カレーの3日目は食べて大丈夫?常温の保存期限は?食中毒に注意!

1日寝かせたカレーはとてもコクが出て美味しくなるということを聞いたことがありませんか?カレーが美味しくなるのは、一度食材が冷えることによって味が浸透し、尖った味わいがなくなりまろやかな風味を持たせることができるということが分かっているからです。

そんなカレーライスですが、次の日ではなく23日後のカレーは食べることができるのでしょうか?

今回の記事では、

  • カレーの3日目は食べても大丈夫?
  • どのように保存すればいいの?
  • 常温保存はできる?
  • 食中毒症状が出たらどうすればいいの?

これらについて解説していきたいと思います。 

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カレーの3日目は食べて大丈夫?

常温はNG

カレーは基本的に常温保存はできないと思ってください。常温保存の時間が長くなればなるほど食中毒のリスクが高くなるので、常温で保存するのは基本的にはやってはいけません。

しいて言うなら常温でも日持ちは半日程度であるということを覚えておいてください。特に高温多湿の環境になる夏場のカレイは絶対に半日以上は放置しないようにしましょう。

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冷蔵庫ならOK

出来上がったカレーライスは常温で保存すると半日程度しかもたないので、基本的には冷蔵保存で保存する必要があります。冷蔵保存の日持ち日数は約2~3日程度で、長期保存には適さないのでなるべく早めに食べきることが大切になります。

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カレーが腐ったらどうなる?

白い膜がはる

カレーというのは非常に腐りやすい食べ物なんです。カレーの表面に白い膜がはっていたり、白い斑点がある場合があります。これらはカビです。取り除いても食べることはできません。

カビが目に見える状態は最終段階で、内部にはすでに無数の菌糸が繁殖しています。そのため表面だけを取り除いても、カビを完全になくすことはできないのです。

ネバネバしている

ネバネバして糸を引いている場合には、腐っている可能性が高いでしょう。ただし具材に糸を引くものを使っているなら、そこでは判断できません。ほかに見た目に変化がないか、においに問題はないかを確かめます。

それでも異常がなければ、食べてみるしか方法はありません。少量食べてみて問題なければ安心して食べられますが、異常があればすぐに食べるのをやめてくださいね。

明らかにニオイがおかしい

カビなど一般的な腐敗臭がする場合は、腐っている可能性が高いでしょう。そのほか酸っぱいにおいや、生臭い場合にも注意が必要です。腐りはじめには酸っぱいにおいがすることが多いです。

鍋のふたを開けたときに、少しでもにおいが違うと感じた場合には要注意。見た目、においに問題がなければ、食べて確かめてみましょう。

アルコール臭がする

食べ物からアルコール臭がするというのは、やはり異常ですよね。カレーからアルコール臭がするなら、発酵が進んでいるのかもしれません。こういう場合には、まず腐敗を疑いましょう。

ただしカレーにはたくさんのスパイスが入っているので、においで判断ができないことも多いです。見た目、においともに異常を感じない場合には、食べてみるしかありません。

不安な状態なら、まずはほんの少しだけ食べてみてください。

それでもなんともなければ食べられますし、そこでおかしいと感じたら食べるのをやめてくださいね。

舌がしびれる、酸っぱい

カレーの腐敗は、具材から始まります。見た目ではわからなくても、食べてみると具材が腐っていたという場合があります。

ルーに問題がなくても、具材も食べて確かめてみてください。ピリピリと舌がしびれるような感覚があれば、それは腐っていると言えるでしょう。

また、腐った食べ物は、酸っぱくなることが多いです。酸味というのは、腐敗が進んだ証拠。それ以上食べるのはやめておきましょう。

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食中毒になったらどうなる?

では腐ってしまったカレーを食べることによって食中毒症状が起きてしまった場合の対処法について紹介していきます。まずは食中毒症状とはどのような症状のことを言うのかについて解説していきます。

症状

腐ったカレーライスを食べてしまうと、腹痛や下痢といった食中毒症状が現れると言われています。特に気をつけなければならないのはウェルシュ菌による食中毒症状です。食後6時間から18時間くらいで症状が出始めます。

一度ウェルシュ菌が発生してしまったカレーは再度加熱しても殺菌することができないという厄介な食中毒菌です。

対処法

食中毒が出てしまった時の対処法は、水分補給をしっかりしながら体をゆっくり休めるということが大切です。

ここで大切なのは下痢止めや吐き気止めなどの薬は絶対に飲まないこと。体の反応でウエルシュ菌を体外に排出しなければならないのに、その排出作用を弱めてしまいいつまでも原因となる食中毒菌が体の中から出て行ってくれないと言う最悪の状況になります。

このような状態にならないように自己判断では絶対に薬を飲まないようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 基本的に常温で保存したカレーは半日以上は食べてはいけない
  • 食中毒菌が繁殖しやすい環境にある
  • 保存するなら冷蔵庫に入れて保存すること
  • 舌が痺れたり酸っぱい味がしたり、白い膜が張っている場合は腐っている証拠なので絶対に食べないこと
  • 食中毒症状が出てしまった時に下痢止めや吐き気止めなどを勝手に判断して飲まないこと 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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