みなさんは「生こんにゃく」という食材を知っていますか?あまり聞きなれない人も多いかもしれませんが、実は身近なスーパーにもよく並べられているんですよ。
そこで今回は、
- 生こんにゃくとは
- 生こんにゃくの賞味期限は?
- 生こんにゃくを日持ちさせる方法
- 生こんにゃくのアレンジ方法
コチラの内容について紹介していきます。
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目次
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生こんにゃくとは
生こんにゃくとは生芋こんにゃくとも呼ばれており、昔ながらの製法で作られたこんにゃくです。こんにゃく芋を乾燥して粉にしてから作る現在の一般的なこんにゃくと違い、皮を剥いたこんにゃく芋をペースト状になるまですりおろして作られるのが特徴です。
見た目・味の特徴
一般的なこんにゃく(製粉こんにゃく)と違うのは製法だけではありません。
こんにゃく芋がそのまますりおろされた生芋こんにゃくは、一般的なこんにゃくに比べて薄い茶色や黒色をしており、こんにゃくの風味が強いのが特徴です。
また、こんにゃく芋に含まれるグルコマナンという食物繊維がしっかり練り上げられているため、粘り強く弾力のある食感が感じられます。
主な栄養素・価格はどのくらい?
生こんにゃくと一般的なこんにゃくは、栄養素や価格も異なります。
一般的なこんにゃくは、食物繊維やカルシウムが豊富なことで知られていますが、生こんにゃくはさらにそこに美肌成分のセラミドも加わります。
手間ひまのかかるこだわり製法のため、一般的なこんにゃくに比べるとやや価格が高めなのも特徴です。
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生こんにゃくの賞味期限は?
次に生こんにゃくの賞味期限についてです。製造方法に違いがあっても、実は賞味期限には大きな違いがありません。
商品によっても多少前後しますが、一般的なこんにゃくも生こんにゃくもだいたい30〜90日が目安です。
冷蔵でもつ
生こんにゃくに限らず、こんにゃくは基本常温で保存が可能です。ただし、常温は室温とは違いますので、常温保存が難しい場合には冷蔵保存でもOKです。
冷凍保存は可能?
意外にも生こんにゃくは冷凍保存も可能です。ですが、生こんにゃくは冷凍することによって、水分が抜けスポンジ状になり、食感が変わってしまいます。
よく言えば肉のような、悪く言えばゴムのような食感になるので、生こんにゃく特有の食感が好きな人にはあまりおすすめできません。
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生こんにゃくを日持ちさせる方法
注意したいのが、賞味期限とは未開封の状態で適切な方法で保存できた場合の期限を示しているということです。
特に一度開封してしまったものは、日持ちしませんので、これから紹介する保存方法をぜひ参考にしてください。
こんにゃくの水も一緒に保存する
開封した生こんにゃくが、一度に使い切れないことが分かっているときは、こんにゃくの袋に入っている水を捨てずに取っておきましょう。
こんにゃくと一緒に入っているあの水は、実はアルカリ水。殺菌作用を持っているのです。
こんにゃくと一緒に保存容器に入れることで、開封後でも約1ヶ月程度日持ちさせることができます。
小分けに切って冷凍
もし水を捨ててしまった場合は、小分けに切って冷凍するのがおすすめです。
冷凍の仕方はとても簡単で、こんにゃくを好みのサイズにカットしたら冷凍用保存袋に入れて平らにしておくだけでOK。
このとき、あえてこんにゃくを手でちぎることで表面が凹凸になり、使う時に味が染み込みやすくなりますよ。この方法でも、約1ヶ月程度保存が可能です。
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生こんにゃくのアレンジ方法
生こんにゃくの特徴や保存方法が分かったら、ぜひ一度食べてみましょう。最後に、生こんにゃくをよりおいしく食べるためのおすすめアレンジ方法を紹介します。
定番のピリ辛炒め
生こんにゃくを使ったアレンジ1つ目は、こんにゃく料理の定番とも言える「ピリ辛炒め」です。
作り方はとても簡単で、カットしたこんにゃくをごま油で炒めめんつゆと豆板醤で味付けするだけでOK。忙しい日でも、しっかり栄養を摂りたいという人におすすめです。
ステーキにしてみよう
生こんにゃくを使ったアレンジ2つ目は、「ステーキ」です。
ヘルシーなイメージのあるこんにゃくですが、焼肉のタレとニンニクでしっかり焼き上げたら、ご飯のお供にぴったりの立派な一品です。
食感が特徴の生こんにゃくをそのまま使うのはもちろん、冷凍して肉のような食感になった生こんにゃくでも活用しやすいメニューです。
まとめ
「生こんにゃくの賞味期限はいつまで?保存方法やアレンジ方法も紹介」について紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 生こんにゃくは昔ながらの製法で作るこんにゃく
- 生こんにゃくは薄い茶色や黒色が特徴
- 生こんにゃくは風味が強く食感が良いのが特徴
- 生こんにゃくの賞味期限は30〜90日程度
- 生こんにゃくは冷蔵・冷凍保存も可能
- 生こんにゃくを日持ちさせるならこんにゃくの水を使う
- 生こんにゃくを日持ちさせるなら小分けにして冷凍する
日頃からスーパーに足を運んでいる人でも、まだまだ知らない食材がたくさんあります。ぜひこの機会に、手間ひまかけて作られたこだわりの生こんにゃくを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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