大根を一本丸ごと買った後、残った部分の保存に困ったことはありませんか?
そのままでもある程度日持ちはしますが、やはり丸ごと保存するときより早くしなびてしまいますよね。
大根はどうやって保存するのが正解なのでしょうか?そこで今回は、
- 切った大根を水につけるのは正解?
- 大根の賞味期限
- 大根は根本と先で使い分けできる?
- 余った大根のリメイク方法
についてご紹介します。
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目次
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切った大根を水につけるのは正解?
保存を目的として、切った大根を水につけておくのは、あまりおすすめしません。
乾燥させないために水に入れて一時的に置くのはいいのですが、水は腐りやすく長期保存できないので、すぐに使う予定がなければ他の方法がいいでしょう。
では何のために水につけるのでしょうか?
いくつか理由を解説します。
アク抜きで水に浸ける
大根にはアクがあり、苦みやえぐみを感じる原因です。
アク抜きをすることで、苦みやえぐみを取り、煮物などにするときに味が染み込みやすく柔らかくなる というメリットがあります。同時に、辛味が和らぐので、生で食べる場合は水にさらしておくのがおすすめです。
とくに小さなお子さんが食べる時は、水に浸けてアク抜きをしておくほうがいいでしょう。
サラダ用に食感を残すため
切り口からの水分の蒸発を防ぎ、しゃきしゃき感を残すため に水にさらす工程が入ることが多いです。特にサラダに使われる葉に近い部分は、水分が多いため乾燥すると食感の変化がよくわかります。
乾燥すると、もそもそした食感になるので、切ったらすぐ水につけ乾燥を予防しましょう。
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大根の賞味期限
大根の賞味期限はどれくらいなのでしょうか?
保存の仕方別でご紹介します。
冷蔵で10日程度
冷蔵保存であれば、丸ごとでもカットしたものでも 10日程度保存できます。
保存方法は、以下の通りです。
①葉っぱ部分を切り落とす
②大根をキッチンペーパーか新聞紙で包む
③ポリ袋に入れる
④野菜室に立てて保存する
①大根を部位ごとにカットする
②それぞれラップで包む
③野菜室に立てて保存する
どこの部位かわかりやすいように、テープなどに書いて貼っておくと便利ですよ。
①大根の葉を湿らせたキッチンペーパーで包む
②保存袋に入れて野菜室で保存する
冷凍で1か月ほど
冷凍保存すると、約1か月日持ちします。さらに、大根の組織が壊れ、味が染み込みやすくなるので、煮物などに使うときにおすすめです。
①用途別にカットする
②キッチンペーパーで水分を取る
③ラップで1回分ずつ小分けする
④フリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存する
解凍は、加熱調理するならそのまま使えますし、冷蔵庫で自然解凍させることも可能です。
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大根は根本と先で使い分けできる?
大根は部位によって味が異なります。
含んでいる水分量も違いますので、料理や好みに合わせて使い分けすることが可能です。
根本は辛味が強い
葉から遠い根本部分は、辛味が強く、水分量が少ない部分になります。水分量が少ないため、調味料が染み込みやすく、煮物などの煮込み料理、漬物などに適しています。
先は甘みが強い
葉に近くなるほど甘みが強く、水分量が多くなります。大根おろしやサラダなど、生で食べる料理には先端部分を使うのがおすすめです。
ちなみに真ん中の部分は甘みと辛味のバランスがいいので、おでんや大根ステーキといった火を通しつつも大根そのものを楽しむような料理に適してます。
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余った大根のリメイク方法
定番の煮物やサラダで食べるのもいいですが、たくさん大根が余ったときは、いつもと違う大根を作ってみるのはいかがでしょうか?
ぜひ試してみてほしいリメイクメニューを二つご紹介します。
切り干し大根にする
大根を干して作る切り干し大根は、栄養も豊富ですしいろんな料理で使えるのでおすすめです。
天日干しで作る方法と、電子レンジ・オーブン・冷凍で作る方法があります 。天日干しやオーブンで作るとしっかり乾燥させることができるので、常温保存が可能です。
電子レンジや冷凍する方法で作る分は完全に乾燥させるのが難しいので、その日に使う分だけ作るときにおすすめの方法です。
初めて作るなら乾燥しやすい千切りからチャレンジしてみるといいでしょう。
何度か試して慣れてきたら、拍子木切りやいちょう切りなどを試してみてください。
食感が変わって楽しいと思いますよ。
切り干し大根の作り方はこちら!
カリカリ大根餅
表面はカリカリ、中はもちもちの大根餅は、大人から子どもまで好きになること間違いなしのメニューです。
中に入れる具材で変化を付けられますし、白玉粉や上新粉を使った本格的なものから、小麦粉や片栗粉を使った簡単で手軽なものまで作れます。
小さなお子さんのおやつにするときは、おろした大根を使うと食べやすくておすすめです。
先ほどの切り干し大根でも作れますので、ぜひ試してみてください。
大根餅の詳しい作り方はこちら!
まとめ
今回は、大根を水に浸ける理由や賞味期限、保存方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 大根を水に浸けるのはアク抜きと食感を保つため
- 賞味期限:冷蔵で10日、冷凍で1カ月
- 部位によって甘みや水分量に違いがある
冬が近づいてくると、おでんや鍋といった大根が活躍するメニューも増えてきます。
大根を上手く保存して、無駄なくおいしく食事を楽しみましょう。
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