皆さんはキウイフルーツはお好きですか?キウイフルーツはとても美味しく、デザートだけでなくサラダに合わせて食べる人も多いのではないでしょうか。
そんなキウイですが小さいながらも栄養価がとても高いとして、一番大きさに比較して栄養素が多い果物とも言われているんですよ。
今回の記事では、
- キウイを甘くする方法は?
- 食べ頃はどうやって見分けるの?
- 追熟させる方法は?
- 食べ頃を逃すとどうなるの?
- 栄養素は?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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切るとすぐに追熟する?
キウイを購入すると、ものによってはかなり酸味が強い状態で販売されているものがありますよね。キウイは「追熟」が必要な果物なので、収穫してすぐの熟していないものを食べると信じられなくらい酸っぱいんです!!
皆さんは酸っぱいキウイだった場合、「半分にきってそのまま放置していれば甘くなるという噂」を聞いたことがありませんか?実際にこの通りにやるとキウイが甘くなるので食べやすくなります。
キウイの場合酸っぱいと感じる成分がブドウ糖(グルコース)や果糖(フルクトース)に変化することによって甘くなってきます。これを追熟といいます。
そしてキウイの断面が空気中の酸素と反応することでより追熟が進みやすくなるので、酸っぱいキウイは切っておいておくと甘くなるのです。ただし切っておいておくと大事な栄養素であるビタミンCが酸化してしまい壊れてしまうのであまりお勧めな追熟方法ではありません。
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おすすめの追熟方法
では次はおすすめのキウイの追熟する方法について紹介していきたいと思います。
常温保存でどんどんすすむ
固いキウイを追熟させたい場合は「常温保存」が基本です。常温で保存するとキウイがどんどん追熟していくので、数日で食べごろになるでしょう。
すぐに冷蔵庫に入れてしまう方も多いですが、追熟させる場合は常温で保存したほうが早く熟すということを覚えておいてください。
りんごやバナナと一緒に保存する
なるべく早く食べ頃にしたい時はリンゴやバナナなどと一緒にビニール袋に入れて、常温で2~3日おいてみてください。リンゴやバナナが出す「エチレンガス」と言う成分が、キウイの追熟を早めてくれます。
バナナやりんごと一緒に入れたキウイは、あっという間に完食してしまうので食べ頃を絶対に逃さないように毎日確認するようにしましょう。
エチレンガスとは
エチレンガスは野菜や果物などが分泌する植物ホルモンの一種です。自らの熟成や近くにある別の果物の発育を促す働きがあります。
例えばりんごが赤く色づいたり、バナナがどんどん柔らかくなっていき スイートスポットができるなどの熟成はエチレンガスが促進させています。
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食べ頃キウイの見分け方
次に食べ頃のキウイの状態について解説していきたいと思います。
弾力を確かめる
キウイの食べ頃は表面を指で優しく押して確かめるのが一般的です。弾力がなく固いものについてはまだまだ熟していませんので、追熟が必要になってきます。
少し握ってみてふわっと包み込むような柔らかさを感じるものは食べ頃になっています。その他にもヘタを押して確かめる方法があります。
ヘタを押して少し弾力があれば食べごろになりますが、硬さを感じるようでしたらもう少し追熟させてみてはいかがでしょうか。
熟しすぎに注意
キウイは放っておくとどんどん熟してしまう食材です。熟しすぎてしまうと皮の隙間から果汁が出てくるぐらいドロドロになってしまいますので、食べごろの時期を逃さないで食べきるのが一番です。
皮の色では熟度が分かりませんのでしっかりと触れて確かめてみてください。
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おいしいキウイは栄養満点!
甘く熟したキウイは美味しいだけでなくとても栄養価に優れた果物なんですよ!次はキウイの栄養について解説していきますね
キウイの栄養素
キウイには食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消したい方にオススメです。また、利尿作用を促すカリウムは、果物の中でもトップクラスです。主な栄養成分はコチラです。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- キウイは追熟が必要な食材
- 切って放置するとすぐに追熟すると言われているがビタミンが酸化してしまうためあまりお勧めできない
- すぐに追熟させたいならリンゴやバナナなどと一緒に同じ袋に入れて保存するのがオススメ
- りんごやバナナから出るエチレンガスがキウイの追熟を促進してくれる
- キウイは食べ頃を逃すとべちゃべちゃになってしまうので注意
- 非常に優秀な栄養素が豊富に含まれているので健康な体作りにももってこいのフルーツ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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