よつ葉バターをブロックのまま冷凍する方法と小分けで冷凍する方法!

料理やお菓子作りなどに必要なバターですが、種類がたくさんありすぎてどれを選んだらいいのか判らなくなってしまう人も多いのではないでしょうか?

数あるバターの中でもよつ葉から発売されている「発酵バター」はコクがあってとても美味しいと言われています。

  • よつ葉の発酵バターってどんな商品なの?
  • バターをブロックのまま冷凍する方法を解説
  • バターを小分けにしてから冷凍するにはどうすればいい?

今回は、こちらについて詳しく解説します。

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よつ葉の発酵バターについて

よつ葉の発酵バターは北海道に本社と工場を構える「よつ葉乳業株式会社」にて製造・販売されています。

また、よつ葉乳業株式会社では、バターだけでなくヨーグルトやアイスクリームなども手がけているのが特徴です。

全国的に展開されている商品が多いので、きっと一度はパッケージを見たことがあると思います。

発酵バターとは?

発酵バターという言葉を聞いて「普通のバターとどう違うんだろう?」と疑問に感じてしまう人もいるのでは?

バターは製造工程の違いで、大きく2つに分類することができます。

甘性バター

クリームをかき混ぜて乳脂肪分を分離させることで作られるバターで、私たちが普段「バター」と呼んでいるものは、ほとんどがこの甘性バターのことを指します。

発酵バター

従来のバターの原料に乳酸菌を加えて発酵させることで作られるバターを指します。

普通のバターと比べると風味が強く感じられるのが特徴となっており、バターの風味を活かしたお菓子などに使用すると違いがはっきりと判るでしょう。

栄養や賞味期限は?

よつ葉の発酵バターに含まれる栄養成分や賞味期限は以下の通りです。

栄養成分(100g当たり)

  • エネルギー741kcal
  • たんぱく質0.9g
  • 脂質81.6g
  • 炭水化物0.8g
  • 食塩相当量1.04g

普通のバターと栄養成分はどう違う?

なお、よつ葉乳業株式会社からは、一般的なバターも販売されており栄養成分は以下の通りです。

栄養成分(100g当たり)

  • エネルギー748kcal
  • たんぱく質0.4g
  • 脂質82.5g
  • 炭水化物1.0g
  • 食塩相当量1.25g

2つのバターの栄養成分を比較してみると、たんぱく質は発酵バターに含まれる量の方が多いもののその他の栄養素は普通のバターの方が多く含まれていることがわかります。

このことから、ダイエット目的でバターを使用する場合は発酵バターの方がおすすめと言えるでしょう。

冷凍保存は可能?

分類を問わず、バターは品質が劣化しやすい食品と言われています。

成分のほとんどが油で形成されているバターは空気に触れた部分から酸化が促進されてしまうため、長期間保存を目的とする場合は冷凍保存することがおすすめです。

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バターをブロックのまま冷凍する方法!

保存・日持ち

開封前なら冷蔵保存ができるバターであっても、一度開封してしまったあとは冷凍保存がおすすめです。ここでは、バターをブロック状態のまま冷凍保存する方法を解説します。

銀紙の上からラップで包む

バターが包まれている銀紙は文字通り材質が紙でできています。紙は空気を通してしまうため酸化を防止することができません。

そのため、まずは銀紙の上からラップで包み込みましょう。この時、出来るだけ空気を抜いてあげることが大切です。

冷凍用保存袋に

ジップロックなどの冷凍用の保存袋にラップごと入れたら、今度は保存袋の空気をしっかりと抜いてチャックを閉めましょう。

その後、速やかに冷凍庫に入れて保存すれば、約半年間日持ちさせることができますよ。

ポイント
半年間という長い期間保存をしていると、いつから保存しているのかがわからなくなってしまうことがあります。冷凍庫に入れる前に保存袋の表面にマジックで冷凍実施日を記入しておくと、うっかり忘れずにすむのでおすすめです。

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バターを小分けにしてから冷凍する方法!

保存・日持ち

 

料理などにバターを使用することを考慮すると、あらかじめカットした状態で冷凍保存を行うと更に利便性を高めることができます。

食べやすい大きさにカット

まずは使用する用途に応じてバターをあらかじめカットしておきましょう。家庭でのバターの使用頻度にもよりますが、目安として10gと50gなど、量目を変えて保存しておくと便利ですよ。

ラップで小分けに

用途に応じて切り分けたバターを、ひとつずつラップで包み空気を抜きましょう。広げたラップの上に間隔を空けてバターを置くようにすると作業がやりやすくなります。

冷凍用保存袋に

包んだラップの上から更にアルミホイルを使用してバターを包みます。これは、バターが空気だけでなく光からも酸化しやすいためです。バター製品が銀紙に包まれているのにも、こういった理由があるのですね。

その後は、ブロック状態のバターと同様に保存袋の表面に冷凍実施日を記入して速やかに冷凍庫内に保存しましょう。

なお、ブロック・小分けを問わず一度解凍したバターの再冷凍は厳禁です。これは、急激な温度変化を繰り返すことで美味しさが失われるだけでなく、安全性も著しく低下するためです。

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まとめ

この記事をまとめると

  • バターには一般的なバターである「甘性バター」と乳酸菌を発酵させて作る「発酵バター」が存在する
  • 北海道のよつ葉乳業株式会社から発売されている「よつ葉の発酵バター」は、一般的なバターよりも風味が豊かで美味しいと話題
  • 使い切れずに余ってしまったバターは冷凍保存することで長期保存が可能
  • バターを冷凍保存する際は、ブロック状態・小分け状態問わず空気と光をしっかりと遮断して保存することが大切

いかがだったでしょうか。

お菓子作りや料理にコクを加えるためにとても重要な材料であるバター、正しい冷凍保存方法をすることで、より美味しさを長持ちさせることができますよ。

この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

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