韓国屋台の定番メニューといえばトッポギです。おやつやおつまみとして自宅でも作れる人気の韓国料理のひとつではないでしょうか。あのもちもちとした食感のトッポギを楽しみたい、でも固くて食べにくいトッポギを柔らかくするにはどうしたらいいのか、わからない!レンジ加熱それとも茹でるのがいいのでしょうか?今回は
- 韓国料理・トッポギとは?
- トッポギをつくるならレンジ加熱それとも茹でる?
- トッポギのアレンジメニュー
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目次
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トッポギとはどんな料理?
今では屋台の定番メニューとして親しまれている「トッポギ」は、元々は宮廷料理でした。そもそもトッポギとは、どんな韓国料理なのでしょうか?
特徴
もともと「トッポギ」は、細長い韓国餅をカンジャンという調味料で味をつけ、野菜や肉と合わせて炒め煮込んだ朝鮮王朝の宮廷料理です。
時代の変化にともない、症民の味へと変わり露天商で人気を博し、次々と専門店が開業していきます。今では、甘辛チーズや激辛、ピリ辛海鮮トッポギなどがあります。
そして水をそそいで加熱するだけのインスタントタイプの製品も開発され手軽に食べられるようになりました。
名前の由来
「トッポギ」の名前の由来は、餅を意味する「トク」と炒めるを意味する「ポギ」を合わせた言葉になります。直訳すると「餅炒め」です。韓国語の表記は「떡볶이」になります。発音は「トッポッキ」です。
原料
「トッポギ」の原料は、うるち米です。いわゆる日本の主食である米のことです。手作りをするなら、米粉や上新粉に片栗粉を混ぜ合わせて簡単に作ることができます。
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どんな味?まずい?美味しい?
もち米から作られる餅は、とても柔らかく、加熱すると伸びて溶けやすくなります。それに対して「うるち米」の「トク(餅)」は粘りはなく、それでいてモチモチとした歯ごたえがあります。コチュジャンと砂糖の甘辛いソースが「トク」に絡みつき、くせになるといいます。
食べ方
醤油味の辛くないトッポギで薄く切った牛肉を使用した「宮中トッポギ」、甘辛トッポギにチーズを合わせた「チーズトッポギ」、魚介のダシをベースにピリ辛味の「海鮮トッポギ」そして屋台でも人気のジャージャー麺のような黒いソースで作る「ジャジャントッポギ」があり、食べ方は色々です。
また、「トッポギ専用餅」と付属の調味料を温めるだけで食べられるインスタントタイプの「トッポギ」が市販されているので簡単に作れます。
トッポギを柔らかくする方法
「トッポギ用の餅」を十分に加熱しないと固い食感になってしまいます。では柔らかくするにはどうしたらいいのでしょうか?
たっぷりのお湯で茹でる
市販のインスタントタイプであれば、「専用調味料」と水を鍋に入れて「トッポギ用の餅」を加えて火にかければ、出来上がります。
手作りでうるち米からつくる場合は、たっぷりのお湯を沸かし茹でます。トッポギ餅を入れて浮き上がるまで加熱すれば完成です。氷水で一度冷やすのを忘れないようにしましょう。そして水気をきってから調味料と合わせて仕上げます。
何分茹でる?
茹でる時間は、10〜15分くらいになります。インスタントタイプは、10分程です。ただし、各販売元により茹で時間が変わります。
電子レンジで加熱する
電子レンジの場合は、「トッポギ用の餅」に水分を含ませ600w約2分を目安に加熱します。その後、ソースや調味料と煮込むのであまり加熱し過ぎないようにしましょう。
トッポギの美味しいアレンジレシピ
トッポギは、合わせる食材によってメインのおかずやおつまみ、おやつにもなります。トッポギの美味しいアレンジレシピを紹介します。
チーズ
トッポギ用の餅と甘辛合わせ調味料を電子レンジで加熱します。餅を柔らかくしたら別皿にもりチーズをのせて、再びチーズが溶けるまで加熱をします。モヤシやネギを加えてもよいです。
麺とあわせる
ラーメンとトッポギを合わせて作る「ラッポッキ」は、韓国でも人気のアレンジレシピです。甘辛スープやコチジャンを加えてインスタントラーメンで作れば簡単にできます。
卵と絡める
澄んだスープをベースにトッポギ用の餅と牛肉やニンニクを煮込み、最後に溶き卵を加え絡めます。韓国風の雑煮といえばいいでしょうか!韓国のりを添えれば風味豊かな仕上がりになります。
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まとめ
以上になります。いいのでしょうか?
この記事をまとめると
- トッポギとは、うるち米からつくる餅と肉や野菜、魚介のダシなどを炒め煮込んだ韓国の料理です
- トッポギをつくるならレンジ加熱は約2分を目安に加熱し、茹でる場合は、10~15分が目安になります
- トッポギに甘辛調味料にチーズを加えたり、澄んだスープに溶き卵を加えた雑煮風やインスタントラーメンと合わせてアレンジするのもおすすめです
加熱時間を守れば、モチモチとした食感になるし、合わせ調味料によって色々な味を楽しむことができます。ぜひ、色々な調味料や食材を組み合わせてみてはいかがでしょうか!