あなたは普段の料理で、どれくらいの鰹節を使いますか?さらに、鰹節の中にはいくつかの種類があることをご存知でしょうか?今回は、鰹節の中でも一般的な「花かつお」について詳しく解説していきます。先に記事の一覧をまとめてみたので、見ていきましょう。
- 花かつおとはどんなもの?
- 花かつおはどうやって選ぶといいのか?
- 花かつおの保存方法とは?
こんな内容になっています。記事を最後まで読み込んで頂き、花かつおについて徹底的に詳しくなってしまいましょう。
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目次
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花かつおとは?
花かつおとは結論を言うと、荒節を薄く削った鰹節のことです。もうちょっと詳しく深掘りしてみたので、解説していきましょう。
荒節と枯れ節の違い
花かつおは、荒節を薄く削ったかつお削り節のことです。鰹節には「荒節」と「枯れ節」というものがあるのですが、一体それぞれどんな違いがあるのか?簡単にまとめてみました。
荒節 | かつおの頭と内臓を取り除き煮込んで、最後に煙と熱で乾燥させたもの |
枯れ節 | 荒節の表面に特殊なカビを植え付け、さらにうまみを増した物 |
こんな感じで、一般的にスーパーなどに出回っているのは、荒節を削った物で、枯れ節は高級料亭などで使われる、高級な鰹節なのです。
厚削りとうす削りと砕片の違い
さらに、鰹節は「削り方」でも違いがあります。こちらも表にまとめてみました。
厚削り | 厚みをかなり残して削る方法。見た目が全然違うのでぱっと見で分かる |
うす削り | 花かつおのような見た目をしている |
砕片 | 花かつおよりもさらに細かく砕かれた削り方。あえ物などに使いやすい |
こんな感じで、一般的に鰹節と言ってイメージ出来るのは、うす削りの鰹節ではないでしょうか?その他、砕片の鰹節もよく見かけます。
国産と外国産の違いは?
花かつおには「国産」と「外国産」のものがあります。花かつおをパッケージにして販売する時には、どこの国で作られた鰹節なのかを、はっきりし明記しなければいけません。なので、パッケージを見ればどこの国で採れた鰹節なのかが一目瞭然です。
そして、国産の花かつおと、外国産の花かつおでは、以下のような違いがあります。
国産の花かつお | 脂肪分が多い |
外国産の花かつお | 脂肪分が少なく、花たちがいい |
国産の花かつおの方が脂肪分が多く、うま味は強いです。逆に外国産の花かつおは、軽く握った後でもふわっと広がる「花たちの良さ」が特徴です。基本は国産の方がおいしいですが、料理によって使い分けると、より上手に料理を完成させることができます。
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花かつおの選び方とは?
花かつおはどのように選ぶのが正解なのでしょうか?国産と外国産で分けてご紹介します。
国産を選ぶ場合
まず、花かつおのうま味を存分に味わいたいのであれば、国産の花かつおの方がおすすめです。脂がのった魚の方がおいしいように、鰹節も脂肪分が多い方がおいしいのです。
外国産を選ぶ場合
外国産の花かつおは「ふりかけを作ったり」「佃煮を作ったりする時」に役立ちます。ふりかけにするとサラサラになりやすいですし、醤油ベースの佃煮などでは、うま味の違いはそこまで気になりません。使う料理によって、国産と外国産を分けて選ぶといいでしょう。
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花かつおはそのまま食べるのがおすすめ!
花かつおはどのように食べるのがおいしいのか?ずばり「そのまま食べるのがイチオシ」です。
お好み焼きにかけて食べる
花かつおは「お好み焼きの上にかけるだけ」で、料理の味をグッとレベルアップさせます。お好み焼きを作った際は、国産の花かつおをたっぷりかけましょう。
鰹節ご飯にして食べる
花かつおは、白米の上に乗せて食べるだけで十分に美味しいです。味が物足りなければ、醤油を少しだけかけて白米と一緒に食べてみましょう。
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花かつおの保存方法!
花かつおはどのように保存するのが正しいのでしょうか?冷蔵と冷凍で分けて解説します。
冷蔵庫で保存する場合
基本的に花かつおは「冷蔵庫」で保存しましょう。未開封の場合であれば、常温保存してもいいですが、開封後はタッパー容器などに移し冷蔵庫で保存するのがおすすめです。さらに未開封のまま冷蔵庫で保存すると、1年以上は日持ちするように出来ていて、購入後冷蔵庫ですぐに保存しても大丈夫です。
開封してしまった場合は、香りがどんどん落ちていくので、出来るだけ早めに使い切りましょう。
冷凍庫で保存する場合
冷凍庫で保存する時も、「タッパー容器に入れて」保存するのがおすすめです。フリーザーパックに入れて保存しようとすると、他の食材とぶつかって鰹節が粉々に砕けてしまいやすいでしょう。冷凍保存する時は、3か月程度を目安に食べきるのがおすすめです。
冷凍していてもどうしても風味はどんどん落ちていくため、早めに食べきる意識を持っておいてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「花かつおはどうやって食べるのがおいしいのか?」ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返ってみましょう。
この記事をまとめると
- 花かつおとは本節をうす削りしたもの
- 鰹節には国産と外国産の物がある
- 花かつおは、国産の物をそのまま料理にかけて食べるのが最もおいしい
こんな内容になっていました。もし今後鰹節を食べる機会があれば、国産の物を選んで料理に直接かけて食べるように意識してみましょう。
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