キウイフルーツはビタミンや食物繊維が豊富に含まれており、人気の高いフルーツの一つです。ニュージーランド産のキウイフルーツが主流ですが、実は国産のキウイフルーツも販売されていることをご存じでしょうか?
今回は、国産キウイフルーツの特徴について紹介していきます。今回紹介していくテーマは、
- 国産キウイフルーツの特徴は?
- 国産キウイフルーツの品種
- キウイを美味しく食べる方法!
- 国産キウイがニュージーランド産より売れない理由は?
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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国産キウイフルーツの特徴は?
国産キウイフルーツはどのような特徴を持ったキウイフルーツなのでしょうか?特徴について紹介していきます。
どんな魅力が?
国産キウイフルーツの魅力は甘さと酸味のバランスです。輸入キウイフルーツは酸味が強いことも多く、少し苦手な方も多いでしょう。他にも、品種が多く販売されていることも特徴の一つです。
味はまずい?美味しい?
国産キウイフルーツの味はあまりよくない、ニュージーランドのキウイの方が美味しい、という話をよく聞きますが、これは追熟がうまく行われていない事が原因の一つでもあります。
キウイフルーツは収穫してから追熟させて食べる必要があるので、うまく追熟ができていない、又は食べごろの時期を過ぎてしまっている場合は美味しく食べられない可能性が高いです。
旬や産地は?
国産キウイフルーツの旬は秋から冬頃ですので、10月~翌年1月頃までが旬と言えるでしょう。日本で多く流通している国産キウイフルーツの産地は、愛媛県、福岡県、和歌山県などの商品が多いです。
他にも意外と多くの県で作られており、旬の時期に直売所などに行くと販売されているかもしれません。全国へ流通していないだけで、地産地消ということも多いです。
値段は?
国産キウイフルーツの値段は、大体1個98円~138円の価格帯が多いです。もちろん仕入れ値などによって価格も変わってきますから、販売する企業や担当者によって価格は上下します。
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国産キウイフルーツの品種
日本で作られている国産キウイフルーツはどのような品種が多いのでしょうか。代表的な品種をいくつか紹介していきます。
ヘイワード
ヘイワードはグリーンキウイの代表的な品種で、国産輸入問わずほとんどはヘイワード種です。酸味が強く、追熟させることで甘さと酸味のバランスが取れてきます。「キウイフルーツと言えばヘイワード種」と言えるほど流通量・人気共に高いです。
香緑
香緑は香川県で開発されたオリジナルの品種で、縦長の外見が特徴的です。ヘイワード種が自然交配したことで生まれました。糖度が高く、ねっとりとした食感が特徴的です。
アップルキウイ
アップルキウイはその名の通り、見た目がリンゴのような形をしているキウイフルーツです。熟す前はグリーンの果肉ですが、熟度が増すに従いゴールドへ変色してきます。酸味が少なく、優しい味わいが特徴的です。
香粋
香粋は香川県が開発したキウイフルーツで、小粒な見た目が特徴的です。通常のキウイフルーツに比べて大きさが1/2~1/3程度しかありません。小粒ですが糖度は高く、酸味は少ないので、子どもに人気の品種です。
ゴールドキウイ
ゴールドキウイは輸入キウイフルーツでも有名な品種で、果肉が黄色いことが特徴です。果皮の産毛が少ないのでツルツルしています。グリーンキウイよりもビタミンが多く含まれていると言われています。
さぬきゴールド
さぬきゴールドは香川県が開発したゴールドキウイの品種で、2005年に登録されました。その特徴は何と言っても大きさ、1粒200g程度まで成長するものもあり、世界最大級のサイズと言われています。糖度や栄養価も通常のキウイの3倍程度と桁違いです。
レインボーレッド
レインボーレッドはキウイフルーツの新品種で、中心付近が赤色になっており、カットするとグラデーションを楽しめる珍しいキウイフルーツです。甘味が強く、風味が独特で、グリーンでもゴールドでも味わえない味を楽しめます。
キウイを美味しく食べる方法!
キウイフルーツを美味しく食べるにはどのような食べ方がおススメなのか、食べごろの見方や食べ方を紹介していきます。
食べごろを見分けるには?
キウイフルーツの食べごろを見分けるには上下のヘタをつまんで優しく押してみることです。少し弾力を感じれば食べごろです。強く押すと傷んでしまうので優しく押しましょう
食べごろになったら?
食べごろになったらカットして食べるのですが、皮をむくときに一つポイントがあります。それは、ヘタの固い芯の部分をしっかり取り除くということです。ヘタ付近に包丁を入れると芯の部分に引っかかります。
固いのですぐにわかると思います。引っかかったらそこを中心に果肉を1周まわし、ヘタをくるっと回すと芯も取り除けます。
キウイを甘くする裏技
キウイを甘くするには追熟を行う必要があるのですが、追熟の方法にポイントがあります。それは、他の果物が発するエチレンガスを利用する方法です。エチレンガスを発する果物と一緒に袋に入れておくだけなので簡単です。
おススメはリンゴですが、バナナやみかん、桃など、他の果物でも大丈夫です。
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国産キウイがニュージーランド産より売れない理由は?
国産キウイフルーツよりもニュージーランド産のキウイフルーツの方が人気が高い傾向にありますが、どうしてなのでしょうか。理由について紹介していきます。
すみ分けが崩れつつある
キウイフルーツと言えば今では輸入品のイメージが強いですが、実は1960年代から作られてはいるのです。しかし味も価格も国産品に勝っているということもあり、輸入品ばかりが主流となっています。
とはいえ近年輸出入にかかるコストがかなりかかることから、それほど大きな価格差は無いとも言えます。
国産は値段が高くなる
国産品は人件費や土地代といった経費がかかるため、輸入品よりも価格が高い傾向にあります。キウイフルーツも1割ほど価格は高いと言われてきましたが、近年価格差は無くなってきています。輸出入にかかるコストも高くなっているためです。
まとめ
今回は、国産キウイフルーツの特徴について紹介していきました。
この記事をまとめると
- 国産キウイフルーツは秋から冬にかけて出回る。
- 愛媛県・福岡県・和歌山県の商品が多く流通している。
- 価格・品質共に、輸入品との差はなくなりつつある。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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