどんな効能が?
続いて山椒を食べると得られる効能について紹介していきます。
デトックス効果
山椒にはカリウムが多く含まれているため、体内の余分な塩分を体外へ排出する働きがあり、いわゆる「デトックス効果」が見込めます。むくみの予防などに効果的です。
胃腸を整える
山椒に含まれるサンショオールには胃腸の機能を高める効果が見込めます。整腸作用や内臓の粘膜の強化など、内臓の健康を保つためにおススメです。
食欲増進効果
山椒に含まれるサンショオールなどの辛味成分は、神経を刺激し、脳や胃腸の活性化させてくれます。体の各機能が活性化されるため、食欲増進効果などが見込め、虚弱体質の改善につながるかもしれません。
冷え性改善
山椒に含まれるサンショオールなどの辛み成分には、代謝を改善する効果が期待できます。冷え性の改善や肩こりの改善などが見込めます。
味覚の正常化
山椒に含まれる辛味成分は、舌の神経を刺激することにより正常な味覚が戻ると言われています。味覚は年齢とともに衰え、塩味や甘味を感じにくくなってくると言われています。山椒を食事に取り入れることは高血圧や糖尿病の予防などに効果的です。
ダイエット効果
サンショオールは代謝の改善が見込めるため、ダイエット効果も期待できます。代謝が下がると痩せにくくなるため、スパイスを食生活に適度に活用していく方法もおススメです。
神経痛の改善
山椒には神経を刺激する成分が含まれているため、腰痛などの神経痛に効果的と言われています。
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山椒にお勧めの食べ合わせとは?
山椒と一緒に食べる事で良い影響をもたらすおススメの食べ合わせについて紹介していきます。
鰻
一つ目はウナギです。ウナギと言えば山椒は欠かせませんが、これはウナギの臭みや脂っぽさを和らげる効果があるからです。
ナス
2つ目はナスです。なすと山椒は中華料理の定番で、マーボーナスに欠かせない調味料です。なすの効能である「体を冷やす効果」は、食べ過ぎてしまうと代謝低下につながるため、山椒と合わせることでなすのデメリットを相殺する事ができます。
きのこ
3つ目はキノコです。キノコには食物繊維が多く含まれており、腸内環境を整える効果やダイエット効果などが見込めます。山椒にも同様の効果が見込めるので、相乗効果でより健康になります。
たけのこ
4つ目はたけのこです。たけのこもなすと同様「体を冷やす効果」があるため、山椒の効果によりたけのこのデメリットを相殺することができます。
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山椒の効果的な食べ方!
山椒を効果的に美味しく食べるためには、山椒の食べ方を知る必要があります。山椒の葉や実の食べ方について紹介していきます。
粉を食べる
一つ目の食べ方は粉末です。山椒の一番ポピュラーな食べ方で、炒め物や肉料理などに振りかけて食べることができます。
実を食べる
2つ目は山椒の実を食べる食べ方です。山椒の実は時期になると実のまま販売されていることも多く、佃煮や醤油漬けなどで食べる方法が有名です。山椒の風味やスパイシーさをダイレクトに感じることができます。
葉を食べる
3つ目は葉を食べる方法です。実山椒などで販売されている場合、葉や枝もついたまま販売されています。山椒の葉はハーブとしての役割があり、天ぷらや佃煮などで食べる方法が一般的です。
まとめ
今回は、山椒の効能や食べ過ぎた場合の副作用について紹介していきました。
この記事をまとめると
- 山椒を食べ過ぎると、腹痛や下痢、意識障害などを引き起こす可能性がある。
- 山椒は代謝の改善や整腸作用、虚弱体質の改善など、適切に食べれば多くのメリットが期待できる。
- 山椒は実だけでなく葉の部分も食べることができる。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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